コーチング

ダウン症の親が具体的な未来目標が決まらないのはなぜ?

家族のためにゴール設定や目標を決めたんだけどもなかなか新しい情報が入ってこないとか、やり方がわからないという場合どうしたらいいでしょうか?

目指す場所はあっても、具体的にやることがわからなければものごとは前に進んで行きません。

どうしたら、新しい情報や目標を達成するための具体的なやり方を見つけることができるのでしょうか?

今回は、ダウン症の親が具体的な未来目標が決まらないのはなぜか、新しい情報を手に入れるためのセルフコーチングの方法についてお話します。

新しい情報を受け付けない脳の仕組み

新しい情報やゴール達成方法が見えないのは、人間の脳の「ある機能」が原因です。

  • 知ってるものしか認識しない
  • 重要なことしか認識しない

というものです。

例えば、私の次男はダウン症です。あなたももしダウン症のお子さんをお持ちだったら考えてみてください。子供が生まれるまで街でダウン症の子をよく見かけたことがありましたか?

私は生まれは地方なのですが、ダウン症の子を見たことはほとんどありません。関東に来てからもほとんど視界で認識したことはありませんでした。ダウン症の症状や生活についてもまったくしりませんでしたし、どこかそんな障害者もいるんだろうなと漠然と考えていました。

ダウン症のことをしらなかったので、に認識できていなかったのですが、子供が生まれて、ダウン症の意味を知ったことで、町中でたくさんのダウン症の子がいることに気づくようになりました。ダウン症だけでなく、障害者も見かけるようになったのです。

つまり、認識できるようになったのです。

そして、世間には障害者を利用した広告や媒体もあり、たくさんの団体が活動しているということまで認識できるようになったのです。

それまでは知らなかったし大して重要だとは思わなかったので認識できませんでした。しかし、その意味を知って、関係者と触れ合うようになってから重要度が高くなりました。

そのため認識できるようになったのです。

このように脳は知っている、重要なことしか認識できません。

だから、新しい情報とか新しい現実というのはなかなか手に入りにくいそういう性質があります。というのも、新しい情報、新しい現実というのは知らないことですし、今の重要度が低いからです。

しかし、目標やゴールを達成する情報は新しいことですから、認識できないとしたらそれらを達成することができなくなってしまいます。

こうした場合、どのようなやり方でセルフコーチングをしたらいいでしょうか?

ゴールを近づける具体的なセルフコーチングの方法

新しい情報や、やり方が見えないためによく陥りがちなのが、「お金がたくさんあったらや家族は幸せ」とか、「運動ができたら何かできるとか」、「もっとママ友とかと人脈があったら」と言うような考えです。

例えばダウン症の子と海外旅行に行きたい人が、現地の知り合いのサポートとお金、英語力があったらいけるのに、というふうに考えます。

確かにそれもひとつだと思うのですが、私はそういう考え方が実は可能性を狭めていると思います。

何かがあったらできるとか、何かがないからできないっていう風に思い込んでいたらなかなか前に進んでいかないんですね。

特にお金、人、英語はよく言われることです。これは思考停止している状態と言えるでしょう。

ではどうしたらこの問題を解決できるのでしょうか?

そのためには、脳が重要だと思うものを変えることが有効です。新しい情報が入ってこないのは、現状に重要なものしか脳が認識しないからです。だから重要なものを変えることによって新しい情報が入ってきます。

具体的な方法の1つは、情報をあえて限定してみるということです。

情報や選択肢などを限られた状態にするということが有効です。そうすることによって、現在の状態では対応できなくなり、たくさん色々な知識が必要になったりとか凄くクリエイティブにならないといけない状態になったりするので脳がたくさん働いてくれます。

情報を手に入れたいのに、可能性を狭めるというのはおかしな話に聞こえるかもしれません。

しかし、限定をすることで逆に新しいものが入ってくるようになるのです。

たとえば、次男には昔たくさんの◯◯教室とか◯◯病院にいかせていました。リトミックとかSTの先生にみせにいったりしていたのですが、今はやめてしまいました。学校だけ通っています。

