ダウン症の子育て

ダウン症の親のうつが半年で消滅?子供に依存するのを辞める方法

 

子供のことで将来の不安が大きくなると、ネガティブな気持ちが頭から離れなくなりませんか?

人の脳は危険を避けるために、不安なことを普通よりも大きく感じてしまうものです。なので何か悩んでいても他人から、軽くあしらわれたりした事ありませんか?

このような不安は無意識でもずっと感じていることなので、将来の希望がみえなかったり、思考を変えられないとずっと思い続けて脳がオーバーヒートしてしまうのですね。すると頭に闇がかかったように、重くやる気もおきなくてうつ病のようになってしまいます。

ダウン症の子供のことでも、将来良いことが起きる、大丈夫、未来は楽しい、豊かだと感じられないと、あなたは重いうつ病になったり、そうでなくても、その一歩手前でウロウロして、自分のやりたいことも見つけられない人生になってしまいます。

では、うつっぽい気持ちを消滅させるためにどうすればよいでしょうか?

多くの親は、いつも時間がなくて、忙しい、やりたいことができない、育児家事ばかりで時間があっという間に過ぎさってしまいます。なので、必要なことは家事育児を辞めることです。

辞めるといっても全部やめることは不可能だし、子供は本当にかわいいと心底感じることができます。でもある程度自由な時間を手に入れなければ、本当にあなたがやりたいことも、生きがいも見つけられないのですね。

今回は、うつを消滅させるために必要な、自由な時間を手にいれるための方法をご紹介します。

 

時間の自由は、生産性で手に入れよう

同じ仕事をしていても、同じ育児や家事をしていても、生産性が上がると短時間で終わるようになります。

ダラダラとやっていると時間がかかってしまい、他のことに使う時間が削られるのですね。
生産性を上げて自由な時間を確保して自分時間をつくりましょう。

自分時間なんて特にやることないから必要ないよ!と思われるかもしれません。しかし、自由な時間をつくることは人生において重要なことです。

なぜなら暇な時間こそが、人生で一番豊かな時間が流れているからです。他のことにしばられないあなたらしい自分の時間、これを確保ぜずに、心から充実する未来はやってこないのですね。

そのための、時間の自由を作る4つの方法がこれです。

  1. 無駄な仕事を削る
  2. 時間を区切って集中する
  3. 午前中に一気にやる
  4. 邪魔がはいらないようにする

ひとつずつ解説しますね。

無駄な仕事を削る

無駄なことをしていると、そこに時間を取られて生産性が下がります。サラリーマンやOLなら、顔を出すだけのWEB会議とか、無駄なエクセル、ワード作りなどがあると思います。

無駄とは何でしょうか?それは価値がない行動です。価値とは他人にとって影響を与えたり、楽にしたり、嬉しくするものです。

たとえば、家事ではご飯の用意や洗濯、掃除は家族みんなの役に立つことですね。でもこの中でも自分が全部動かずにできるものもたくさんあります。買い物は、配送サービスを利用すれば回数を減らせますし、洗濯ものは乾燥機付きに変えたり、ランドリーサービスも利用できます。色々調べてみてください。その時にお金のことは考えないで検索してみましょう。

ただ、もちろんコストはかかってきます、その解決策は別のブログでお話しています。何が言いたいのかというと、お金よりも自分の時間が大切ということです。

一部の無駄なもの、システム化したり外注や、他の人に任せるなどして、削ってください。そのために、優先順位をつけることが大切です。やってもやらなくてもいいことを見極めて、なくしていきましょうね。

時間を区切って集中する

昼と夕方、夜、以上!みたいになっていないですか?

まず、時間を区切ることをしてみましょう。20分というのが人間が集中できる時間だと脳科学的に言われています。

1980年代にイタリア人のフランチェスコ・シリロ氏によって作られた、キッチンのタイマーを利用した効果的な時間管理術で、ポモドーロテクニックというものがあります。

25分集中して、5分休憩するというのを繰り返す方法です。なので脳の使い方にピッタリなんです。30分の中で、できる限りやって、途中であっても一旦やめてましょう。

こうすることで、ダラダラやることを防ぎ、生産性が上がります。

集中力が下がるのは、無意識の思考に邪魔されるからです。今、あなたのパソコンの前で一分間だけこのブログを読むのをやめて、何も考えず無になってみてください。

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どうでしたか?途中で気づいたら勝手に余計な思考が生まれてきませんでしたか?もしあれは、無意識は、迷ったり、悩んだり、嬉しかったり、他のことを自動的にあなたの脳の記憶から引き出そうとしてきます。

無意識で、無の気持ちずっといることは本当に難しいのですね。こうしたことが気が散ってしまうことが原因です。時間を決めていないと、無意識の思考があなたの行動の邪魔をして、なんとなくプライム動画を見たり、スマホゲームをしたりして、生産性が落ちたりします。

