子供のことを知る

子供が問題行動をする脳マインドの理由3つ

私の次男はダウン症なのですが、問題行動に悩んだこともありました。子供がわがまま言ったり、言うことを聞いてくれない時にどうしたらいいのか?

たくさん悩みました。

友達にものを投げて足から血がだらだらと流血させる怪我をさせたり、公園ではよく前にいるを押したりして倒していました。相手の親からひどく怒られたこともあります。

近所の赤ちゃんをよしよし、していたのにいきなりひっぱたいて大泣させたことは数えきれません。私が止めるよりも高速スピードでビンタするのです。

他にも色々な問題行動はありましたが、経験から原因は大きくわけてこの3つなんです。

これから話す事は子供ではなく親のマインドの事であり、それを1つづつ実行して子供の反応を見てください。

親は子供の世界を知る必要があります。

子供に「うるさいなー!」の一言で済ませては明日も同じことが起こります。

子供の反応をきちんとみて少しづつ理解してあげることです。子供がすぐに親の言うことを100%聞き始めたり、「はい!はい!」と答えることなどありえません。

それでも継続して、赤ちゃんレベルまで知能を下げてみたら、子供の楽しいこと嬉しいことも理解できます。

親は子供の行動を否定して、押さえつけようとします。それは自分にとって楽だし、自分の世界観や常識を理解させようとしているかもしれません。

子供は子供の人生があります。今の世の中は親の影響を受けて息苦しく生きている人が沢山います。なので親の価値観を押し付けずに子供のやりたいことをやらせてあげるマインドを持ってみてください。

それは「親の行動マインド」です。

それが持てれば、問題行動がなんでもないことだと思えたり、思いが伝わって良い関係が築けます。

今回は、子供が問題行動をするマインドの理由3つについて話していきます。

難し過ぎて分からない脳

子供にとって難しい事を話していませんか?または、行動させようとしていませんか?

児童福祉に携わる方のお話では、難しいことを子供はさける傾向にあるといいます。

それは、子供の脳の反応としては、経験したことのないことは「危険」と判断するからです。脳は7歳前後には基本的な仕組みは完成されるといいます。

それは、この世の中の価値観や住む世界、周りの人間関係、どこが安全でどこが危険な場所なのか。どういう人が良いひとで、どういう人が悪い人なのか。

親から存在自体の価値観を与えられる時代だからです。

難しいことは、自分が今までの短い人生でやったことがないので恐怖です。親はどんな事が起きるか分かっていますが子供には未知の世界です。

あなたも、全然しらない分野のことをやってみてと言われたら体が固くなり、汗をかいたり、目線が定まらなくなるかもしれません。

たとえばこの会社の株式は良いから全財産投資してもいいよ。といくら信頼が置ける人に言われても行動出来ないはずです。

難しいとは、自分の常識や安心できるゾーンから外れた場所にいるということです。

なので、子供だから言ったら分かると思わずに、同じ大人だというマインドを持って対等に扱ってみてください。

問題行動になる理由をやさしく説明してあげるのです。

その方法として、難しい内容や言葉を伝えるときは、その内容を分解して話してあげてみてください。

より小さな行動や言葉に変えると知っている、記憶している情報と必死に結びつけようとします。頭の中で繋がりが出来るので子供もスムーズに受け入れることが出来るはずです。

簡単過ぎてつまらない脳

逆に簡単過ぎる話やお願いも子供には受け入れられないことが多いです。

もっと自分らしく自由に力のある限り行動したい!動きたいということが問題行動にも繋がります。

なぜなら、脳は親の簡単なお願いを自動的に無視するからです。

これにも脳の機能が関係しています。一度覚えたものは何度も覚えないようにしているからです。同じものを何度もインプットすることは脳にとって負担なはずです。

興味があることやどうしても必要に迫られてやったことは何度も復習しなくても覚えていますよね。

会社の同僚に同じ話を何度もされると、うざいと思ったり、何回言うの?とイラッとしたりします。それは、もうその情報はいらないと自然と脳が反応しているからなんです。

なので、もうすでに覚えていたり、子供にとって簡単過ぎる話は止めておいたほうがいいです。言うだけ無駄だからです。

逆に興味をなくしてしまいます。そして問題行動をそのままエンドレスで続けてしまいます。

そうであれば、少し難しいことを言えばいいのかと思うかもしれませんが、難し過ぎても自分のゾーンから外れてしまうかもしれません。

なので、ここでも難しくするレベルを細分化してみてください。

言い聞かせたいことがあるなら、10のうち7くらいの所までで止めてみてください。

例えば、子供が石を投げるのを止めさせたいのであれば、石を取り上げたり、投げるのをやめさせるのではなく、

投げさせる場所を変えたり、目標を短く足元に的を作ってあげたりしてはどうでしょうか。

つまり、子供が今まで何度も親から聞いて知っていること、「投げるのを止めなさい」「相手が怪我をしていたいたいになる」などの情報を止めることができるマインドを作ってみてください。

そして、少しだけ聞いたことのない新しい情報に変えてあげるのです。

親や支援者の対応が一貫してなくて混乱する脳

3つ目は、子供を育てる親の言うことがみんなバラバラの状態が問題行動に繋がります。

脳は、記憶する時に海馬が情報をバラバラにして保存します。そして記憶を思い出す時には、格納されていたバラバラな記憶をつなぎ合わせてイメージ化させます。

なのであなたが今、頭に思い出してる昨日のスーパーの買い物の記憶も、仕事の会議室の風景もみんな正確にイメージ出来ているわけではないです。

そういった記憶に、新しく違う意見の情報が入ってくると、その言葉を脳はまた再統合して、新しい記憶を作り出します。

これまでに、デジャブなどの経験はありませんか?「この場所、このシーンどこかでみたような記憶がある」というやつです。これも記憶の再合成によるイメージ化だと言われています。

つまり、子供の周りが一貫性なく色々な情報を子供に与えると、子供の脳は混乱し、新しい常識を勝手に作り出します。そしてそのとおりに行動しようとすると、親の意見と異なるので問題行動のようにみえるのです。

そうであれば、親が子供に伝えることをきちんと統一しておくことです。家族は子供のことを考えて一体になっておくほうが嬉しいことが多いのです。

今回は、子供が問題行動をするマインドの理由3つについて話しました。

子供の脳は作りの真っ最中です。親の価値観を大いに受け止めて成長していきます。

なので、子供の目線に合わせてあげて、難しすぎる話を止めて子供の危険回避行動をさせないようにします。そしてすでに何度の伝えているセリフや簡単過ぎる情報は子供にとって無視の対象になります。

それよりもより行動を助長させてしまします。なので、言葉のバランスと取って、少しづつ情報を付け足してみてください。

問題行動から親のマインドは試されると思います。多くの親は「うるさい!」の一言で終わらせたがります。それは一番無駄な行動であり、子供にとっても良くない記憶に繋がります。

なので、たとえ不遇な状態にあったり、悩んでいたりしても家族一体となり子供との繋がりが出来る言葉を探ってみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

-子供のことを知る

© 2020 ダウン症の子をもつ親のためのコーチング Powered by AFFINGER5