ダウン症の子育て

育児の学びに時間をかけすぎない

ダウン症の子育てで楽しく過ごすには、育児と自分の好きなこと、つまり生きがいが大切ですよね。子育て以外にも自分の夢や好きなことに取り組んで人生を良くしようと思っている方もたくさんいます。本当に素敵なことですね。

それでもダウン症のことや療育方法が知りたくて必死になる方もいると思います。

しかし、やりたいことはむやみにたくさんやればいい、大量にやればいい、というものではありません。育児家事も大変なので一日少しの時間で終わるようにすると、長く続くし目標にも近づくのです。

育児の学びを制限する

ママは、やりたいことが見つかったり、自分の生きがいがあれば時間を決めて取り組んだ方が良いです。ダウン症の調べ物も同じですね。

時間を決めておかないと、WEB検索を何時間も悩みながら探してしまったり、youtubeなどをダラダラと見てしまったりします。

また、たくさん学びに労力をかけてしまったり、時間をかけてしまったりすることで、肝心の育児と両立ができなくなって、イヤになったりしてしまうことでしょう。

学びの部分の労力が少ない方が、育児もいいコンディションですることができます。あなた自身も気持ちに余裕が出てきますよね。

しかも、労力をかけてやったところで、上手くいくわけではありません。子供が成長しないと、足りない気がして、いろんな◯◯教室に手を出したりします。

こうしたことをやっていると、時間がいくらあっても足りません。

ママの一番よいことは、効果のある育児家事なので、自分の好きなことや調べ物にやたらと労力がかかると、それで疲れてしまいます。やりたいことが楽しくなくなって、マンネリ化してくるとなおさらです。

もちろん、趣味などが好きな人はいいですが、これでは本末転倒になってしまうので、趣味や理想の未来への学びの時間はここまで!と決めて一日一日を過ごしていきましょう。

 

時間の自由を手に入れる

育児をしながら、時間の面で豊かさを手に入れるのも大切なことです。特にダウン症の親は、喪失体験など普通の家族よりもマイナスから育児がはじまっているため、いろんなことで豊かさを知ることは人生を楽しくできます。

そのため、自分のやりたいことへの学びの時間を短くすることは大切なことです。人それぞれ、いろんな目標や夢がありあると思います。それは、育児だけではないと思います。

しかし、育児の時間が、学びのことばかり考えていると少なくなっていきます。これはよくないです。

私はコーチをしていますが、クライアントには人生のいろんな面のゴールを叶えましょうとか、人生を豊かにしましょうと言うのに、私自身が時間がなくてやりたいこともなかなかできない、というのでは良くないと思っています。

ダウン症のことを詳しく知って自由になりたいとか考えるのはいいのですが、お金や心の面だけでなく、時間をうまく使えた方が人生が豊かになります。

 

自由と豊かさを伝える

私のようなコーチが、時間もお金も人生も豊かであればそれをクライアントにも伝えることができます。

例えば、コーチングの学びは、効率的に112時間しかやりません、あとは他のことをして遊んだり、家族の時間を取っています。

コーチが大変な思いをして、時間がないという状態だとクライアントにも同じ努力を求めてしまったり、余計な影響を与えてしまうのですね。クライアントも、コーチを見ていて、苦しそうだなとか、大変そうだと思ったら、それをしないといけないような気がしたり、あまりクライアントになりたくない、と思いませんか?

特にライフコーチだと、クライアントであるママの多くは、育児で忙しいけれども、それ以上に時間やお金、家族、健康などいろんな面で人生をよくしたいと思っているものです。

楽に目標達成して、自由な人の方にコーチングを頼みたいのです。ビジネスコーチングでも、大変な人より、簡単そうにやっている人の方にコーチングを頼みたくなる気持ちもわかりますよね。

だから私自身もなるべく時間をかけずに、効率よくビジネスを回していった方がよいとおもっているのです。

それはママの目標も同じ発想だということですね。

◯学びの時間を少なくするには

じゃ、やりたいことを短時間でして学びの時間を少なくするにはどうしたらいいでしょうか。

人生の目標や、やりたいこと、趣味、ダウン症育児の学びをする時は、時間を決めてダラダラやらないようにしましょう。

動画をみたり、SNSで情報発信したり、本などで勉強すると決めたら、1時間の中でおさまるようにしてください。

できないから、時間を多くかけるのではなく、短時間でできるように、練習していくのです。育児の時間が増えてくると、子供のサポートの方がメインになり、学びの時間は限られるようになってきますよね。

集中した濃い1時間をくりかえす方が、継続できるし、成果も出やすいのです。なにかに取り組むとしても11時間をおすすめします。

◯◯教室の検索は学びではない

学びの時間は短くしても、ちゃんと確保しましょう。私は、やりたいことがあるのに学びは後回しでいいとか、やらなくていいとは言いません。

ダウン症の子との未来で豊かになるためには、自己投資は本当に必要だと思っています。現状を受け入れて、やりたいことや目標ができたなら、時間を確保してやり続けることです。

そして、この時間は直接的に、子供との理想に貢献する時間なのです。

さらに自己投資として色々なことを調べると思います。インターネットで検索して、情報を知るだけで満足して終わっていませんか?

自己投資して学ぶためには、一歩勇気を出して、行動してみましょう。調べた場所にいってみるとか、新しい人にあってみるとかすればその情報が良いものかどうかわかります。

インターネットの情報は、テクニック論ばかりなので本当に使えるネタが少ないです。それを見極めれればいいのですが、たいていの人は無理です。多くのそういった情報を本当に使おうと思ったら自分の常識を変えて、マインドを変えて取り組む必要があります。

なので、ダウン症◯◯で検索して満足せずに行動してみましょう。

 

育児の学びをプランニングをする

育児ややりたいことの学びを短時間で終わらせるためには、学習プランを作って頭に入れておきましょう。プランがあるから、効率よく育児ができるのです。

たとえば、1ヶ月のプランを作ります。プランといっても簡単なものです。それは学びと行動を繰り返すというものです。

1週目は、何かを調べたり、書き出して纏めたり、情報を集めて行きます。覚えたいものがあれば時間をとってもいいかもしれません。

2週目は、1週目で調べたことや、場所、人など実際に行動してみて来たり、会ったり、体験する行動にしましょう。たとえば、ダウン症のことを調べて不明点があれば役所に聞きにいったり、専門の人に予約したりしましょう。もちろん出来ないことや難しいことがあるかもしれません。

3週目は、2週目の行動をまとめたり、さらに調べたいことや、面白そうだなと思ったことがあれば、行動の計画を立ててもいいかもしれません。

4週目は、また行動してみて、実際にイメージと会ってるか違ってるか確かめたりします。

このように、行動を計画してやってみることはものすごく大切なことです。多くの人は知識を頭にいれてなんとなく納得したようななんちゃってで終わってしまいます。これは、現状は無理やりでも変わらなくても別にいいと言っているようなものです。

多くの人は現状維持でよいのです。だから行動まで結びつくことはほとんどありません。しかし、子供のことでハンデを抱えていたり、不安が続いているのであれば現状維持では良くないのは分かると思います。

そのためには、自分の常識を変える行動が必要です。そして、それには調べて、行動計画を作るような仕組みが必要なのです。

質の悪い学びをたくさんやるのではなくて、プランニングの力を最大限引き出すようにしていきましょう。

そうすることで、ダウン症の子のためや、あなたの人生の豊かさのために、きちんと時間を使うことができるようになりますよ。

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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