ダウン症の子の療育や自分の目標、理想をつくったらそうなったらいいなと思いますよね。
しかし、うまくいかない時もあります。
子育てしていても思ったとおり成長しなかったりします。その時に上手くいかなくてダメと思うか、子供も自分もまだ成長できると思うかで大きな差になります。
普通は、うまくいかないとダメだと思う人が多いです。
「やり方が悪い」「方法が合っていなかった」「別の方法がないかな」とか考えるわけです。
その結果落ち込んだり、悩んだりして本当に良い方法だったとしてもやめてしまうのです。
子育でだけでなく、自分のやりたいことがあったとしても、何か悪いことがあると止まってしまうのです。
ダウン症の親は、ダウン症アドバンテージと呼ばれるほど受容が早く進むことも多いです。そうすると自分の人生をより良く生きたい、楽しみたいと思う人もたくさんいます。
私の次男もダウン症ですが同じような受容をだとってきたかもしれません。そうして理想の未来を決めて頑張ろうと思ってもうまくいかないこともあります。
コーチングをしていても、売れないとか上手くいかないと思うことももちろんあります。
しかし、失敗したときに諦めてしまったり、他のことに目移りしていては成功できません。
失敗したときに、上手くいくように思考と行動を変えていくことが必要です。
それは子育てにも、親の理想の未来ややってみたいことを実現するときも同じ考えなのです。
今回は、ダウン症の子とうまくいかない時に成長するというお話をします。
なぜ上手くいっていないと感じるのか
多くの人は、失敗したときに「悪いことが起きる」「周りに批判される」と思います。
そのためそれを避けようとしたり、辞めてしまったりします。
脳科学では、人の脳は不安や恐怖を感じるとそれを回避するため、何度も思い出したり記憶に残そうとします。自分を生存させるための本能ですね。
なので、「もう2度とやりたいくない」と多くの人は思ってしまいます。
コーチングでも断られると「もういやな思いをしたくない」とか「自分には才能がない」と思って辞めてしまう人も多いわけです。
ダウン症の子育てでも、いろんなことにチャレンジしても変な目でみられたり、成果がでなくてお金だけなくなっていったら、
「嫌な思いはしたくない」と思いますよね。
完璧に出来ることなどほぼありえないので、そんな気持ちになると前に進めなくなります。
ということは、上手くいっていないと感じるのは当たり前であり、本能がそう思っています。誰でも思うことなのです。
では、どうすればよいのかと言うと
「上手くいかないこともあるけど、上手く行ったこともある!」と自分の思考に気づくことです。
上手くいっていることを無視しない
良くないことを、ネガティブなことに思考を囚われていると、気持ちもそのようになり、体が反応します。するとますます、マイナス思考のループに入ります。
しかし、よく考えてみてください。
そのチャレンジの中で上手くいったこともあるはずです。多くの人は、この成功に気づかないか、気づいても無視します。大した事ではない、関係ない、意味がなかったと考えるわkです。
失敗ばかりに注目すると、そこでピタっと止まってしまいます。
そうではなく、今後は、失敗や悪い出来事はチャンスだと捉えるマインドが大切になってきます。
なぜなら、その出来事が起こったのには理由があるからです。
相手がとか、タイミングがとか思うかもしれませんが、起きた理由は100%あなたにあります。
その原因をなおすことが、次の人生のステージにいくために切符なのです。
そして、悪いことが何度も起こらないように自分を変えるタイミングが来たと気づくことです。
子供のがうまく服を着れない場合でも、10回失敗すれば、10回方法を変えるチャンスがあります。些細なことかもしれませんが、そのときにもういいや!と投げ出すのか、
どうすれば良いんだろうと考えることです。
最終的に成功か失敗かは関係ありません。10回の行動が失敗で終わったとしても、10回も自分の気持やマインドを変えていければ、大きな成長につながります。
失敗したときに、自分の思考を変えていけばそれは成功に近づいています。
成功できないことを悪いこと、失敗と思って放置するか、何かを変えるかで違いはすごく大きいです。
こういった考え方にならないと、
いつも悪いことが起こったら、すぐに辞めてしまったり、人のせいにしたりして、
別の方法を探し回ったりすることでノウハウのコレクターで終わってしまうのです。
原因の放置してはだめで、思考や行動を変えることが大切なのです。
失敗したときの思考が大切
失敗した!自分がわるい、上手くいかないと思った時に、リセットしようとせずに
