ダウン症の親でコーチングが気になっている人でも、なんか良くわからないとか、怖いとか思っている人もいると思います。
どのくらいで効果がでたり、悩み解決や、やりたいことはあるけど本当に実現出来るのか気になっていませんか?
コーチングは一回で終わるものではありません。例えば6ヶ月プランで完全に目標が実現出来るかはコーチ次第だし、クライアント次第でもあります。
ダウン症の子供との目標でも、自分自身の目標でも完璧なものはありませんし、お互いの責任でコーチングしているという思いが大切なんです。
なぜなら、クライアントが本気にならなければ、いくらコーチが本気でも大切なことが伝えきれません。
そして、一度コーチングを受けたら、もう受けなくても良いと言う人もいます。
一体、どういった考えも持っておけば良いのでしょうか?
コーチングの結果、自立しないといけないの?
コーチングは、一度受けたらもう受けなくて良いのかもと思うかもしれません。
例えば月に1回で8ヶ月コーチングを受けたら、クライアントは自立して人生が変わっているからもう必要がないかもしれません。
でも、まだ目標が達成出来ていなければ、さらにコーチングを受け続けるのは、占いにハマっているような依存体質になるんじゃないかと考えると怖いですよね。
実際にコーチングを受けた人は、また別の人のコーチングを受けたりします。
自立していないように見えるので失敗したと思うかもしれませんよね。
しかし、クライアントは目標や悩みを解決するために、コーチや他の人の手を借りてまで頑張っています。
クライアントはコーチを必要としているのです。それは失敗ではなくてゴールに近づいているともいえます。
クライアントの自立よりもゴールが大切
クライアントが上手く一人でゴールを目指して歩いて行けるかよりも大切なことがあります。
それは、ゴールを達成することです。コーチングの契約の期間がとか、教えてもらったことをきちんとやっていけるかという悩みは、コーチングの完璧さばかりを求めています。
コーチングサービス自体は、常に新しいものが出てきています。コーチングの歴史はこの数十年ですが、大きな成果を上げています。とくにアメリカや欧州では、ビジネスに利用されています。
まるでiPhoneのように、どんどん新しいものが出てくるので、コーチングに完璧や理想を求めていても切りがありません。
それよりも他の事は放っておいて、まずゴールに向かうことが本当に大切です。クライアントの方が一歩でもゴールに近づけるように最大化、いや自分の能力を超えてサポートするのです。
もし、「もう自分ひとりでできるよね」とか「自立」とか言うコーチであれば、クライアントが叶えたいゴールではなく、その人の自立しか見れなくなっています。
もちろんクライアントが自分の頭で考えてもらえるようになるのは、素敵な事だし人生も自由に行動出来たりするかもしれません。
ただ、自分の思考には限界もあります。
自分自身の思考は、気付きがないと認識出来ない事も多いし、経験した人でないと気づけないこともあります。なので人から見てもらわないと、必ず死角があるのでうまく行きません。
つまり、クライアントが自分だけでゴールを目指すよりも、コーチについて自分を変えてもらったほうがゴール達成は早くなります。
人の力を借りてゴールに到達しよう
クライアントの方でゴールからズレている場合に多いのが、
- 「自分はうまくセルフコーチング出来ているでしょうか?」
- 「自立して行動出来ているように見えますか?」
- 「コーチに頼りっぱなしで依存していませんか?」
といった言葉です。これはゴールよりも自立を目指している感じになっています。本当にゴールを目指しているのか凄く気になる場面です。
そうではなく、誰かを頼ってもいいのでゴールを目指す方が楽しくないですか?
なので、自立するとかの思い込みを外してあげることもコーチの役目でもあります。
ゴールを目指したいなら、依存しても自立してもしなくてもどっちでもいいです。例えば、ダウン症の子供と講演会に出たい思いがあれば、どうすれば実現出来るかコーチと一緒に学ぶはずです。
その時に自立とか言って一人でやるわけではないです。依存や自立して叶うなら思いっきりそうすればよくないでしょうか?
ゴールは一人で達成出来るという思い込みを捨てる
自立したらとか、コーチングを一通り受けたら理想のゴールに行けると思うかもしれません。
そういう人はゴールを一人で達成出来ると思っています。自分だけの力で何でもできると思ってしまっているわけです。
しかし、理想のゴールも一人で達成して、一人で喜ぶ訳ではないですよね。一緒に幸せを分かち合ったり、自分から与えるものが価値があります。
そうだとすれば、誰かの協力は避けては通れないものです。
ゴールを目指す行動の中で誰かの支えが必要であれば、ゴールを一緒にイメージして行動につなげる作戦を作り出すのも誰かのサポートが必要です。
今は便利な世の中で、なんでも手に入ったり、パソコンや携帯のアプリで人と繋がったり、欲しいものを手に入れる事が出来ます。
すると、何か情報を知っただけでなんでも自分で出来ると思いこんでしまいます。
しかし現実はそう上手くは行きません。
なので自分で選択することです。自立も依存も自分で決めることです。その時にゴールを目指すという気付きがあれば、別の道へ進む事もできます。
人の力を借りたほうが上手くいきますよ。
それがゴールのためなら、色んな人にお願いしまくっても良いです。自分一人で出来ることは本当に限られているからです。
ダウン症の子供が地域で生活出来るもの、行政やサポートしている団体の人の支えがあるからですよね。それに、ダウン症の良い面を広めてくれている人が沢山いるから、多くの人に認知され受け入れられる場面も多いです。
だから、他人の力に感謝して、頼らせてもらうという考えが大切です。そうすれば自分よりもより大きなパワーを手に入れて理想のゴールに近づけますよ。
スピリチュアルでもよく言われる「愛」と「調和」もこういった考えから来ているのかもしれません。誰かと調和することが自分をより豊かにしてくれるのです。