自分のことを知る

子供の障害は自分の人生と別物

 

子供の人生と自分の人生って何が違うと思いますか?

子供と一緒に同じ人生を歩んでいるようでも、行き先は違うのではないでしょうか。

あなたも途中までは親元で生活していても、いつの間にか自立しています。それは子供だけではなく親そのものが自立し、成長しているからです。

ダウン症の子供がいて、将来もずっと面倒をみないといけないと思うと大変に思います。でも子供も成長するし、それ以上に親が成長するのです。

もし成長できないとか、成長が感じられないと思っていたり悩んでいるのならば、どこか考え方が間違っている可能性があります。

今回は、子供の障害は、自分の人生とは別物という話をします。

 

子供の人生は自分の人生か?

子供を育てる目的は何でしょうか。生命の継続、種の繁栄など本能的なところもあると思います。

脳は、親になるために人間の高度な学習を繰り返し、失敗しながら親になってきます。つまり、親になるために子育てしていると言えます。

そのため、子供と生きて行くことに幸せを感じるようになっているです。本能ですね。成功と失敗の繰り返しを経て感じる事ができる嬉しさです。笑顔をみると元気が出てきますよね。

子供を持つことは人として高度に成長を求められるし、子育てすることが親になるために必要なことです。

何をしているのかと言うと自分の人生をひたすら歩んでいるのです。もちろん子供との愛情や思い出は大切なものです。それは子供のためではなく自分の為だということです。

このポイントを意識していないと、子供の行動にいつも怒っていたり、自分の主張を押し付けたりしてしまいます。子供の意見は見向きもしません。

子供がまるで自分であるかのように扱い、自分がすべて正しいと勘違いしてしまう場合もあります。そうなると子供との癒着が深まり、それは、まるで二人分の人生をいきているようなものです。

一人で生きて人生を楽しく上手く立ち回るのも大変なのに、まだ多くの社会的概念を知らない子供を自分のことのように抱え込んでいるのは辛くありませんか?

ダウン症の子供でも同じことです。

まず親として生き、自分の人生を一生懸命生きることで、子供と共存できます。そうすれば、子育てがあなたを親にし、子供との良い関係を自分自身で見つけることが出来るようになりますよ。

 

「子供をどうすべきか」を手放す

ダウン症の子供との関係を良くして人生を楽しくするためには、

  • この子を将来どうしょうか
  • この子の健康は大丈夫かな
  • いつまで生きるのだろう
  • 保険に入っておいたほうがいいのかな

といった、子供をどうすべきかという考えを手放すことです。

想像が難しい未来を考えるのは不安ですよね。そしてこの不安のエネルギーはあなたに良くない影響を与えます。

不安な悩みなどのストレスは脳のエネルギーを極端に使ってしまいます。

すると自分のことまで思考が回らなくなり、悩みを解決する方法を探し回ることになります。本当に完璧な答えは存在しないのでドンドン、やらないと行けない方向からズレていくのです。

なので、本当にやらないといけないことは、自分の気持ちを高めることです。

そのためには、自分の好きなことをして自分の人生を作ることです。そして、その上にダウン症の子供を乗せてあげてください。

自分が好きなことで良いのです。それをとことん追求してみてください。自己肯定感や自己イメージを高めることになります。要は、自分は自分が好きで、自分に自信がある。

そんな気持ちになれれば、周りの意見やネガティブな妄想は、自然と感じなくなりダウン症の子供を受け入れ、自分なりの解決策を見つけていけます。

自分が決めたことに後悔がないようになるからです。

なので、まず「子供をどうするか」を手放してみてください。そこからはじめましょう。

 

子供の障害も別物

ダウン症の子は、知的能力や運動能力に遅れがあったりします。

なので、それを少しでも良くしたいと誰もが思うはずです。それは親になるために必要なことだからです。子供をきちんと育てるために自分が成長していくものです。

では障害があったら、すべてを自分が、親が、兄弟が背負わなければならないのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。あなたにはあなたらしい人生が続きます。もちろん兄弟も彼らの目的を持って生きるはずです。誰も逆戻りさせる必要はないのです。

しかし、ダウン症の多くの親が、子供の将来を悲観したり、絶望したり、なんだか思い通りいかない人生だと感じたり、人と比べて引け目を感じてしまいます。

そういう人は、自分の成長を止めてしまっています。つまり親としての成長を自分で止めてしまっているのです。

子供が一番で、そのために自分の身を捧げるとはそういうことです。なにが良くないのかというと、ダウン症の障害を非常に狭い面でしかみれなくなる恐れがあるからです。

人は人と出会い、新しいことを知ったり、経験したり、目標を持つことで成長できます。すると新しいアイデアや気付きを得て、人生を豊かに、広くしていっています。

自分の学びを止めることはダウン症のある特定の狭い世界で苦しむことになると思います。

そうではなく、ダウン症の外の世界に行って、そとからダウン症の障害をみてみてください。それは、障害とはもう見えないのかもしれないし、別の感じ方をできるのかもしれません。

子供に悪いと思わず、自分の時間を作って、自分の目標を決めてやりたいことをやってみてください。そとから子供を見る目線が出来ると、いままで見えていなかったものが見えてきます。

 

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