そういう風な生活をしているとちょっと子供の成長によくないなんじゃないかって、親が他にできることあるんじゃないかと思われることもあるんですね。

たしかに、周りの健常者の親は最新の色んなことを取り入れたりしています。

だから私は、何か子どもの可能性を捨てて狭い世界に生きてるんじゃないかっていう風に思われることもよくあります。

ただ、色々調べると健常者に比べてダウン症の子は、知能が低いだけではなくなかなか覚えるのに時間がかかります。逆にそれが知能が上がっていかない原因かもしれませんが。

たとえば、短期記憶とか長期記憶という言葉を聞いたことがあると思いますが、ダウン症の子はこの短期記憶が他の健常者や、他の障害者(自閉症など)より極めて低いと言われています。

私達は朝起きたら、今日みた夢のことはぼんやり覚えていますが、すぐに忘れてしまいますよね。ダウン症の子にもこのような感じのことが起きているわけです。

パパママから話は聞くけど、長く記憶を留めて置くことが難しいそうなので、複雑なことは考えられない可能性があるのです。

一方、ルーチンワークみないな繰り返しするものは覚えていきます。なので、短い行動をつなげてあげて何度も繰り返すことが大切でしょう。そのためには親忍耐強く接することです。

このようなことを理解しておかないと、色んな事に手をだしてしまいます。そうではなくてこのようにどんなことがダウン症の子に一番効果があるのか知っておくことで、習い事でも情報を絞っていくことが出来ます。

ダウン症の親は、ダウン症についてかなり詳しいので、いろいろな情報から取捨選択して情報を絞ることができます。

やることを制限するセルフコーチングの効果

ダウン症の親は今、社会がどんなふうに動いているかすごく敏感です。社会の経済状況によって障害者の家族の扱いは良くもなったり、悪くもなる歴史があるので油断はできません。

そうじゃない人達は、あまり考えなくても普通に生活できるので結構大きな盲点が生まれているように思います。

こんな風に、普通の人が逆に選択肢が制限されてしまったり、あるいは自分から制限しているってことによって脳がクリエイティブに働いて、たくさん知識を得たりたくさん色々なことを考え出すことができるようになります。

私も子供のことに詳しくなったし、余計や行動が減ったので、ダウン症の子にどうすれば記憶してもらえるか、効率がいいのかを考えることがうまくなりました。

別に、何かあって考えることでなく、自分から積極的に選択肢を狭めてみてもいいのです。

また、選択肢もリソースもないないと思っているのだったら、もうその状態でスタートしてみてもいいでしょう。

そうすることによって可能性を狭めているように見えて、実はどんどんゴールが進んで行くということになります。

英語もお金も人もないけど海外に行くにはどうしたらいいのか、と視点を変えてみたら、「海外にいってからバイトしよう。英語はオウム返ししよう。知り合いは向こうで作ろう」と考えると情報を制限しているともいえますよね

自分の生活が制限されていると考えてみましょう。ネットが見れない制限したら、本から調べたり、人に聞きに行ったり行動を変えるはずです。するとネットにはない情報がてにはいったり、ネット以外のリアルな検索方法も知れるかもしれません。

 

今回は、ダウン症の親が具体的な未来目標が決まらないのはなぜというお話をしました。

新しい情報や、目標・ゴール達成する具体的なやり方がわからないのは、脳が知っている重要なものしか認識しないからです。

セルフコーチングでこの問題を解決するにはどんなやり方があるでしょうか。そのためには、脳の重要なことを変えてやる必要があります。

一つの方法として、制限をすることがあります。情報を制限することによって重要性を変え、逆に新しい情報を取り入れることができるようになるのです。

やり方がわからないと、お金や人、ものがあったらというふうに思考停止しがちです。

しかし、制限された状態であえて考えることで脳が働き始めます。なんでもいいのであえて情報を制限してみることでその効果を体感してみましょう!

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