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お先真っ暗な傍観者思考をやめてダウン症の子とワクワクする未来を見たい

 

「未来が見えない」と思っていませんか?

これは、「子供のことでお先真っ暗だ」「将来の良いイメージが見えない」と言い換えても良いと思います。不透明でなにも見えないと気持ちも安定しません。

「未来が見えない」状況だと、何をしていいのかわからず、不安になってしまいますよね。

不安で、とりあえず資格を取ろうとか、子供の◯◯育児教室を頑張らなきゃと思ったりするかもしれません。でも、お先真っ暗な状況を解消するには、もっと根本的な方法があります。

それは、「過去を捨てて、未来を見る」ことです。

もちろん本当に未来がうっすら見えるといったら、オカルトやスピリチュアルになってしまいます。しかし、ほぼそれに近いことを行います。つまり、未来のゴールのイメージを作るということです。

そのためにまず、変えてほしいのが「未来は見えるもの」「誰かが見せてくれる」という発想です。

そうではないんですね。未来は自分で見るものです。誰かが見せてくれるわけでもないし、自然に見えてくるわけでもありません。

なぜ、「未来は見えるもの」「誰かが見せてくれる」という発想になる人が多いのでしょうか?それは、「世の中は、誰かが動かしているものだ」と考えているからだと思っています。言い換えると、「日本」というドキュメンタリー映画、ノンフィクションを見ているお客さんのような意識です。

お客さんの意識があると、政治が何々してくれないとか、自分の責任じゃない、という傍観者マインドになってしまいます。

「難しいことは誰かに任せて、小さな幸せを大切にしよう」「大きな目標は立てずに、身の回りのことを考えよう」などの考え方も、傍観者のマインドです。これは、自分が何をしても世の中は変わらない、という非常にエフィカシーの低いマインドなんですね。

別のいい方をすれば、労働者思考です。成功者思考とは全く逆の頭の使い方なんです。ダウン症の親であればハンデがあるところからの家族がスタートしているので、労働者思考ではだめで、成功者思考になる必要があります。

つまり人生を豊かにする思考のことです。

自分が何かすることで、世の中が良い方向にいったり、救われる人がいたりするかもしれません。小さなことで言えば、自分の街で道路が劣化しているのを発見したとして、それを市役所に電話して改善するように要求すれば、すぐに改善するかもしれません。

そんなことで、国とか、世界に対しても、何かできるかもしれないのです。ダウン症の子の繋がりをつくったり、自分の可能性を広げたりして、何かが起こる。

だから、まず傍観者マインドを捨てて、エフィカシーを高くし、未来は自分で作ることができるんだ、というマインドを持ちましょう!

そして、自分の望む未来のイメージを作り上げていきます。未来を見るのは難しいことではなく、ただイメージするだけのことです。たったそれだけで未来を見ることができます。イメージするかしないか、と言われて「イメージする」ほうを選ぶだけなのです。

ほとんどの人は、なんとなくしか未来のことを考えてないと私は思っています。「うちの子はパラリンピックで日本代表になる」と言える人、「うちの子は周りのダウン症の子をまとめるリーダーになる」といえる人はあまりいません。

未来を真剣に考えると人に伝えたくなります。それは人目を気にすることなく本当にそうなってほしいから伝えられることなんですね。

そして、楽しい未来を見るためには、現状のことを一切考えないことが必要です。

現状自分に能力があるかとか、お金があるか、とかそういうことを一切考えずにただ「こうなったら嬉しい!」「こんなことをしたい!」というイメージをしましょう。

なぜなら、現状から考えると、ますます現状に縛られてしまうからです。思いきり都合がいい世界を作っていいんですよ。そして、未来を見ることを毎日行ってみましょう。そうすることで、未来がよりはっきりと見えるようになり、その未来は自然と実現されていきます。とてもシンプルで簡単。

「未来が見えない」と言って悩んでいる暇があれば、楽しい未来をイメージしてみましょう。エフィカシーが高まり、どんどん毎日が楽しくなること間違いなしです。あなたにも簡単にできますよ。

もし、いやいや全然イメージできない!

と言われるのだとしたら「お先真っ暗な傍観者思考」が生まれる大きな原因は、マスコミの影響を受けすぎていることだと思います。

マスコミは、視聴者の不安を煽ることが商売なので、お先真っ暗な情報ばかり流します。そうしたメディアの影響を受けることで、なんだか未来はどんどん悪くなるようなイメージができてしまうのでしょう。ニュースサイトやテレビは消費心理を煽り、不安を植え付けて思考させないようにコントロールしてくるのです。ほとんど知られていませんが、私はテレビを見なくなって毎日が平穏になりました。

ダウン症の子や兄弟家族、親のこと、クライアントさん以外のことを真剣に考える以外、心が上げ下げしなくなりましたよ。

あなたの理想の未来を見るためにも、テレビを捨てて、メディアの情報を鵜呑みにしないようにしましょうね!

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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