世の中、ダウン症の子の相談窓口で溢れていませんか?
行政の窓口もあるし、療育センターは皆さん利用します。また、少し大きくなると児童ケアや放課後デイ、NPOでのサポートもありますね。
しかし、これらは子供の問題解決やサポートばかりではないですか?もちろん丁寧に教えてくれたり、知らなかった仕組みに気づくこともあって子供の成長のために役に立ちます。
でも、自分の人生にドキドキしたり、面白そうと感じたりするでしょうか。
ダウン症親の会もあるでしょ?
たしかに人の繋がりは精神を安定させてくれたり、不安を軽減してくれるかもしれません。
しかし同じ悩みを大勢で共有していても、大きな問題は解決しません。目の前の小さな悩みは取り除かれるかもしれませんが、理想の将来やお金の悩みは変わらないです。
なので、子供でなく親の人生相談の窓口が必要なのです!
どうして必要なのか気がつけば、相談せずにいることがもったいないと思うでしょう。
今回は、ダウン症の子の相談でなく親の人生相談窓口が必要というお話をします。
親本人の相談が必要な理由
なぜ親本人の相談が必要なのでしょうか?
子育てのスキルや経験談、ダウン症の特徴や成長度合いなど先輩ママやパパに聞けばある程度はわかると思います。
でも、ダウン症親本人の人生を豊かにする方法は、ほとんどの人が知らないからです。
ダウン症の悩みが子供本人にはなくて、親本人にあることに気づいてないからです。多くの人は、過去に生きてしまっています。
辛い、苦しい、恥ずかしい、、希望がない、、不満、不安、、
これまで、そんなキーワードをたくさん聞きました。どうしてそう感じるのか、じっくり考えてみると、全部過去の話をしているからだと気づきました。
ダウン症の知的に劣る部分について、未来の不安をはなしているようで、
実は、過去からの経験で良くなかったことや、常識に照らし合わせて不安を感じているのですね。
なので親の常識を変えてあげて、目標ややりたいことを自分が思うままに設定して、未来に向かっていくことで、充実した人生になると確信しています。
多くのダウン症の親はすごなぁといつも思います。
なぜなら、情報収集に熱心だし、結構自分の思いを出せる明るい人も多いからです。なのでなおさら勿体ないと思うし、すこしコツをしれば、お金や生きがいの数値も爆上がりしそうです。
もちろんそうでなく超ネガティブ思考の人もいます。そんなひとも自分の楽しいことをみつけられれば、大きく変わりそう。
自分の人生が充実することで、どんな子であろうとそのエネルギーを感じで笑顔になったり、その子自体の人生も豊かになるに違いありません。
過去は100%関係ない
まずは、過去は関係ないと強く思うことです。ほとんどの人は過去に囚われています。その一番の原因は親子関係だと、いろんな本でよく言われていますが、親のせいにする必要はありません。
もちろん親の影響がない人は存在しないでしょう。
でも、その倍くらいあなたが親に影響を与えているのだから、それは良かったということです。
あなたも子供から甚大な影響を受けていますよね?子供がいなければ親という存在自体になれないのだから。
情動記憶というものがあります。
これは、あなたが何が大切か、重要かを毎日決定している感情のことです。芸能人の動向かもしれないし、介護している親の状態なのか、会社の先輩の意見なのか、子供の発育なのか、
なにか大事なものがあるはずです。
コーヒーが好きなのか、動画配信でなく映画館でみることが素敵だと思っているのか。
それの積み重ねがあなたの
- 習慣
- 無意識の選択
をしているのですね。これらのもとの材料はなにかというと
強い感情を伴った過去の記憶
なのです。
これはどうしようもないですね、変えることが難しい。良いことをしようとしてもこの情動記憶があればあなたの行動を防いだり、避けようと働きます。
無意識の習慣なので、何に縛られているか自分ではわからず、ダウン症のことでよりその習慣が強化されてしまっている可能性があります。
今日という日は、昨日の延長にありますよね、昨日決めたことを達成するように行動していることでしょう。
そして、この強力な情動記憶は、あなたがみたいものを見せずに、無意識の習慣にあるものしか見せてくれません。
それ以外の情報は無意識に拒否するからです。
たとえば、私がダウン症の親はコーンチングとすごく相性がいい!一度でものおすすめですよ。といってもまともに情報がはいってこないでしょう。
