コーチング

ダウン症の親を統合するようなコーチになる

 

企業でも個人でもコーチングしていますが、新しい気づきがあったから「一歩前に進めた」「自分の立ち位置がわかった」「問題にきづいた」とかの声をいただきました。

一緒に声にしてみたり、書き出したりします。また、自分の価値観と逆の事を考えてみると、どんな世界に変わるのか調べたりします。

悩みの原因は、マインドセットにあります。なのでここを外してあげるだけですぐに結果がでます。

よくカウンセリングしてもらった時は何か気分が晴れて清々しい気持ちになるのですが、次の週には何もなかったように現実に戻されていたりしませんか?

でも、マインドセットを変えてブロックを外すことで、ちゃんと成果がでるのです。

あなたも常識コンフォートゾーンからでて、豊かになれます。

自分の心に無いものは伝えられない

私がコーチングをしているのは、ダウン症の子供がいても安心して死ねる心が自由な人を増やしたいからです。

コーチ自身が豊かになれば、クライアントにも豊かさを伝えられるようになるので、沢山の家族の人生を楽しくすることが出来ると思っています。

  • 安心して死ねるとは抽象的にですが、
  • お金に余裕がある
  • 子供や家族との関係がよくなる
  • 自分に自信がついてなんでもできる
  • やりたいことが見つかる
  • 子供の将来の不安がなくなる
  • 自分の将来が楽しくなる
  • 自由な時間ができる

などです。

こうした状態をコーチ自身がもっていれば、そのマインドを伝えることができるでしょう。

だから私は、その人にとって一番大事な価値観を知って、どんな未来が良いのか一緒に考えたり、ライフスタイルのモデルを作ることでそれにあったマインドセットを設定するようにしています。

ダウン症だからといって、みんなが同じ悩みを持っているわけはありません。

先天的病気を少しでもよくしようと頑張っている親や、お金の問題を重視している人もいると思います。それはどちらも素晴らしことで、自分の損得を超えて、自分も他人も人生を豊かにするためにどうすればよいのか必死で考えて、行動しているからです。

ダウン症の親は、普通の家族より苦労も多いかもしれません。

うまくいかない事にチャレンジして、失敗もするでしょう。でもその失敗を経験したら次はこうしようと考えることが、人生を豊かにしていきます。

失敗しないように行動するようになること。これは人生スキルです。このスキルを応用していけば、もうだれも普通の健常者の親のレベルでは手が届かなくらい豊かなマインドにたどり着けます。

もちろん、「うまく運動させる方法」「一人でご飯食べてもらう方法」「ひとりでお留守番する方法」など障害者特有の対策スキルはあります。

でもスキル単体が出来ても大きな生活の変化にはつながらないかも知れません。

スキルは道具に過ぎません。

お化粧も高級なアイテムやスキルばかり揃えても、自分の気になっている所や、自分が欠点だと思っている所を綺麗にみせたりすると初めて全体が美しくみえるものです。

つまり、一番の原因を知らない限りはアイテムを使いまわしても意味がないのです。

ダウン症の事で人生がつまらなくなった、面白くない、苦しい、不安があるかもしれませんし、私はそう感じたことが多かったです。

でも原因を知ったり、マインドセットがわかっていれば、修正することが出来ます。それは、ダウン症の子供が生まれる前からでも気づいていなかった自分かもしれません。

いくら育児のスキルを身に着けてもそれらはわかりません。

コーチングでは、クライアントの中に答えがあり、それを引き出すという考え方がありますが、実は答えはクライアントの中にはありません。

だから引き出しません。

コーチはあなたのことを全部しっているわけではないからです。

同じようにあなたが知らない要素は認識できないので、コーチから方向性を教えてもらうことが大切になってきます。

 

欠点を補うのをやめる

私はいつもクライアントと話す時に、もし欠点を見つけて、それを改善しようと何か勉強したりする場合、欠点を補う勉強を沢山するのはやめてくださいとお願いしています。

コーチ自身も気をつけています。

私自身、自己投資を沢山してきました。それですべてが上手くいったかというと、そうではありませんでした。

色んな学びでも、本当に大切なポイントは数箇所しかありません。そしてそれを継続して学び、自分で改善してくことが大切です。

もし、私自身が「欠点が多い人間だ」と思っていて、他のコーチと比べてこんなに出来ていないことがあると落ち込んで、勉強ばかりしていては、それがもろにクライアントにも伝わることでしょう。

私はクライアントの現状を変えるコーチングをします。

なので、コーチ自身が行動して、気付きがあればそれをきちんと伝えられるはずです。

 

自己イメージを上げて自由になる

学びが増えるほど時間だけが過ぎていきます。そして、自己イメージを下げる学びがあります。

それは欠乏感を埋める学びです。言い換えると、今の自分のコンフォートゾーンから見える不足を補うことです。

私は20代の頃、体調が悪い時期がありました。

胃の調子や、皮膚病などもありどうにか生活を改善したいと思っていました。そして、当時アロマに興味を持ち、アロマテラピー講座をたしか、10万円くらいで受けた記憶があります。

たしかに学びはしたのですが、それが生活を改善はしてくれませんでした。途中でアロマを作るのが面倒くさくなったり、匂いが強く自分に合わないアロマが多かったのが原因かもしれません。

いずれにしても、大きく生活は改善せずに自己満足で終わりました。もちろんアロマテラピーが悪いわけではありません。凄く有意義な使い方も出来るかもしれませんね。

結局、数年して体調が良くなりましたが、体調不良の原因は、会社でのストレスでした。

そこから解ることは、私が上手く行かなかったのは、自分のコンフォートゾーンの中、つまり自分の常識の中で考えていたからです。

今の状況を変えたい!やりたいことを見つけたい!と思っていても現状の欠乏感を埋めると現状が余計強くなります。するとゴールが叶いにくくなります。

そして、自己イメージが下がってしまい、「何をしてもうまくいかない」と思ってしまいます。

 

それでは、どうすれば自己イメージが上がって良い行動ができるのでしょうか。

それには、ゴール側の学びをする必要があります。

なぜなら、ゴールに近いほど自分のエゴや欲望に近づき、自己満足度が良い意味で高まるからです。

しかし、ゴール側の学びは今のあなたのコンフォートゾーンでは見えづらいので、何をしたらよいのか分からない事があります。

そこが自己評価をあげるチャンスなのです。この時に自分はゴールを達成しても良いと「自分自身に許可」を出すことです。

難しい学びは必要なくて、いきなりゴールに近づいても良いと強く思うことです。

すると、どんな行動をとればよいか見えてきます。

そうです、あなたにもチャンスは来ます。上記のように自己イメージの上げ方を理解していれば、ふとこれ良いなと思ったことでも一瞬で行動に移せたりできます。

すると、無駄にお金を使って学んだり、本当は温泉でも行ってゆっくり出来る時間を潰してしまいます。

コーチ自身が自己イメージを上げて生活することで、その豊かさをあなたに伝える事が出来ます。そして多くの人に本当にやりたいことを実現させていきたいですね。

 

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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