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ダウン症のことで喧嘩して夫婦仲が最悪!潜在意識が作り出す心とは?

ダウン症の子は本当にかわいいです。

でも、障害者を育てる仲で親はストレスが溜まったり、調べた情報どうりに子育て出来なかったりしてイライラした結果、喧嘩が多くなる人も多いです。

しかし、自分の潜在意識を認識できれば、怒りの感情をコントロールでき、仕事の質を高め、日々の暮らしから喜びを得られるようになります。そして、自分の幸せをより多くの場面で感じる事ができるようになります。

今回は、なぜダウン症の子供を持つママとパパが喧嘩をやめられないのか?喧嘩を無くす方法とその先の未来について話します。

なぜ喧嘩がやめられないか

喧嘩が多い夫婦のほとんどは、ダウン症の子供が原因だと思いこんで喧嘩をしています。

また、何か生活の周辺環境や周りの人たちの影響、関わりが原因だと思っていることが多いです。

だから喧嘩中もだれそれが悪い、子供が悪い、パパが悪いと考えています。

そしてそれでは喧嘩は収まらないので、更にエスカレートして、夫婦仲が最悪になってしまうのです。

そのため、根本的な解決が出来ずいつまでも不安や不満の日常から抜け出せないのです。

多くの人の常識として、あなたを怒らせる原因は、相手の言動や行動にあるというのがパターンになってしまっているので、喧嘩も相手にいかに自分の事を理解してもらうかとか、自分の主張を聞いてもらうようにします。

しかし、実はそうやって相手に求めていても、ダウン症の子供に言うことを聞かそうとしても上手くはいきません。

というのも今怒りの矢印を相手に向けるのではなく、自分に向けて、一旦立ち止まる事が出来るからです。

喧嘩の原因はダウン症の子なのか

怒りを沈めて、喧嘩を止めて、夫婦仲を改善し、子供と一緒に楽しく気分良く、スゥーと、スッキリした毎日をおくるためには、自分の怒りが何なのかを認識する事がスタートです。

人の怒りのパターンはそんなに多くはありません。

といっても自分の価値観のパターンだけ持っている罪悪感や不快感が怒りに変貌します。

喧嘩を始める人は、

「なんで言ったことやってくれてないの!」とか

「どうして私が悪いの?おかしくない?」とか

「全然私のこと見てくれてない!自分ばっかり、私も大変なんだけど!」

とか言うかもしれません。

そういった負のセルフイメージになってしまっています。そのため、自分が求める相手の回答をひきだそうと言葉を相手に放り投げます。

なので相手からどんどん引き出そうとします。もちろん、相手から納得の行く謝罪や言葉が聞けるかもしれません。でもそれであなたの怒りが収まって夫婦円満になるかどうかは別です。

いくらパパや子供をコントロールしようとしてもうまくいく人といかない人がいます。

また、夫婦仲が凄くよくて喧嘩とは無縁の家族もいたりします。

問題は、あなたがどうすれば気持ちが落着いて楽しく生活出来るかなので、相手の意見は関係ありません。

なぜパパやダウン症の子供、周りの人ばかりに目がいくのかというと、「苦労しているセルフイメージ」に注目してしまうからです。相手ではなく、あなた自身をきちんと見ないと喧嘩の問題は解決しません。

セルフイメージが苦労していると思っているので、相手が楽したり、自分とは別の所で楽しんでいたり、子供が自分の好きなことをご飯を食べずにしたりすると、いけないと考えるわけです。

ところが、世の中の一般常識はあなたの価値観に近く、これまでの学校教育やメディアなどから受けた影響で、競争するように潜在意識に刷り込まれています。

競争とはテストなどの受験やスポーツ娯楽など、またはテレビ番組のランキングなどです。

団体で競争する場合には統制が必要です。ここが厄介なところです。

そういった競争からくる強い周りに合わせようとする意識は、あなたを縛っています。それで相手も統制しようとしたり、上手くまとめられないと罪悪感から怒りに変わったりする事が多いわけです。

