ふと、「このままの生活でよいのかな~」と会社帰りの電車で思うことありませんか?
ダウン症の親は、未来の生活が、普通の人より気になることもあるかもしれません。
- 「10年後何してるのかな」
- 「今、何かしておかなきゃ行けないような気がするけど」
- 「やりたいこととか無いしな。。」
そう考えても不思議ではないです。自分が出来る範囲の事は精一杯やっているし、自ら不幸な行動をする人はいないですよね。
なので、自分の考えられる範囲で出来ることを精一杯していると思います。
しかし、何か今の生活に「本当に今のままで良いのかな?」とハテナが付くのは、周りの人を見て、自分と比べて何か嫌な感じがあるからではないですか?
今は、SNSやネットで簡単に人の行動を見れる時代になったので、余計にそう感じます。
だったら、「新しいことにチャレンジしよう!やりたいことがあるから、家事が終わって子供が寝た後にリビングで一人、ノートを開いて23時から40分だけ毎日勉強しょう」となればいいですが、ほとんどの人はそうは出来ません。
子育てや仕事で、あなたがこのままでいいのかな?と悩んでいるのなら、まず以下の3つを変えてみましょう。
- 周りにいる人をガラッと変える
- 習慣を変える
- 環境を作り変える
今日のテーマは、①周りにいる人をガラッと変える方法についてお話します。
自分の安全安心の範囲を知っておく
あなたは、いつもの生活の範囲でどんなことを考えているでしょうか?
お金(年収)、住まい、地域、仕事、衣服、車、食事など身の回りのことをです。
想像してみてください。
、、、、、、
その一つ一つについて、手に入れれる最大のことを考えてみましょう。
たとえば、
- お金「年収800万あって、貯金に余裕があるな」
- 住まい「駅近のマンションに住んでいて、買い物も便利」
- 仕事「役職も上がって、仕事が楽しくなった」
などです。
ポイントは、違和感や疑いの感情が出たら、そこが上限です。
もし無理だとか、悪いみたいな違和感を感じたら、自分の常識を超えてしまっているので気持ち悪くなります。
- お金「貯金が3億あって、今度寄付をする予定」
- 住まい「海辺に暮らしていて、人と最近あっていない」
- 仕事「海外暮らしが長く、日本とアメリカを往復する生活」
と考えても良いのです。
世界には上記のような生活をしているダウン症の家族も必ずいるでしょう。
でも、あなたは、そんな生活はただの理想だと思い、現実には叶わない、映画の世界だと思うかもしれません。
なぜそうすぐに思うかというと、自分の世界の認識からずれてしまっているので想像することも拒否してしまうのですね。実現している人がいるにもかかわらず、無いものとして思いたがるのは何故でしょうか?
多くの人は、「安全安心の欲求」があります。
これは、お金が無くなるなどのマイナスな面もそうですが、プラスが大きすぎても自分の能力を超えていると感る時もそうです。
自分の能力を超えることは、あなたの脳にとって生命の危険だと思います。無理をして死んでしまうかもしれなからですね。
なので、あなたの脳は、勝手に不快感を出して、その状況をクリエイティブに回避しようとするでしょう。
これが、自分の世界の認識から外れている人を見た時に起こることです。
でも、心配はいりません。これが逆に良いのです。
なぜなら、自分の常識を少しでも知っておくことで、その外側の世界に気づけるようになります。
気づけば一瞬で世界を変えることが出来るのですね。
周りにいる人をガラリと変えてみる
あなたが、まだ知らない、心地よくて、楽な未来に気づく方法があります。
それは、付き合う人を変えてみることです。
生活の範囲の最大に嬉しいことが、がおぼろげながら見えてきたら、次はその世界の中にいるあなた自身をイメージしてみてください。
あなたは、どんな性格で、どんな暮らしをしているでしょうか。
多分、今のあなたとは全く違う、行動パターンや性格、価値観を持っていたはずです。全く別人のような気がしませんか?
ということは、今のままのあなたを延長していけば、その未来には行き着くことは出来ません。
現状を考えてみましょう。
よくあなたの年収は、身近にいる仲の良い友人5人の平均とほぼ同じと言われます。
つまり、似たような常識の人と付き合っているのですね。もちろん本人にとって気のあう仲間は、最高に楽しくてリラックス出来るから一緒にいるのでしょう。
安全安心の仲間で、まるで運命共同体のような感じですね。そして、その共同体のなかでずっと居るとどうなるでしょうか?
それは、他のグループのことはよく理解出来なくなります。
お金や働き方に対する価値観、子供の育て方や生活習慣に対する価値観など、まったく別次元のようにずれていくのですね。
ただ私達は、なかなかそのことに気づくことは出来ません。
とくにダウン症の子をお持ちの親は、ダウン症の親同士で集まっていると、ますます世間から切り離されてしまいます。すると、「このままの生活でよいのかな?」と自分を下げてみてしまうのですね。
まわりのグループや、他の人のことがさらによく分からなくなるので不安なのです。
なので、世界を広げたいとか、新しいことを始るとか、何か変えて楽しく生きたいと思ったら、人の関係を変えてみるのが良いです。
無理に、いままでの友人と離れる必要はありません。大切な仲間や家族と、もっと過ごす時間が増えたらそれは、素敵なことです。
ただ、それ以上に、あなたの常識外の考えや、暮らしをしている人と付き合い始めてください。
たとえば、何かサロンに入ってみるとか、行きつけのバーで知らない人に話しかけてみるとか笑、方法は色々あります。
子育てのするママには、時間がないかもしれません。
そういった場合は、すでに経験があるメンターやコーチを頼るもの良い方法です。
ビジネスコーチやライフコーチは欧米では一般化されていて、上手に活用して、生活の質を上げている人もいます。日本でも、そういった活動が増えてきました。
私もコーチをしていて、第三者の意見は大切だと思っています。成功している人から、違う価値観を教えてもらうことは、自分の世界の常識から抜け出して、生活を豊かにする方法のひとつですね。
常識のゾーンから出る
不安が大きくて、このままで良いのかな?と感じているのなら、自分の常識にないことを取り入れてみましょう。
あなたの世界の認識は、「安全安心の欲求」から来るものです。
そこのゾーンから外れてしまうと生きづらかったり、不快感が出てきます。
「なにかしないといけないととは思っているだけど、、」と思っていたり、「なかなか思い切った行動が出来ないなぁ」と感じていたら、まず周りの人の付き合いを変えてみてください。
付き合う人が変われば、自然と価値観を変えてくれます。
新しい常識を手に入れて、まだ知らない理想を創ることが出来ます!
- 自分の生活を制限を外して考えてみる
- 付き合う人を変えれば、常識が変わる
ということをお話しました。
新しい未来を作って、そこに行ってみたいと思いませんか?