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ダウン症親で幸せそうな人と幸せになれない人の違いとは?

障害者の子をお持ちの人で、現状維持はなく、「すごく幸せになりたい!」と思ったことはありませんか?

たぶん幸せになりたいって思っている人はたくさんいるでしょう。誰もが不幸よりも幸せのほうがいいと思うはずです。

でも日本では、幸せじゃないと思う人や、幸せとも不幸とも言えないという人が統計上多いようです。幸せになることはそんなに難しいことなのでしょうか?

とくにダウン症の親は、健常者であれば出来ることができなくなったという喪失体験と、将来のお金の問題の不安が大きいので幸せは考えずらいかもしれません。

その時に、目標を立てて変化を感じ、自己イメージを上げることが大切です。

今回は、ダウン症の親で幸せそうな人と幸せになれない人の違いについてお話します。

なぜ幸せになれないと思うのか?

幸せになろうとしている人が多いのになぜ幸せになれないのでしょうか?

それは、幸せになろうとしているからです。

「え!?でも幸せになろうとしなければ、幸せを手に入れることはできないでしょ?」

そう言いたい気持ちもわかります。

幸せになろうとして、結婚したり、家族を持ったり、お金を稼いだり、人脈を作ったりとさまざまな努力をした末に幸せになれる、と昔の偉い人が言っていたのかもしれませんね。

しかし、「幸せになりたい」と思うことは、「私は今幸せではない」と自分に言っているのと同じことになるのです。

「ダウン症の子がいても幸せになりたい」と思って、努力すればするほど「私は幸せではない」というのを強く自分に突きつけることになります。

幸せになろうとしてる人は何かが足りないと、

  • 「知力を手に入れないと、意思疎通ができないので幸せになれない」
  • 「運動神経を高めないと、自分で行動できなくなるので幸せになれない」
  • 「お金がないと自分が死んだ後子供が路頭に迷うので幸せになれない」

と思っています。だから、ダウン症の子供にないものを手に入れようとするのです。

でもたとえ手に入ったとしても、もっと健常者に近いものが欲しくなり、決して満足することはできません。

健常者の子供の親でも障害者の親より悩んでいる人もたくさんいます。ニートやパラサイトになって親に迷惑をかける子供になってしまっては障害がある子を育てるより大変かもしれません。その子にいくらお金をいくらかかると言っても、大金持ちになったら幸せになれるのでしょうか?そんなことはありません。次はきっとお金で手に入らないものを手に入れたくなると思いますよ。

幸せになるためには条件が必要だ、と思っている限り幸せになることはできないのです。

今条件を満たしているとしても、全てのものは、いつも同じ状態であるわけではないので、条件を失ったり、条件が変化してしまったりするのです。

ものをなくしたり、奪われたりして環境も変わっていきますし、体力が落ちたり、痩せたりして自分の体もどんどん変わっていきます。

ものごとが変化していくことは避けられないことなので、幸せになるためには条件が必要だと思っていれば、いつも変化を恐れてびくびくするようになってしまうでしょう。

ではどうしたらいいのでしょうか。答えは「幸せだと思う」です。

今この瞬間から「私は幸せだ」と思えば、幸せになることができます。

「いやいや、そう思うことができたらとっくにやってるよ」と言われるかもしれません。

そういう方は、ただ幸せだと思うことに慣れていないだけなのです。休日子供が支援センターにいっててその間暇だ~とか思うことも、幸せなことです。

暇ということは時間があまっているということです。仕事がありさらに暇があるということは豊かさがそこにあるということなんです。休日、だらだらすることが出来るのであれば、今その瞬間は幸せの根源があることに気づく必要があります。自由な時間がなければやりたいこともできません。そんな時間がない人は労働者として時間を搾取されているか、子育てで時間をまだ取られるタイミングだからです。

そう思うことに慣れていけば自然とできるようになります。

幸せに近づく方法

子供のことで大変なのに、あの家族は何だかいつも幸せそうだし、いつも楽しそうにしている。

「幸せ体質」の親。

そんな人はあなたの周りにいませんか?あの人はきっと恵まれてるんだ、自分なんてと思ったことあるかもしれませんね。

でも幸せ体質は自分で作ることができるんです!

やり方は簡単、毎日「いいこと日記」をつけるだけです。

いいこと日記は、毎日寝る前に、その日の良かったことを書く、というものです。

例えば、今日は仕事がうまくいったとか、人に褒められたとか、ご飯が美味しかった、というような、いいことを紙に書いていきます。

それを毎日行うことで、日記のようにしていきます。

いいこと日記をつけると、どんな「いいこと」があるでしょうか。簡単いうと、「幸せ体質になれる」ということです。言い方を変えると、脳が幸せを見つけることが上手になります。

脳は基本的に、危険を回避するように出来ています。生存して子孫を残すことが大切だからです。すると、嬉しいことよりも辛い、大変、苦しい記憶ばかりを脳に残します。そのほうが大切だからです。

よくテレビは犯罪やトラブル、危機的情報などをニュースで流しますよね。それは視聴率を上げるために脳の仕組みを知っているからです。

なので嬉しいことは、脳がスルーします。危機とは関係ないからです。できるだけ現状維持して悪いことを回避したいのです。すごく嬉しいことは覚えていますが、些細な出来事はほとんど忘れてしまうのが脳の仕組みです。

そのため嬉しいことを脳が忘れないように記憶するだけで思い出すことが可能です。それを積み重ねると脳は嬉しいことばかりを探せる脳になり、日常で気づかなかった点も気づけるようになります。

さらに「幸せ体質」な人がいると言いましたが、実は幸せを見つけるのは練習すれば誰でも上手になります。なぜなら、それも脳の癖の問題だからです。

変えられないものではなく、自分で変えて作っていけるものです。

人間の脳は、同じことを繰り返すと神経のネットワークが訓練されて、強くなっていきます。料理だって同じ料理を作ると、どんどん手際が良くなっていきますよね。それと同じです。

幸せ体質が必要な人は?

