良くないことや、気分が悪いこと、イライラすることがあったら「もう考えたくない」「後回ししたい」と思うこともあると思います。
ダウン症の子供のことでも、自分のことでも上手くいかないと先が見えないのでたまに心が折れそうになったりしませんか?
そうした育児の失敗があると、それを避けるために何か学ばないといけない、道具を買わないといけないという思いになる場合があると私は思います。
これは「悪いことが起こってはいけない」と考えてしまっているからです。
しかし悪いことは、ほんとうの意味で悪いことではありません。
会社の仕事でも、育児でも何か悪いことが起きるとそれを否定してしまうことが多いかもしれません。
考えが悪かった
タイミングがよくなかった
運がなかった
子供のせい
自分のせい
スキルがなかった
時間がなかった
こんな感じで頭にふとよぎるもの。
しかし、悪いことは本当に悪いことではありません。最悪と感じることは、お告げになっているのです。お告げというとスピリチュアル的かもしれませんが、お知らせとでもいいますか。
つまり、自分が直さないといけないところや、次のレベル、次の育児環境にいくために必要なことを教えて貰っているということです。
もちろん感情的に、受け入れることが出来ない場合もあるかもしれません。しかし一歩引いて第三者的にみると、そこを修正出来ればもっと違う展開になったりすることがあります。
私は、よく忘れ物をする子供でした。それは学生になってからも続いていました。ある時携帯を電車に置き忘れてしまい、見つけるのに苦労したし、その間すごく不便でした。
「今後も大切なものをなくし続けるかもしれない」、どうにかしないとと強く感じました。
その時から電車から降りるときは必ず自分の席を見てから降りるような癖を自分でつけたのです。それは、電車だけでなく、お店や他の場面でも応用がきいていて、あらゆる所で置き忘れするのを何度も阻止しています笑
運が悪かったと思うだけでなく、面倒くさくても改善することで将来の損失が減り、よくなると考えたのです。これは自分が感じたお告げですよね。ここを頑張って治すことで、人生に良いことが波及していくと思えたからです。
こんな風に悪いことがあっても、それを自分へのお知らせだと思って変えていくことが大切です。
悪いことはストレスだし、二度と関わりたくないと思うかもしれないですよね。でも多くの人はそこで、その出来事を棚上げしたり無視しますが、それが自分にとって良いこと。
相手は関係ない、相手は無視、相手のおかげではない
自分事だと捉えてみてください。
そうすれば、成功まで持っていくことが出来るし、何が原因でそのポイントは何なのか自分で考えてそれを直せば、一歩すすめるのですね。
もちろんいきなり成功は出来ません。なんども繰り替えし改善する必要もあるかもしれません。
私の次男はダウン症ですが、育児でも、「最悪!」と思うことももちろんあります。その時に、この出来事はどういう意味があるのだろう、私に何を見直せといっているのかいつも考えるようにしています。
ものをなげたり
しばらくうんちがでなかったり
学校にいくのを抵抗したり
寝なかったり
大声でさけんだり
ご飯をたべなかったり
笑顔でたくさんおしゃべりしてくれたり
その時々で、どんな意味があるのか考える。
よく言っていますが、ほんの少しポイントを変えるだけで大きく変わることがあります。
たとえば、おもちゃを恐竜からパズルにさっと変えてあげるだけで何時間もあそんでくれたりします。
こんなかんじで、コーチングで言っているのが労働者思考の場合は、効果がないとすぐに学び直したり、新しいことを始めようとしますがそれではレベルがかわりません。
失敗したとしても、自分が変わるチャンスだと思って、何か問題だったのか、どんな意味があるのか少し変えてみることが大切です。また、それを続けることですね。
原因は、みんな違うので何を変えたらよいか今この場で具体的に伝えられませんが、まず考えてみましょう。
そして周りの人や、コーチなどに話してみてアドバイスや新しい考え方を聞くこともできます。
そうやって、「あっ、これはお告げだ!」と思えたら、それをチャンスに変えていけばどんどん人生が楽しくなってくるはずですよ。
ダウン症のことで悩んでも、もう、相手や環境、時間、などいろいろなことのせいしなくてもよいですよ。