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一歩も二歩も前進!障害者の親のためのコーチングとは?

 

理想の未来ってたまに想像していますか?いや、そんなものないから普通の子育てや生活がしたいと思ったりしますか?

障害者の親は、普通の生活より下にいると感じている場合、本当に豊かで生きがいのある生活があるしたとしたら、どんな未来が待っているかイメージできているでしょうか?

未来が面白そうと思うものがあれば、人生を変えるところまで行くエネルギーになります。反対に、このイメージがないと、現状維持になってしまい1年後も2年後も子供は自然と成長しているはずなのに、不安や不満は同じ状態のままでしょう。

 

人生を変える必要性があるかどうか

あなたは、なぜ人生を変えたいと思っていますか?もちろん、子供は健常者であるに越したことはないでしょう。

でも、どうしても、どうしても悩むくらい人生を変えたい理由がありますか?そうなったらいい、という想像は誰でもできることです。だから、たくさんの人が障害を理解するために本を買ったりして、何か役に立つ情報がないか探しています。

しかし、いくら本を読んでも、インターネットで動画を見ても人生が安心できて、生きがいを手に入れれるか、というとそれは無理なわけです。これは宝くじを買っているようなものです。なぜなら、宝くじは、最初から購入金額の半分が誰かに抜かれているので、「愚か者に課された税金」と言われるくらいだからです。

何が言いたいのかというと、障害者家族の人生を変えたいと思ったら、宝くじみたいに当たったらいいな!ではなく、どうしても必要というくらいの気持ちが必要なのですね。

でないと、その思考のままで止まってしまいます。

多くの親は、理想の人生に変わったらいいなという思いが、普通の家族と同レベルの幸せように考えています。その場合、バイトでもめちゃくちゃ時間をかけてお金を稼いで何かすれば良いし、頑張って働いたりすれば実現できてしまうことがほとんどです。

でも本当にやらないといけないこと、自分で出来ないと思っていることです。

会社員、OLとか主婦をしている人なら、最低限必要な金額は、すでに入ってきているので、それ以上何かするモチベーションはありません。そこで、障害者の子の将来があり、ギリギリのところで立っているので不安も感じてしまいます。

不安が大きくなるので、仕事が忙しいとか、育児家事が忙しいとか、お金がないとかやらない理由が先に来てしまいます。

なぜなら、何もしなくても生活を回していくのに何の支障も起きないからですね。むしろ、人生を豊かに変えたいと思い始めると、現状の時間やお金を使う必要があるので、生活に支障が出てきます。

すると、変えたくないと思う心理が働いてしまうのですね。

あなたの動機が、宝くじを当てたい大勢の親と同じくらいだったら、人生に大きな変化を起こすことは無理でしょう。

だから、しっかりと理想の未来をイメージすることが大切です。自分がどうしても実現したいと思える、面白いものでなければ効果がありません。

私はコーチとして障害者の親のために活動していますが、そのコーチングの世界では、ゴール設定というスキルがあります。

そのゴールは、どうしてもやりたいことでなければ意味がありません。そうでなければ、現状の方が圧倒的に勝ってしまうからなんですね。立派なことやただ大きいゴールにする必要はないです。

もちろん、たまたま立派なことであるかもしれません。それはすばらしいことだし、ぜひ実現させてください。しかし、究極的に大切なのは自分がやりたいと思うかどうか。

あなたが稼いだ後の未来にワクワクするなら、そこまで諦めないで進むことができるでしょう。

なんか、お金があったら障害者の施設にはいれるから幸せになれるという程度だと難しいです。お金があっても人生は豊かにならないです。会社員で忙しい人なら、お金があって、暇になったらいいと思うかもしれませんが、ママはそうではない人も多いかもしれません。やはり、家族や子供とうまくやって、やりたいことがないと、ただ暇なだけになります。

よくニュースで定年退職した人が暇でボケボケしながらインタビューを受けていますが、やりたいことがないと、つまらないということです。障害者の子をお金でどこかに預けても何か気持ちは釈然としなくなるのではないでしょうか。

障害者の親として、その課題を引き寄せたなら、どう元の人生を超えていくのか?

