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ダウン症の歩行練習で心も体もバランス感覚を失っていませんか?

ダウン症の子がまだ歩けなかったり、あるき始めたけど扁平足や膝のつっぱりがあって、歩行訓練に取り組んでいる方も多いと思います。

歩行訓練は、楽しいものではありませんよね?結構根気がいるものだし、いつ子供が上手にあるき始めるのか分からない不安がありますよね。

なので、うまく歩行練習するのであれば、体のバランスと心のバランスをとる必要があります。

子供の歩行訓練の方法と、親のマインドを切り替えることで、家族のバランスがうまくいくと歩行訓練も思わず良い結果になります。

ダウン症の子のバランス感覚は?

ダウン症の子の歩行訓練をする時には、バランス感覚が大切です。

ダウン症の子は平行感覚の能力が弱いと言われています。

これまでの多くの研究がされていて、平行感覚は年齢と共に成長していくようです。

ただ特徴として、健常者より左右の足の動きは、大きな奇跡をつけながら歩く傾向にあります。つまりまっすぐあるくのではなく、少し左右に振られながらあるく形ですね。常にあるくときに心体の揺れがあるのです。

また、平行感覚の弱さの理由として、小脳の未発達があげられます。(松崎,198615))小脳は脊椎とも連携しています。小脳は、体中の平行感覚器官と連携していて、コントロールしているものです。これを平衡反射といいます。

なので、小脳が発達だと、体の姿勢や歩く時のバランスに影響を与えていると言われています。

もちろんすべてのダウン症の子がそうではないです。早く走る子やマラソンにも参加する頼もしい子もいます。

それ以外には、筋の緊張が弱いのも特徴です。

それにより筋が突っ張ってしまい、クッションのように柔軟に左右に振られた時のバランスをとれず、最大の振れ幅までいってから次の行動に移るような感じになります。

多くのダウン症の子は、両足ではきちんと立っていられるけど、片足立ちが苦手です。それは、膝や体全体のクッション性が弱いのが関係しています。

体のバランス感覚がよくないとどうなるか?

子供がダウン症でも同じ人間です。自分のことと同じように考えてみましょう。

歩く時のバランスが悪く、左右に少し振られるとしたらどんな気持ちになるでしょうか。きっと、気持ちが落ち着かないはずです。自分の体を上手くコントロール出来ていないのですから。

子供は楽しく遊んでいても、急に機嫌が悪くなったりすることもありました。それは、体のバランスが原因かもしれません。

子どもの機嫌が悪いと、親の対応も歩行訓練していても、めんどくさくなったりして長続きしません。

ダウン症の子は、健常者と比べて運動時間が少ないのも原因と言われています。よく道端に座り込んでしまいますよね、、、

なので座り込んだり、イライラしても大丈夫です。少しづつ進んでいるのだから、子供が動きを止めた時にそのイライラを解消させてあげるように、思いっきり笑ってあげたりしましょう。

すると子供のストレスも解消して、次の歩行訓練の一歩に繋がりますよ。

ダウン症の子には21トリソミーの影響は必ずあります。それは先天的なものなので大きく変えようがありませんし、個人差もあります。

なので、子供に働きかけるマインドを変えることで、子供の運動量を増やしてあげましょう。

親の心のバランスを崩す劣等感

まず、子供の訓練だけでなく、親のマインドを変えることが、うまくいく秘訣です。

多くの親は、他人と比べることで劣等感を持つことが多いです。障害者の親だけではありません。

たとえば子供がサッカースクールに通っているとします。自分の子供が一番になってほしいので一生懸命応援しますよね。

そうすると、周りの子と比べてあなたは、ドリブルが下手だとか、コーチの言うことを聞いていないなど出来ないことを並べて能力や存在を否定したりします。それは親の愛情と言われていますが、そうではありません。

子供が他人と比べて劣っていると、まるで自分も同じレベルで周りから劣っているように感じてしまいます。

すでに自分が自分でなくなり、他人になってしまうので恐ろしいことですが、本人は気づけません。

子供と自分は違うことを知って、子供の道を歩くように認めて上げることが自立に繋がります。ダウン症の子供でも同じで、周りの子と比較せずに、そして「自分の幼少期」とも比較せずにしましょう。

すると、親だけでは絶対に解決出来ない悩みがあっても、子供の限界を受け入れて努力出来るようになれます。

劣等感を無くすためには?

劣等感を無くすためには、親と子供の責任を分けることです。

どういう事かというと、親と子それぞれの人生があるから、相手の事を無理やり変えようとしない意識を持っておくことなのです。

そのマインドがあれば、自分が出来ること、子供がすることが明確に分けることが出来ます。自分に出来ることはやりきる。出来るだけチャレンジしてみることです。

子供は子供の出来る範囲でがんばります。親はその結果を褒めてあげれば良いです。否定したり怒ったりするのは相手の事を無理やり自分がしようと頑張ってしまっています。

劣等感は、相手のやる部分まで自分がやろうとしてしまい、上手くいかないと「自分は出来ない、劣っている」と考え始め、比較する対象をクリエイティブに探し始めます。

なので、まず自分が出来ることのみを頑張るを意識してくださいね。そうすると、気持ちが楽になるはずですよ。

体のバランス感覚の歩行訓練方法3つ

私の次男もダウン症です。かなりのスピードで走るようになりました。それでもバランス感覚の問題は常にあります。

バランスの訓練で取り入れていたのは、以下のような訓練です。

  • カニさん歩き
  • 恐竜拾い
  • ジャンプ

カニさん歩きは、平行移動の感覚を掴むためにしていました。どれもそうですが、親が楽しく手本を見せることがら始まります。親が何度も何度も繰り返してみましょう。

一度だけで興味づけできることもありますが、たいていはそうではありません。

地面の360度の広範囲に恐竜フィギアを置いて全部集める遊びもよくしていました。これは、反転運動を繰り返しさせるためでした。また、しゃがんで屈伸の回数を稼ごうとも思っていました。

ジャンプは効果的です。始めは低い所から慣らしていくといいです。着地などのバランスが体験として覚えるし、何より失敗して怪我しないように意識的に着地との時にバランスをとるようになるからです。

訓練は工夫次第で色々考えつくと思います。次男はこの3つの遊びが大好きでした。あなたのお子さんも数多くアイデアを出して試してみて、子供が大好きなひとつの遊びを発見してみてくださいね。

まとめ

今回は、ダウン症の歩行練習で心も体もバランス感覚を取る必要性についてお話しました。

歩行訓練はダウン症の子供だけではもちろん解決しません。親のマインドもが大切です。周りの環境や他の家族などに劣等感があると、訓練が長続き出来ません。

すると、子供は運動しなくなり悪いスパイラルに入ってしまいます。

なので、自分の出来る範囲を決めて、あとは子供に訓練してもらい結果がどうであろうと、地べたに座り込んでも道路でなければ、褒めてあげてください。

すると劣等感がなくなり、子供のストレスも飛んでいきます。

子供と一緒にトレーニングのアイデアを沢山考えてみるもの嬉しい気づきがあるかもしれませんね。

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