怒りを一方的に相手に向ける人は、その感情的決めつけやすべき思考に価値があると思っているので、それを相手に理解させようとします。

しかし、あなたの相方は、あなたが考える統制的思考に興味がないので、解決しません。

特に、怒りの感情は、その元となる価値観が人によって全然違うのでなかなか上手くいきません。

なので発想を変えて、相手の事ではなく、自分の事を、自分の今まさにその怒りの感情を立ち止まって、「この怒りは何処からくるのか」を考えることです。

そうすると、これまで上手くいかず喧嘩が続くようになってきたあなたは、そんな事は出来ない、と思うでしょう。それは自分にとって納得のいかないこと、相手に都合よくなってしまうと思っているからです。

しかし、そんな事を思う必要はありません。相手の感情よりも、自分の感情の方が大切だからです。

自分のイライラの感情はどこからくるのか、どんな正義感や~しないといけない思考が頭をめぐっているのか、考えてみてください。

喧嘩中はいきなりそんな事を考えるのは難しいかもしれません。なので、1人で時間がある時にやってみるのです。

「掃除を頼んでいたのにしてくれてなかった!」

汚した所は自分が綺麗にしないといけないと考えてる。それはなんでだろうか?

どうしてそれに縛られているのか、部屋が汚れていても何も気にしない人もいるのに。

1人でリラックスできるところで、静かな場所で考えてみてください。

すると

「そういえば、昔は部屋で大騒ぎして友達と遊ぶのが好きだったかな」とか

「本をそこらじゅうに出して読むのが好きだったな」とか思い出すかもしれません。

人は産まれてすぐにきれい好きになる人はいませんし、そんな遺伝もありません。

成長するに従って、周りから抑制されたりした結果、変な方向の価値感がついてしまうことがあります。

それはよりその価値観を強化し、昔の本当の自分を海の底へ沈めてしまいます。

そうすれば、その価値観は罪悪感となり一方通行の苦しい思考になってしまうのです。

なのであなたはもし、そんな価値観に気がついたなら、今の価値観も過去の本音もお互いに、認めてあげるのです。自分が持っている両方の価値観を緩めてあげます。

そうすることで、気持ちがニュートラルになり、これまでよりも怒りが出にくくなることが分かるはずです。

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ダウン症夫婦仲が180度変わる方法

自分の昔の本当の気持ちや性格、やりたかった事、得意な事は自分ではなかなか気がつく事ができません。というのも自分の中ではすでに当たり前になっているからです。

例えば、夜。ダウン症の子供の言葉がでるのが遅くて、何を子供がしてほしいか分からなかった時、パパがなにもやること無いとのんきに携帯のゲームをしています。

あなたは、そんな暇があったら子供をお風呂に入れたり、歯磨きさせたりとか、すること沢山あるでしょ!と思ったり、口に出して言うかもしれません。

ところが、あなたがもし会社で昔勤めていたりしたら、少し休憩してからやろうとか、区切りがついてからしようとか考えたり、出来るかもしれません。

やることをやってからというのは、あなた側からみた世界なので相手には届かないのです。

でもやることをやってからというのを少し緩める事ができれば、それはあなたを大きく変化させるキッカケになります。

もちろん、なんでも許容するのでは上手くいかないでしょう。

しかし、自分の価値観を意識することは出来ます。

つまり、あなたはすでに、その解決策を持っているのに、気づいていないと言うことです。

そのような思考に気づいて、一歩先に進めるかが鍵になってきます。

1人ではなかなか上手くできないとか、そうは言うけどとあと一歩の所で悩んでいる人多くいます。

そういう場合は、周りの人に聞いてもらったりして、内省を外に出すと整理出来ます。

潜在意識を使って幸せになる

今回は、喧嘩をして夫婦仲が最悪な人が、潜在意識から幸せになる方法について話しました。

多くの人は、相手を変えることで上手く夫婦関係を保とうと思っています。そして、より自分の主張をきいてもらうことで解決出来ると勘違いしているのです。

そして、ダウン症の親の多くは苦労しているというセルフイメージがあるので、相手や周りの考え方をかえさせて幸せになろうとします。

しかし、相手は変わらないので、喧嘩がなくなったり、幸せにはなりません。

喧嘩を減らしたいなら、自分の価値観や過去の出来事などを潜在意識から考えてください。

また、周りの人に合わせたり、逆に競争したりする事を止めてください。

それがあなたの自分自身の表裏を気付くキッカケになります。夫婦仲も良くなり、喧嘩も少なくなることで、ダウン症の子供も自由暮らせることになります。

私もあなたにそうなってほしいと思っています。

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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