コーチング

実際のダウン症コーチングセッションの流れとは?

 

コーチングを受けたいけど、実際に受けるとどんな事をするの?と疑問があるかもしれません。

今回はコーチングのセッションの流れについてお伝えします。

コーチは色々なスキルを使いますが、私の場合は絵で書いたり図解したりするのが得意です。また、気功なども取り入れています。

セッションと具体的な手順

まずセッションとは、クライアントとのコーチングをしていく場です。

だいたい月に1回か2回、対面かオンラインで直接お話します。そこで、目標にどのくらい進んでいるのか、課題があれば何が問題なのか解決していきます。半年前後で契約する場合が多いですね。

そのセッションの具体的な手順は、

  1. クライアントの価値観や頭の中の把握
  2. ゴールの設定
  3. 自己イメージを上げる
  4. 矛盾点を見つけて整理
  5. 正しいマインドに入れ替える

の5つが基本になってきます。それでは1つずつ見ていきましょう。

 

頭の中の価値観や考え方を把握します

まずはクライアントの方に現状の課題や、やりたいことを話してもらいます。自己開示が大きくなるほどコーチはその人の事を深く知れます。

すると、価値観の矛盾やマインドブロックなど、何が原因で立ち止まっているのか、うまくいかないのかが分かります。

また、コーチから質問もします。質問がシンプル過ぎて答えを必死に考える場面があるかもしれmせん。しかし、それこそが大切なことなのです。

普段考えていない事があなたの変えるキッカケにもなるのです。

そうやって、コーチの脳内にクライアントと一緒の景色やイメージが見れるように地図を作っていきます。これは大切な作業です。コーチはクライアントの一瞬の感情も気になるようになります。

このように言葉にしたり絵にする事で、徐々にクライアントも頭の中が整理されてきます。

女性のクライアントとのコーチングで、仕事のマニュアルが上手く作れないと相談がありました。なぜマニュアルが必要なのか、どんな価値観で仕事をしているのか、どうなれば良いのか色々質問しました。

結果、彼女は「上司が私の仕事の内容を理解してくれない!!」と少し声を高くして感情的になりながらも答えてくれました。

なぜその目標を決めたのか、一番最初の深い感情に気づいたと思います。そうすれば、どうマインドを変えて自分が幸せになればよいのか、どんな方法にすれば良いか新しい常識を作ることができます。

 

ゴールの設定がコーチングの鍵です

コーチングの鍵はゴール設定です。

ゴールを把握しながらセッションを進めていきます。なぜなら、目的地がないとセッションの内容がぶれますし、どこに行きたいかによってサポート内容は変わってくるからです。

どうしても、その人オリジナルのサポートが必要なのです。全員コーチング内容が同じなのは変ですよね?悩みも目的も人それぞれだからです。それがダウン症の親だからといっても同じにはなりません。

「子供と一緒に何かを達成したい」という人と、「子供がいても自分の仕事に集中して結果を出したい」という方では目指す場所が違いますよね。

そしてゴールは、「現状の常識の外」にある目標のことです。

つまり自分の想像よりも大きな目標を設定しておきます。すると、ゴールまでの道のりに自信がない、確信が持てない、という事になります。

その時に、コーチと一緒にマインドを修正することで、先に進むのです。

 

クライアントの理想の未来を観ます

コーチはあなたのゴールを一緒に見て、その先にある可能性や喜び、幸せを先に見ています。

コーチはあなたがゴールを決めたら、それは実現すると考えています。そのために、何が心理的にブロックされているのか、どんな方法が適切なのか常に考えています。

私も大きな失敗をした時が何度かあります。それは、マインドセットがきちんと理解出来ていなかったし、知っていても使いこなせていなかったからだと知っています。

なので、コーチはこうすればクライアントが目的を達成できると気持ちを強く持ちます。それはおのずとクライアントにも伝わるはずです。

 

