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子育てで親の死後が不安なら一般常識を変化させて生活を変えてみませんか?

 

親の死後に子供の生活がどうなるのか不安な人は多いです。とくに障害者の子供を持つ親はそれにあたるかもしれません。ダウン症の子もその対象になるでしょう。

将来施設に預けるお金が必要になるかもしれないと思ったら、すぐに行動する必要があるかもしれませんよね。でも、今の仕事以外に自分は何も出来ないとか、そんな能力はないと思っているのなら、その常識を変えて上げる必要があるかもしれません。

今回は、自分の死後に子供のことが不安なら常識を変えて行ったほうが良いというお話をします。

 

まず小さな常識を変える

自分の性格は価値観、好き嫌いと言った大きな常識に変化を起こすには、まず小さな常識の変更をしましょう。

常識を変えていくために、ゴール設定という考え方があります。そしてこのゴール、つまり目標は常識の外に設定するものです。

でも常識の外とかゴールとか言われても良くわからないと思うと思います。

常識の外は自分には見えないのでまず何をすれば人生が変わるのか、お金が入ってくるようになるのか分かりません。その理由は、脳には認識フレームというものがあり、現状に無い情報をシャットアウトするからなのですね。

では、どうすれば常識や現状の外が自然と見えるようになって生活環境を変えることができるのでしょうか?

そのためには現状の「フレーム」を変えれば良いです。

現状のフレームとは、今の自分の認知のクセと言ってもいいでしょう。つまりいつもどんな行動をするか、どんな思考をするか、ものごとをどう捉えるかなどです。では、現状のフレームを変えるためにはどうしたらいいでしょうか?

それは、自分の中の小さな常識を変更することなのですね。

たとえば、歯磨き一つで大きく現状が書き換わる可能性があります。

僕は以前歯磨きを朝ごはんを食べた後にしていたのですが、あるとき寝起きの朝ごはんを食べる前にしてみました。すると、朝ごはんを食べる前、寝起きすぐの歯ブラシが断然いいことに気づいたのですね。

まず寝起きに歯磨きすると気持ちがよく、目が覚めます。気分がよくなって朝の時間の生産性も楽しみも倍増しました。調べてみると、寝起きに歯を磨いたほうが虫歯にもなりにくいようです。

というのも、寝ている間は唾液が少なくなるので、朝の口内環境は悪くなります。その状態を早く解消するほうがいいからです。

何が言いたいのかというと、

たったこれだけ変えるだけで、長年続けてきた常識が外れて、見えなかったものが見えてきます。健康面でも良い影響が出るでしょうし、この変化はとても大きなもの。

このように、自分の中のちょっとした常識の変更をしてみてくださいね。

 

小さく現状を変更させる例

たとえば、いくつか例を挙げてみますね。

  • 子供のご飯の時間をづらす
  • 帰りの電車では、知らない駅で途中下車する
  • ダウン症のイベントに途中参加してみる
  • 携帯を英語表示にする
  • オーディオブックを聞いてみる
  • 冬に子供と温水プールにいってみる

こうした小さな変更を試してみるのです。

新しく何かを始めるのもいいでしょう。

  • 趣味を一つ増やしてみる
  • ダウン症親の友達を作る
  • 130ページ知らない分野の本を読む
  • ヨガ教室にいってみる
  • 逆立ちの練習をする
  • 空き部屋に子供用の運動部屋をつくる

などなど、面白そうなものを考えて実践してみましょう。

また何かを新しく始めるのが嫌な場合でも、今やっている習慣のタイミングを変えたり、習慣をやめたりするだけでもかなり違うと思います。

  • タバコやお酒をやめる
  • 残業をやめる
  • 話すとき無駄に「うける」というのをやめる。
  • ネガティブなセルフトークをやめる(ちなみにおすすめはテレビを捨てることです。これは強力。)

変更するものは、小さなことでかまいません。私たちのフレームというのは、小さなピースがたくさん集まって、それが相互に関係し合って成り立っているからなのですね。

そのため、小さなことをちょっと変えるだけで、全体のフレームも変化するのです。

まずは、自分の中で「常識」になっているものを洗い出してみましょう。

そして、それを一個ずつずらしたり、やめたり、または新しい常識を増やしたりしていきます。小さな変更を続けていくことによって、あなたのフレームはダイナミックに動いていくことになるのです。

それは人生を変えていくフレームになるかもしれません。

 

小さな変化で死後の世界を変える

そうすると、徐々に新しい世界が見えてくるのが分かると思います。自分にとっての常識の外側の世界が見えてくる時が来ますよ。

将来のことが不安なら、現状を変えるといいと思います。小さな現状も変わらないのでは、未来の延長線上では何も変わってないことになります。小さく変えれば先の未来では大きく変わっている可能性があります。

ダウン症の子の事で不安で、お金も必要なのであれば、まず小さく環境を変えてみましょう。そうすれば、自分のやりたいことや目標が見つかります。そうして自己投資をしていくことで、お金も自然とはいってくるようになります。

今まで見えなかったものが見えてきて、子育て以外でゴールが発見できるはずです。

あなたの中の固定化している「小さな常識」はなんでしょうか?それを変更してみましょう。大きな自己変革が出来て、死後の世界が変わるかもしれません。

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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