カウンセリングと何が違うの??と2秒くらい考えて終わり。または、占いのほうがましでしょ。
と思って思考をシャットダウンです。
つまり良い悪いの判断は過去の強い記憶です、占いが当たれば占い以上のラッキーをコーチングで手に入れなければ理解不能。
今見ている現実世界をよく見てください。
それは過去から作られているものなのですよ。
あなたの席の隣に、億万長者がいても気づくことはできません。過去にあったことがないからです。もし、自分にお金が沢山あったり、そういう世界で生きていれば、相手の行動で、あっ、仲間だと簡単に気づきます。
つまり目の前に繰り広げられている世界が人によってまったく別なのですね。
これは認知的不協和ともいわれます。
現実で自分の常識以外のことが起きると、認識させないように脳が判断します。なのでダウン症の子がうまれたことで、現実を出来るだけ見ないようにしているのです。
だから、子供の発達ばかり気になって、自分のことが気にならない。
本当は自分も子供以上に成長して、幸せになって、楽しくワクワク人生を生きるはずだったのに認知的不協和がその考えを隠してしまっているのです。
そういったことは自分では、なかなか気づけ無いので誰かに見てもらう必要があります。それが親の人生相談窓口です。
なぜダウン症のことで憂鬱になるのか
自分の過去が不安の原因だと分かっても、すぐにスピリチュアル的に人生を変えたり、別人になることはできません。
なぜなら、情動記憶が邪魔しているからですね。過去に経験した良いこと、悪いことの強烈な感情のことです。
それには、
- 承認依存
- 愛情依存
- お金の依存
- 完全主義
- 社会性依存
- 責任依存
- 自立性の依存
などがあります。
いろいろ書いていますが、すべて他人と比べて自分がどうか、と評価してしまっていることが原因です。
健常者の親の人生や、通帳の金額や、自分のもっている仕事や自立出来るかどうかのスキルのことなどですね。
これらがダウン症の問題と絡んできて
- 人生不利になった。
- 自由がない。
- 自分は劣勢遺伝子だ
- 余計自信がなくなった
- 人よりお金がかかる
など過去と結びつけてネガティブになります。
ということは、問題解決には自分を責めることをやめて、褒めることです。コーチから伝えてもらうと効果もすごくあります。
そうすれば、子供のことで憂鬱になる時間はありません、自分の人生でいっぱいいっぱいになるから。
それは悪いことではないです。自分の豊かなエネルギーを子供に伝えることができて、本当に子供に必要な優先順位を、厳選して伝えることになるからです。
人生のゴールを決めることが120%大切
ここまでお話したように、まずは過去を振り切らなければいけません。ダウン症の親にはとくに必要。
そのために過去ではなく、逆の未来を決定することです。
昨日までの条件で今日を生きても、現状が大きく変わることはありません。なぜなら、望んでいるものが見えないからですね。
そうであれば、未来からゴールを設定して、逆算し、強制的に見るしかありません。
強制的にと言って、マイナスなことでなく理想の楽しい未来を想像すればいいのですね。自分の子供の頃の楽しかった思い出がありませんか?
何かコレクションすることが好きだったら、今でも夢中になれるものがあるかもしれません。
旅行や、人と出会うことかもしれません。20年後の理想の楽しいことをしながら生活しているイメージを想像してみてください。
どこに住んでいて、何を誰としているか。
未来を設定することで、今何をしたほうがいいのか、少しづつ見えてきます。
男の子が真っ赤なフェラーリに乗りたいと目をキラキラさせたら、まず免許をとりますよね。お金をためて安い中古車を探したり、車好きのSNSに参加するでしょう、するとある時、乗せてくれる人が現れるかもしれません。
ダウン症の子に聞いても、答えは聞けないかもしれません。
でもあなた自身に聞くことは120%可能。
しつこく聞いてみたら答えがいくつか返ってきますよ。リラックスしてみましょう!
過去を振り切るのに未来を決めましょう。そうすればマインド自体が変わってきて、行動できるようになったり、考えることが面白くなったら占いより効果がありますよ。
子供の相談ではなく、親の相談窓口を見つけてみて、相談してみてください。自分で分からない部分を探しましょう。
それが子供と家族の人生を豊かにする最短ルートです。