目標設定

自分の時間がなくなるを無くす考え方

 

子供が出来て自分の時間がなくなるとうっすら恐怖に感じていませんか?

とくにダウン症の子の育児や療育、教育で手間がかかると感じていたり、子供の習い事のスケジュール帳が予定で埋まってないと不安だと感じたことなどです。

毎日努力しないといけないような気がしたり、なぜかゆっくり休息も取れない、と思っている方もいるのではないかと思います。

完璧主義になりすぎて、子供を正常に近づけようとすればするほど、やることが増えていくような気がしてしまいます。コーチングでは、目標達成するための考え方や思考のブレーキの外し方などを一緒に考えたりします。その中でも大切なのが目標、つまりゴールを決めるということです。

そして、あなたのゴールにとって「必要なとき」に「必要なだけ」「必要なこと」をするのが、ゴール達成への早道なんですね。

休んではいけないとか、いつも努力していないと行けないという思い込みを持っている人は結構いるようです。そういう方を見ていると、まるで受験勉強でもしているかのようにみえてしまっているるかもしれません。

もちろん勉強はためになるかもしれませんが、本当に20年後心置きなく豊かに暮らしていること(ゴール達成)を考えると、かなりずれていると感じてしまうんですね。

自己啓発や育児セミナーなどで、「スケジュールを一杯にしなさい」「日記を毎日つけなさい」と言われたりします。またスピリチュアル界隈では、「エンジェルからのお告げを聞こう」と言われたりしますが、これでは本末転倒になってしまうのですね。

スケジュールを一杯にすることが目的ではなく、目標やゴールを達成することが目的ですから、スケジュールが一杯になったところで、明後日の方向に努力したとしても、まったく意味がないと思っています。

もちろんゴールによっては休みなく動かないと達成できないこともあるでしょう。

だいたい、人生ですぐ成功したり、いいことばかりが起こることはありません。私もそうだったしあなたもそうだったはずではないでしょうか?次男がダウン症だったことも私の挫折の一つでもあります。

多くの成功者が成功より失敗の方が多いと言っているように、人生でダウン症の子と周りを気にすることなく楽しく、お金に縛られないで生きていくには、これからも小さな失敗をしていくことは確定事項です。それでも、失敗を失敗と感じずに、前向きに捉えて進んでいくためにゴールを見つづけながら生きていくのが凄く良いはずです。

そんな時は、休みなく動いて辛いとか、人生意味あるのかなとか思ったりするかもしれません。逆に心のブレーキがスッと外れるとあっという間に別の人生になるかもしれないのですね。

いつ休みをとって、いつ行動してどのくらい何をするのか、というのはゴールによって変わります。頭も体も長い時間使うことなく、達成できてしまうこともあるでしょうし、スケジュールをびっしり入れて、フルパワーで24時間営業しないといけないこともあるかもしれません。それは、ゴールから見てみないとわからないものです。これはスピリチュアルとか占いとかそういった他人便りのものではなく、自分で人生を変えたいとか、もっとよくしたいと強く思っている人が出来ることなのですね。

たとえば、あなたが住んでいる地域の育児環境をもっと充実させたければ、何年もかかって草の根運動が必要になるかもしれません。一方、志強くて優秀な人が選挙にでて当選し、子育て支援の政策を実行すれば1年で実現する可能性があります。

この場合、当選した人はゴールを達成してしまったので、やることは無くなります。やたらと人に会う必要もなければ、スケジュールを1分単位で埋め尽くす必要もないわけです。政策どおりに人が動いてくれるからですね。自分はさらに子育てについて、もっと大きなスケールで考えていけばよいし、たまに地域に顔を出して「今日も子供たちはいい笑顔してるな」と思っていればよいですね。別に世界旅行にいっても、北海道の富良野をドライブしたり、沖縄の伊良部島のホテルでビールを飲んでてもいいわけです。

逆に、スケジュールを埋めようとか、とにかく行動しようと考えていると、抽象度が下がってゴールから遠ざかってしまう危険があります。

たとえば、会社の上司がいくらスケジュールを埋めて小さな案件をあくせく受注してきても、給料は全く変わらないかもしれません。また起業しようとして資格をたくさん取っても、資格がたくさんある人で終わってしまうでしょう。

子育ても同じことが言えると思っています。ダウン症の子と未来の理想のゴールを達成するためには、やたらとスケジュールを埋めようとか、行動しようなどと思う必要はないのです。

ゴールをコンフォートゾーンにして、理想のゴールにとって必要なことを、必要なときに、必要なだけすることがゴール達成のための最良の方法なのですね。

 

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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