何が問題だったのか考えるくせをつけておきましょう。
それには原因の「意味づけ」をすることが大切です。
よくない思考は、
①失敗した → ②もういやだ失敗ばかり → ③やめてしまおう
というパターンに入ってしまいます。
人の脳の不安を回避する力は強力なので、無意識に考えてしまうわけです。
これでは自分のやりたいことが実現できません。
なので、「①失敗した」の意味づけをします。
なぜ、失敗したのか、自分はどう考えていて相手はどう考えていたのか、逆の立場ならどうなのか、違う考え方はなかったのかなど思考してみましょう。
その答えが正解なのか間違っているのかではなく、
うまくいかなかったら、一部を修正してまたチャレンジすれば良いのです。そうして、すこしづつ直して正解や成功に近づいていくことが大切です。
リセットして別のやり方でやり直すのではありません。
あなたにもダウン症の子とのゴール設定があれば、コールに必要なことが引き寄せられてきます。それには良いことも悪いことももちろんあるのです。
悪いことが来た場合に、自分が引き寄せたときちんと認識することです。これが本当の引き寄せの法則です。
それは、あなたにとって大切なことなのです。それを無視して進もうとしても、現実は変わりません。
理想のような大きなものは、現状からは見えていません。だから、理想を望めばそこにいけるように引き寄せが起きるのですが、今いったように良いことだけではなく、悪いことも現状を打破するために大切な要素だから来るのです。
そこを避けてばかりでは難しいです。
コーチングでもクライアントは理想のゴールを目指しますが、行動が止まってしまう場合があります。それは悪いことを引き寄せて、解決しなければ進めないと言ってくれているようなものです。
なので、コーチはクライアントがそこを超えられるように側でサポートするのです。これがコーチの大切な役割です。
そのために、どんなことが来ても自分自身が変わって成長すると決めてください。目標を持っている人は必ず必要なことです。
自分の出来ないことを出来るようになりましょう。
それをスルーすると何度も同じことがやってきてしまいます。すると、全然現状が変わらないと悩むことになります。
人生を幸せにする根幹
自分のマインドを変えずに、現状を変えようとしても難しいです。
思考が変わっていないので、同じところをグルグルと回り続けることになると思います。
コンフォートゾーンを変えずに成功しようと思えば、もう本当は成功していなければおかしいわけです。
半年前、1年前とあまり現状が変わっていないのであれば、思考が変わっていない恐れがあります。
なので、失敗したらなぜこの問題は自分の所にやってきたのだろうか??
と考えることです。すると違う思考やアイデアが湧いたりして、行動がこれまでとは変わってきます。
これが「人生を幸せにする」考え方の根幹です。
これまで、学校や会社では、失敗は良くないことだと教えられてきました。失敗すれば怒られたり、評価が下がってしまいます。
失敗はダメなことだという価値観を植え付けられています。
しかし、よく考えてみると人生は失敗だらけです。一度の行動で成功したことはたまにしかないのではないでしょうか。何回かやってみて上手く出来て嬉しかった経験はたくさんあるでしょう。スポーツなんてその典型ですよね。
そうなのに、何かにチャレンジしようとすれば失敗はすごく自分自身を傷つけます。一度の間違いですべてがダメなように感じているのです。
つまり間違った価値観を持ってしまっているのです。
そこに気づいて、間違っても良い、その時に何故間違ったのか意味を考えることが大切です。
そうすれば、簡単に諦めずにすみます。少しずつでも時間をかけて修正していくことができれば、豊かな人生が待っている可能性が高まるのです。
今回は、ダウン症の子とうまくいかない時に成長するというお話をしました。
失敗をダメだと思う人が多いです。しかし、失敗した時にうまくいくようにするマインドと行動が大切です。
そのために、失敗したり悪いことが起きたら、その意味を考えてみてください。
それはなぜ自分の所に来たのか?なぜ引き寄せられたのか考えてみましょう。
そして、その中には上手くいったこともあるはずです。
上手く行かないこともあるけど、上手く行ったこともあると気づくことです。
失敗の一部を改善して、思考や行動を変えることです。
ダウン症の子と一緒にゴール設定をしたら、色々なことが引き寄せられてきます。そして、失敗しても改善していけばよいと考えることで、無駄な◯◯教室などに時間をとられなくなってきます。
そういった価値観を持って一緒に進んでいきましょう。