いいこと日記は、どんな人に必要でしょうか。もちろん全ての人に良い効果がありますが、ネガティブなことに目が向きやすい人はやった方が良いです。

とくにダウン症の親は、子供の体質のせいで未来に不安が大きいです。この不安が大きいと先ほど言ったような、危険回避に脳は全力を出してきます。

すると、今日は子供の調子悪い日だったとか、自分はなんてダメなんだ、というふうにネガティブに考えがちな人多くなるわけです。

ところが、いいこと日記をつけることで、徐々にポジティブなことに目が向くようになっていきます。

自分が不幸だと感じる人は、脳の幸せ回路が弱いだけなのです。反対に、不幸回路はすぐに反応するようになってしまっています。

幸せ回路を強くして、反応を速くしていけば、どんどん幸せ体質になることができますよ。

人生を不幸だと思っている人の考え方

今の自分が不幸だと感じている人は、自分が幸せじゃない理由や、幸せになれない理由ばかり考えてしまいます。でも不幸な人は本当に不幸なのでしょうか。

考えてみてください。日本は世界でもトップクラスの経済大国です。水もたくさんあるし、食べ物にも困りません。治安もとてもいいです。安い値段で高速インターネットが使え、スマートフォンやタブレットも普及しています。日本人というだけで十分幸せだと言うことができますよね。

不幸な人は、自分が幸せな理由に気付いてないだけです。それはダウン症の子供がいようがいまいが関係ないはずです。背が低ければ、背が低いから不幸だと考え、背が高ければ、背が高いから不幸だ、と考えてしまいます。ダウン症が不幸だと思えばそうなるだけだし、逆にこの子がいるから昔より成長出来た、違うことにチャレンジ出来たと感謝する人も多いです。もちろん私もその一人ですね。

障害者の親でも幸せな人の考え方

そうだとすると逆に幸せ体質の人は、自分が幸せな理由ばかり目に入ります。

「今日は雨が綺麗だな」

「毎日忙しくて新しい発見があって楽しい」

「子供はひょっとしたら聖歌隊に向いているかも」

と日常の変化や未来にワクワクしています。

何があってもそれが幸せだととらえてしまうのです。全く同じ境遇におかれても、幸せな人と不幸な人は考え方が違います。

ではどうしたら幸せな人になれるのでしょうか?

もう気付いたかもしれませんね。全てのことを「これは幸せの方だ」と思ってしまえばいいのですね。

どんなことがあっても、「だから幸せ」「だから不幸」と、捉え方次第でどうとでも言えてしまいます。だったら、「だから幸せ」と考えたらいいのですね。

いいこと日記のやり方

私が実践している、いいこと日記の具体的な方法を紹介しますね。

やり方は、夜寝る前にノートやパソコンメモアプリなどで「今日のよかったこと」を書くだけです。今日のよかったことなんてないと思っても必ずあります。

たとえば「子供がこんなこと言った」とか新しい反応もそうですね。「本を読んで気づいた点」とか、もっとシンプルで「家電が今日もきちんと動いてくれた」でもいいのです。

そしてゆっくり幸せ感を味わってくださいね。

日記を書き終わったら幸せな気分で眠りについてください。

いいこと日記をつけることで幸せなことを探すのがどんどん上手になります。慣れていない人は、最初は1個も見つけられないかもしれませんが、慣れてくると、たくさん見つけることができます。

脳のブロックを外すことが大切です。

数が増えるということは、それだけ、脳がいいことを見つけるのが上手になり、幸せの神経のネットワークが強くなったということです。

いいこと日記の注意点

気をつけて欲しいのは、いいこと日記には、いいことしか書かいてはいけないことです。

反省したり後悔したりといったことは書かないようにしましょう。もし、そういうことが頭に浮かんでも、いいこと日記には書かないでくださいね。

一日5分あればメモすることはできます。お風呂に入りながら思い出して、寝る前にササッと1行程度でよいのです。長く書こうとすると続きません。嬉しく感じた気持ちをそのまま落書きのように文章にしてみてくださいね。

幸せ・不幸せの違いを知って楽になる

今回は、ダウン症親で幸せそうな人と幸せになれない人の違いについてお話しました。

「幸せな感覚」は脳が作り出しています。脳が幸せ状態になりさえすれば、どんなことがあろうとも幸せなのです。

幸せ状態は自力で作ることができるので、いつでも幸せでいることができます。何かがあってもなくても幸せ、と思えるようになれば、失ったり、変化したりすることにおびえる必要もなくなりますよね。

幸せになるのはもっと大変なことだと思っていましたか?

実はとても簡単なことなんですよ。幸せになろうとすることをやめて、幸せだと思えばいいんです。

邪魔をしているのは、不安を優先する脳のせいだと知っておくことです。みんなこの仕組を知らないので不安は現実で、未来永劫続くものだと錯覚しています。

ダウン症の不安が強い人ほど幸せを追い求め、そうするほどに遠ざかります。

なので不安ではなく、いいことに目を向けていつでも逆の発想で幸せや豊かさを感じてみてください。

そして、自分だけでなく他人の幸せも自分の幸せだと思えるようになれれば、自分も他人も世界もどんどん幸せになっていきます。

嬉しいことに、人間には他人が幸せになると自分の幸せが増えるという脳の仕組みが備わっています。

このブログを読んだ今日から実践できる簡単な方法なので、ぜひ私と一緒に脳の仕組みを変え続けていきましょう!

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