自己イメージをどんどん上げていきます

自己イメージは自己効力感とも言われます。目標を達成出来るという自信にも似た感情です。

ダウン症の子供を持つ親は、自己イメージが低い方が多いです。障害者がいることで自己否定したり、未来をネガティブに捉えるパターンが多いかもしれません。

それは、過去からのあなたの世界の常識なので仕方ないことですし、あなたは悪くありません。

そして、未来、つまりゴール側を変えてあげると過去も変わってきます。それには自分の価値観を変えて行きましょう。そうすると、自己イメージも変わってきてゴールが身近になりますよ。

また、よりゴールの臨場感を高めていきます。

つまりゴール側の生活をリアルに感じることで、ゴールをよりイメージしやすくします。

未来の臨場感が上がっていないと、あなたの脳は現状の現実を常に維持しようとしてしまいます。するとすぐに元の常識の生活に戻ってしまいます。

特に未来の臨場感は、あなたの好きなこと、嬉しい、楽しい、エゴなど本能に従ったイメージが大切です。でないと、脳の嘘だとバレるからです。

自分の趣味や、昔から好きなこと、やりたかったことを考えてみてください。

臨場感が上がり、自己イメージが上がるとすぐに分かります。クライアントの行動が変わってくるからです。

もし理想のゴールの臨場感があまり上がってこなければ、それは本当にやりたいゴールではない可能性があるのです。

 

矛盾点を見つけて整理します

クライアントの価値観や問題から矛盾点があれば、それらを整理していきます。

たとえば、「ダウン症の子供と自分の自由な時間を作りたい」「仕事に戻って活躍したい」という思いがあったとします。

そうしたら、「仕事が上手くいって生活が楽しくなったら、あなたの自由な時間は取れますか?」と聞いてみます。すると、矛盾があることが分かります。仕事が楽しくなって忙しくなってくると、自由な時間は減りますよね。

では、どうしたらいいのか本当は何が望みなのか、考えるキッカケになります。このように大きな目標を出してみて抽象的に組み合わせて考えることで、視野が広がったり、気付きが生まれてきます。

なので、コーチはしっかりとクライアントの頭の中をイメージして地図を作っていきます。

 

マインドを入れ替えます

クライアントのマインドが違っている場合は、コーチが正しいマインドをインストールしていきます。

ゴール設定がずれていたら、正しい考え方を伝えてもう一度ゴールを作ってもらいます。

ただ、マインドは簡単には変わらないことがあるので、繰り返し続ける事が大切です。どの時点でクライアントが変わるかは人それぞれです。

人生を変えて行くという事は、未来を変えていくことです。

未来が変われば、過去が変わります。そのために別のマインドを知って、価値観を転換することが大切です。

少しづつ思考を変えていくことは出来ます。とくにダウン症の親は大きな価値観の変革に迫られています。マインドの一部を変えることでガラッと景色が変わるかも知れません。

 

まとめ

以上がコーチングセッションの流れでした。

コーチングにはセッションがあり、コーチはクライアントから話を聞いて、同じ脳内世界のイメーいを作ります。その時は、出来るだけ自己開示ができるとより良いコーチングになっていきます。

そしてゴール設定をします。ゴールがわからないとコーチはどこに連れて行って良いかわかりませんよね。

そして、ゴール側の臨場感を上げてクライアントの自己イメージを上げていきます。すると、現実よりも未来のワクワクが大きくなり、そのギャップがあるほど、クライアントの行動につながっていきます。

そして、ゴールや価値観に矛盾点があるのであれば、コーチは修正していきます。また、別のマインドを知ってもらうことで、本当のゴールを見つけていきます。

セッションが数回で変わる人ももちろんいます。でもいきなり自分を変えることは難しいので少しずつ少しずつ進みながらゴールを楽しみにします。

コーチングで人生が良くなる人がひとりでも増えていくと本当に嬉しいですね。

 

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