25分これをやると決めておく。

するとそれらを無くすことができます。

午前中に一気にやる

午前中がゴールデンタイムというのは聞いたことがあるかもしれません。

脳の疲れが一番少なくて、生産性が高い時間帯です。この時間にどれだけ集中できるかが大切です。午前中には一番大事なことをやるようにしましょう。それは育児家事を削ってでもやったほうがいいです。

起きてから時間が経つほど脳がどっと疲れてくるので、集中力がガタ落ちします。とくに本当はやりたいことがあっても、時間がなくてもう夜になって寝てしまう、、と悩んでいる人がいるのではないでしょうか?そうすると、どんどん先延ばしになって結局1年後も同じ生活をしていることになります。

1年後そうなったら、凄く罪悪感がでてくるでしょう。

なので、重要で緊急なこと(育児、家事、仕事)よりも、「重要で急ぎでないこと」に目を向けることが大切です。

多くの親は、家事育児仕事ですべての力をつかってしまい、後は愚痴や理想を語って終わってしまいます。それでも良いのですが、何かその時すっきりするだけで、ダウン症の子と人生が変わるといった体験は出来ないと思います。

愚痴や理想で終わらせたくない!自分らしい豊かな生活がしたい!と少しでも感じるのならば、まず自分時間を確保することです。

それを優先して午前中に取り込むことで一日が変わっていくし、次の週は新しいことでわくわくしているかもしれません。

邪魔が入らないようにする

メールチェックとか、スマホ検索、LINE、話しかけられるなど、集中を中断されると、そこから持ち直すのに時間がかかってしまいます。

何度も中断が入ると、全然集中できなくなります。経験があると思います。
まとまった時間を作って、邪魔が入らないようにしてください。

特に午前中にそうしてください。サラリーマンやOLだったら、電話を取り次がないように頼んだり、メールを見たりしないようにしましょう。メールやSNSの通知機能は人生の豊かさを下げる仕組みともいえるかもしれません。

コミュニケーションは大切ですが、依存症にならないように時間をあけましょう。

もし、邪魔が入ってしまうようなら、OFFにしたり、入らない環境に移動して、そうした環境を作れるように工夫してくださいね。

 

やりたいことをやれればうつは消滅する

やりたいことができない、やりたいことがないと思っているのは子供に依存しているからです。

うつは、依存関係にあると重症化します。会社でも上司部下の関係で離れることはできず、悩みうつになります。子供の悩みも人と違ったり重いことでうつになってしまいます。

依存関係を減らしたり、気にしなくするために、自分の人生でやりたいことを見つけましょう。子供に関係ないことで全然大丈夫です。

そして、そのやりたいことを見つけるために、時間の自由を手に入れてください。

仕事も、自分がやりたいことをしましょう。多くの人は、嫌か、嫌でも好きでもない労働を、休日のためにする日々です。休日だけやりたいことをして、あとは我慢して働く、となっているので、やりたいことができず、時間がないと思ってしまう。

これを解決するには、仕事もやりたいことをやれば仕事が自分の自由時間になります。平日も自由時間だし、休日も自由時間ということですね。

それにやりたいことをすると、生産性も高まるので、同じ時間でももっと質の高いことができるようになります。子育ても育児勉強や、知能、運動能力をあげるのではなく、子供と行きたい場所、やりたいことをしてみましょう。

まず、実際に行ってみたり、やってみることです。すると以外と出来たり、直した方が楽しめたなという点が分かってきます。

ダウン症の親もお金が増えれば、時間を作ることができます。それが、自分がやりたいことで、お金が入ってくるようになれば、やりたいことを仕事にできます。

やりたいことで生きていくのは難しい、という人もいると思いますが、ではその人はどれだけ試してみたでしょうか。多くの人が学生の時のバイトと、卒業してから入った会社や、同じ業種で働いています。

家族も付き合う人はその地域の人に限られてきます。

ということは、最初から見えている狭いレールの中でしか考えられていないわけです。そのレールは、親とか、先生などに教えられたものなのです。

お金がない、時間がない、やりたいことはない、でも子供の将来は不安

電車の窓から、外の世界を見ただけであそこは危ない、不幸、大変とか思っています。電車を降りて、レールの外の世界に足を踏み入れたことがないのに、判断しているわけです。

ダウン症の親は、すでに健常者の子供がいる世界とは別の場所にいます。世間の親にはわからない苦労や考えで溢れています。そうであれば、また別の場所にあなたが移動するしかないのです。

電車のように行き先が決まった世界から、自然の中に踏み出してみれば綺麗な小川が流れていたり、気持ちいい風が吹いているかもしれません。新しい発見があるでしょう。また、失敗もあるでしょう。

それは、一度踏み出した人にしかわかりませんし、他の事をしたら楽しいかもしれないですよ。

どんな働き方にしろ育児にしろ、自分がやりたいことをすれば、その時間が自由時間になります。遊んでいるのと区別がつかなくなるのですね。

それが、子供と一緒に豊かな人生を作る方法です。

 

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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