ダウン症の子育て

ダウン症の子が生まれた過去を消去する

 

私は、なぜか出会う人みんな尊敬してしまいます、もちろんクライアントさんもそうで、みんな前向きで個性があって、自分はこうなれないやと思ことも多いです。

みんないろんな能力があって、それは専門知識だったり、運動能力だったりです。とくに人を引きつけるような人は、自分の話題を相手にイメージさせるのが凄くうまいですね。相手がイメージしてくれるから共感したり、理解できたりするんですね。

そんな人は、もう少しこうすれば、ここの心理的なブレーキを外せたら活躍の範囲が何倍にもなるだろうなという人もいます。

ある仕事の話の途中で私が、「じゃ、相手に◯◯と言ってみてください」というと、「うーん、そうですね」といったそっけない返事。

こんな風に、すごくコミュニケーション能力が高そうな人でも、自信がなかったりすることもあります。昔、嫌な目に合って自分は変われないと思っていたりします。

でも私から見たら、この人は別人になりそうだなと感じたりします。そういう姿を見ていると、能力を自分でめちゃくちゃに制限しているように見えるのです。事実として、本当にそうだなと思います。

ダウン症の親でも別に変わりがなくて、めちゃ優秀な人や、キャリアウーマンのママやみんながんばっている人ばかりです。そして、ダウン症の親は想像していた人生と変わってしまったかもしれません、でもこれはある意味チャンスでもあると思っているのです。

 

未来の可能性を信じる

私は過去ではなくて、未来の可能性の方をずっとみていたいと思っています。適切な方法でマインドを変えていけば、絶対能力を発揮出来ると思っています。

ダウン症の親でよくNPO法人を立ち上げたりしている人もネットでみます。未来力が強いのだと思います。現状よりも未来のほうが現実的でないと、わざわざ自分の時間を割いて出来ないですよね。

目標設定で大事なのは、このポイントです。

過去からの延長線で考えるのではなく未来の可能性を信じるのです。未来にすごくなるとしたら、今もうすでに驚異的に良いということです。

最近子供と一緒に勉強するために、また数学(微分積分)をやり直しています。ニュートンやアインシュタインはすごい人でしたが今振り返ってみれば、最初からすごいかったと思います。相対性理論やら、自分と周りの人は流れている時間も速さもそれぞれ違う、その違いが感じられないのは変化が小さすぎてみんな同じ時間だと錯覚しているというんですから、世界はそうなっていると確信していないと導けないレベルですよね。

同じようなこと、自分にもしてみるのです。あなたも、もしかしたら、自分の能力を低く見積もっているかもしれませんが、すごく潜在能力があるはずです。その点は信じてください。

自分にはゴールを達成する能力があるのだ、と思うのです。

 

自分を無意識に信じていた過去

私は、小さい頃から引っ込み思案で、何か自分でものを決めたりするのが凄く苦手でした。それは高校の頃グループにいてもそうだったし、社会人になってからはさらに個性が集まる社会の中で結構しんどかったのも事実です。

それでも、自分でやりたいことはいつもありました。

アロマにハマっていたときは、コーディネーターの資格をとろうと思って途中で投げ出したり、逆に過去形も知らない英語音痴の自分が英語を知りたいと思って、気づいたら2年も海外にいっていたこともあります。

周りには色々言われます。というか周りは色々言いたいんですよね。不幸せになってほしくないから。子供の頃は、よく親から「いつもぼーっとしていないで、シャキッとしなさい!」と言われていました。自分は、ボーツとしているつもりはなくて、色々思いにふけっていたつもりなのですが、そう見えたのかもしれません。

そんな世界でも「自分には、自分にしか作れない特別な考え方やフィーリングがある」ということだけ信じていました。やけに自分の部屋のレイアウト変更が好きだったのはそのかたよった考え方のせいだったのかもしれません笑

もちろん信じているのは自分だけ。そうしたら、今では世界はどんどん開けてきています。次男がダウン症ですが世界は閉ざされたと思ったらそうではなかったのです。

 

過去からの自分で判断しないと信じる

多くの人は、過去からの判断で、他人や自分のことを評価してしまいがちです。子供のこともすでに過去とことです。生まれた事実は事実です。私はいろんなことを言われても、「まあそれがみんなの常識だからそう言われる。それも個性。」と考えます。

コーチングにおいてもそうでした。この技術ができないとか、あの方法しらないのといろんなことが言われました。こんなこともできないで、コーチは名乗れないというようなことを思われていたかもしれませんね。

またよくあるのが、「クライアントが結果を出してもそれはコーチの力ではなく、クライアントが勝手にそうなったんだ」的なことです。そうした過去ベースの思考ではなく、ゴールから考えて、工夫して自分に合った方法ができるようにしましょう。

 

目標達成の方法は必ず見つかる

必ず方法はあります。それは間違いないです。あなたも、必ずゴールを達成する能力があるので、それを信じてください。それで、落ち込んだりすることもあるかもしれませんが、そうした時でも、方法はあるということにしておいてください。

私はそうしています。それがないとコーチなんて続けられないからです。そして、同じように信じてくれる人がいてくれたら最高の人生ですね。ちゃんとしたコーチや、仲間がいればその助けになってくれるはずです。

あなたに大きな成功、健康、家族愛、自分への理想が達成できることを願っています。

 

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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