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ダウン症親が理想世界を見つける方法②自分の体の◯◯を変える

今回は、前回に続いて、まだ知らない理想を見つける方法の、2つ目のコツをお伝えします。

  • 周りにいる人をガラッと変える
  • 習慣を変える
  • 環境を作り変える

前回は、周りにいる人を変えることで常識を変ようという話でした。

そして、今回は、未来の理想を見つける方法の2つ目は、「習慣を変える」です。

「出来ればとっくにやっているし、習慣を変えて何か人生が変わるの?」と思いましたか。

あなたは、これまでも習慣は環境に合わせて変えてきたはずですよね。

思い出してみてください。

小学校や高校、大人になってからの習慣は少しずつ変化していませんか??。では、無意識が何を考えていたのかといえば、

「楽しくて安心できるイメージ」

これを環境に合わせて自動変換してきました。

どいういうことかというと、

朝早起き出来る人は、朝が楽しいのです。逆に「朝どうしても早起きしたい!」と思っているのに起きれない人は、夜の時間が最高に楽しいのです。

つまり楽しいことや安心と感じることを、選ぶように無意識に生きてきたのです。

たとえば、

  • 「早く起きて子供のご飯の用意しないと」
  • 「早起きして早朝ランニングしたいな」
  • 「早起きして学びの時間に当てたいな」

とあなたがそう思っても、朝布団に包まって、後10分とつぶやきなががら朝二度寝してしまします。それは、夜が楽しいから夜起きているのですね。

ということは楽しいことを見つければ、習慣を変えれます。そして、生活が楽しくなりますよ。

習慣を変えることでまだ気づいていない自分がわかり、ダウン症の子と新しい目標を作って、達成して嬉しい人生を送ることが出来ます。

 

習慣は何から出来ているのか?

習慣とは、ほぼ無意識に行っている行動です。

ケーキを見たときに、一緒に紅茶飲みたいな~と思うか、コーヒー飲みたいなと思うかは人によって習慣が違うからです。

それは、小さい頃からの影響で、紅茶を飲んだ時にどんな嬉しい気分になったかが影響しています。もし、家庭で紅茶がよく食卓に出ていたり、家族の誰かが好きだったら必ず影響しています。

あなたが持っている数千以上はあるはずの習慣は、自分が編み出したり、創造したものではなく、ほとんど誰かからの影響を受けています。

それは日常生活や嬉しい楽しい、苦しい辛いなどの思考に繋がっているのですね。

そして、この思考は自動的に一日の何度も頭の中で繰り返されています。ボーッとしていて、なんかコーヒーのみたいなとか、早く家に帰って漫画読みたい、ゲームしたい、ドラマみて子供をお風呂にいれてとか、考えていませんか?。

心理学でいう自動思考状態です。

そして、この状態になると、思考とセットになって感情が出てきます。

感情がでると、次に体が反応します。

つまり、「思考⇛感情⇛体の順番で反応」 するのです。

あなたの思考が先にあって、行動が自動的に起こるのですね。習慣も思考が先にあって、それにそった感情が湧き上がり、その行動をとらせる。

このように、良いことも悪いことも同じルールで起きているのです。

 

感情を変える

「じゃ、思考を変えれば、人生が変わるの?「

「いや、そんなのこれまでも何度もやってきたよ」

と言われるかもしれません。確かにその通りで、私も、早起きしてやりたいことをしたい派でした。ランニングしたいし、大好きな本も読めるし、何より頭がスッキリしてバリバリ仕事や子育てが出来る、、、、

でも実は、なかなか続きませんでした。

夜に何かするのが楽しいし、やっと一人の時間だと思えるワクワク的な感情が出てきます。たぶん、子供の頃早く寝かされていたので、反動があったのかもしれません。

このような強力な感情を変えようと思ったら、根本の思考を変える必要があります。

そのために、長年持ち続けている思考を変えないと行動は変わっていきません。その思考とは何かというと、あなたがいつも頭の中で描いているイメージそのものです。

人の脳は、イメージを使って、記憶を再生するのですね。

記憶とは、五感をベースにしています。なので、習慣も頭のなかで、イメージ化されているのです。

では、どうやってイメージ変えるのかというと以下の3つの手順で変えることができます。

  1. 自分が楽しい嬉しい時のイメージを想像する
  2. その時のイメージの「明るさ」「動画静止画」「周りのエフェクト」「音」「人の大きさ」などの演出効果を調べます
  3. その演出効果を習慣化したいイメージで作ります

イメージの力は強力です。そもそも脳がイメージをもとにして、記憶を呼び出しています。

なので、イメージ作りが大切なのですね。

なりたい習慣イメージを創作する

演出効果とは、頭のなかでイメージした明るさや、背景、音、など見えているもののことです。記憶の演出は自分で自由にできるのですが、意識しないでいると、勝手に演出されていることに気づくでしょう。

私の場合、嬉しい演出効果のイメージとは、次のようなものでした。

  • 1.3倍くらい明るくて
  • 静止画
  • 人物が大きい
  • 声は小さくて環境音がなっている

逆に嫌なことを思い出すと

  • セピア色で
  • 動画
  • 人物が小さい
  • 音がせず、言葉だけが残る

まず、自分の良い時、悪い時のイメージを掴んでみましょう。

そして、朝早起きしたい習慣にしたいなら、起きてやりたいことを決めて、そのイメージを作り演出効果どおりに設定してみましょう。

楽しい演出効果が作れれば、記憶をもとに習慣化の手がかりになります。朝早起きしてやりたいという思いが強くなり、それが嬉しい楽しい感情と紐付きます。

ぜひ時間をとって作ってみてくださいね。

そうすれば、その感情を原動力に体が良い反応をして、行動に繋がっていきます。

もちろん、一回やっただけでは効果がありません。なにせ、もともとある思考は強固なので、すこしずつしか変わらないからです。

おすすめは、寝る前にこの新しく作った習慣イメージを想像してワクワクすることです。

楽しい感情は続けれますよね。

 

まとめ

今回は、習慣を変えて理想を見つける方法についてお伝えしました。

習慣は、思考⇛感情⇛体の反応の順番で起こります。

なので、子供の頃から作ってきた思考を変える必要があります。そのために、自分の良い時のイメージの演出効果を利用するのが良いのですね。

誰にでも出来る方法なので試してください。自分の習慣の原因を知るキッカケにもなりますよ。

習慣を変えて、あなたが新しい理想を作って、達成することを私も楽しみにしています。

 

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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