やりたいことがない世界には、脳も行く気がありません。仮に行ったとしても、退屈で嫌になってしまうでしょう。だから、今のうちから、理想の未来のことをよく考えておきましょう。それは別に家族に見せる必要はありません。

未来がつまらなければ、わざわざ現状を変えることはできません。外面的に立派に見えても、本当に欲しくなければ、無意味な日常です。脳は正直に反応しますよ。

 

コーチングをどのように考えているか

私はコーチですが、なぜコーチングをしているのか?上で話したことと同じように、コーチングをする理由が必要です。

コーチングが好きです、障害者の親の役にたちたいというだけでは、足りません。基本お金をいただいてコーチングしています。もし、コーチングが好きなだけなら、無料でやってもいいからです。

また、ビジネスがやりたいからというのでも足りませんよね。なぜならビジネスをやりたいだけなら、コーチングでなくてもいいからです。別に、特段コーチングが物凄く稼げるビジネスというわけではありません。お金儲けの手段なら、他にたくさんあります。

なぜコーチングをしているのかといえば、障害者の親の人生を豊かにするための仕組みづくりがしたいからです。そのために法人化したり、コーチングを通して色々な人に会いたいとも思っています。こういった理念があるのですね。

そう考えると、障害者の親も、やりたくないことを無理に考えても意味がないし、面白いことをやりたい、やればこうなるという理念を持ちましょう。

 

本気でコーチングで豊かにする

人生を変えたいと思ったら、なぜそれをするのかという理由に納得しないと、行動できないでしょう。悪いことをしていると思って、必ずブレーキを踏んでしまうからです。

お金をもらってコーチングをするのはなぜでしょうか?それは、私自身が、まず豊かになってそれをあなたに伝える必要があるし、継続してコーチングの価値を伝えるためでもあります。

また、お金を払ってコーチングを受けるのはなぜでしょうか?それは、誰からから教えてもらわないと気づけない事があるし、コーチがいるという絶対的安心も強いエネルギーを有無からです。また自己投資をしないと本気になれない場合も多いからですね。

あなたが、コーチングでたくさんの人をサポートしたいです。ですが自己犠牲をするコーチにはなりたくありません。

コーチングは、クライアントがコーチに影響を受けます。受けないようにいくら気をつけても、人間関係なので何らかの影響があるのですね。そのとき、自分が自己犠牲をしていたら、クライアントにもそれを伝えることになります。また、やりたいことをやらず義務感で生活していると、そういう雰囲気も伝わってしまいます。コーチングの非言語というものなのです。

私がやりたいことを実現して、未来に向かっていればクライアントもその影響を受けます。私が新しいことをすれば、クライアントも、「していいんだ」と納得できます。

私の次男はダウン症ですが、そうやって同じような境遇の障害者の親に、エネルギーを与えていくことができることは嬉しいことなんですね。

もちろんクライアントが丸ごと私のコピーになる、ということはないですが、コーチングを受けてもらうということは、それだけ大きな影響力を受けるということでもあります。

逆に、それくらいの影響力がないとコーチングって意味あるの?カウンセリングやヒーリングと変わらない、まだ占いのほうがまし!みたいになってしまいます。

本気で人生が変わった方がいい!と思っている人を相手にするから、コーチングが強力な魔法になるのです。
私の持てるクライアント数は限られています。なので、本気の人と繋がりたいのです。
そうしたら、クライアントもしっかり価値を受け取って、お互いに豊かになることができるわけです。

自分は変わってもいい!という許可を自分に出してくださいね。こんなことが出来たら面白い未来になるはず、それを実現してもいいんだ、と許可を出すことができれば、現状が変わります。

許可を出せずに、ただの障害者の親として、現状から見える不安を埋めようとすれば、もっと現状が強くなります。

なので、理想の未来をイメージして、本気で実現してみませんか?

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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