ダウン症の育児でもスピリチュアルを上手く使えればいいですよね。
よく夢やゴールをイメージすれば、叶います!とよく言われていますが、うまくできなかったり、イメージしても何もならなかったことはよくあります。
目標達成にはイメージすることは重要ですが、正しいやり方をしないと効果がないのですね。
またイメージを作る練習をすることで、ゴールのイメージを作るのが上手になります。正しいイメージ法と、その練習法についてお伝えしますね。
目次
理想の未来のイメージとは?
まず、イメージとは何なのか?
イメージというと写真や映像のように、視覚に限定されたものだと感じる方かもしれません。
しかし、ここで言うイメージとは、映像だけではなく、音や匂いなどの五感すべてを含んだ概念です。
例えば、あなたがリンゴを食べることをイメージしたとします。その時、イメージとはリンゴの映像だけでなく、味や匂い、体の感覚、リンゴを噛む時のシャキッという音などもすべて含んだものだということです。
イメージを使うの?
ゴールを達成するために、なぜイメージが重要なのでしょうか。
そのことを理解するために、臨場感という考え方が大切です。
子育てで重要な臨場感とは
臨場感は、まさに自分がそこにいるかのように感じる感覚のことです。
例えば、家の中にいる時、家の中という臨場感は高い状態です。
しかし、家の中で小説を読んでいる時に、すっかりその世界に入り込んでしまって、ドキドキしたりハラハラした経験はないでしょうか?この時は、家にいることを忘れて小説の世界に臨場感を感じている状態です。
この臨場感がゴールを達成するために必要になります。
なぜかというと、人間は一度に2つの臨場感を持つことが難しいからなのです。
脳がゴール側の育児イメージを選択
つまり、ゴールの方に臨場感があると、脳はゴールの世界を現実だと認識するようになります。
スポーツで世界チャンピオンになるゴールを持っている人が、そちら側の臨場感が強くなると、脳は世界チャンピオンであることの方を現実だと思うのです。
すると、世界チャンピオンの世界にふさわしくないことに対して違和感を抱くようになります。
技術が足りないならもっと技術を練習したいと思ったり、練習環境を良くしたいなどと考えたりするようになるのです。
この状態になると、ゴールに向かうための強いエネルギーが自然と生まれてきます。これが、今の現実を変化させてゴールを達成するための力になるのです。
未来は詳細にイメージしない
ゴールを詳細にイメージしましょうということがいわれています。
しかし、実はゴールは詳細にイメージしてはいけないのです。どういうことでしょうか?
詳細にイメージできるということは、既によく知っているということです。つまり、現状の範囲内にゴールを作ることになります。すると、現状維持になってしまうのです。
もちろん、そうしたゴールは達成するのが難しいこともあります。
例えば、ダウン症の子が健常者になりたいと思っても、そのゴールはなかなか達成できないかもしれません。
しかし、ある分野では同じようなことを続けていればなれる可能性があります。つまり、現状をそのまま続けていれば良いことになります。
こうなると、自分自身が変わる必要がなく、現状も変わっていきません。
現状を大きく変更するためのエネルギーも生まれきません。
何をイメージするの?
では、ゴールではなくて一体何をイメージしたらいいでしょうか。
3つのポイントがあります。
漠然とした理想の子供
理想のゴールは、詳細にイメージできないものです。
ですから、ゴールを設定する時は、漠然としたイメージだけを作ります。
抽象的な概念のようなものです。例えば、「自由」という言葉を、具体的にイメージすることは難しいです。
遠くのゴールになればなるほど、具体的にはイメージできなくなっていきます。ゴールを詳細にイメージしようと思う必要はなく、漠然としたままで大丈夫です。
現在のあるべき姿
ゴールを設定したら、ゴールから見た現在あるべき自分自身の姿=コンフォートゾーンを逆算して考えます。
ゴールは詳細にイメージできないので、逆算した現在を明確にするのです。
詳細にイメージできるように、コンフォートゾーンを作っていきましょう。
順序
コンフォートゾーンの一部と言えますが、ゴール達成のプロセスをイメージすることも有効です。
育児のゴール達成のために必要なプロセスにはどんなものがあるでしょうか。
逆算して、現在のコンフォートゾーンから考えてみましょう。必要な習慣、行動をイメージすることで、実現する可能性が高くなります。
イメトレを紹介
では、ゴールのイメージを作る準備段階として、イメージトレーニングの方法をお伝えします。
1、正座かあぐらで座る
2、目を閉じる
3、ゆっくりと呼吸をし、呼吸の数を数える(吐く時にカウントアップする)
4、50回呼吸したらやめる
では早速やってみてください。たぶん多くの人は正確に50回数えることができないと思います。
いかがですか?数を数えているうちに、別のことを考えていなかったでしょうか。
あるいは寝てしまったり笑。その過程で、いろいろなイメージが浮かんできたはずです。実はイメージが苦手だと思っている人も、無意識にイメージを作っています。
夜見る夢は、かなりリアルの時もあります。夢を見れるならあなたにもリアルなイメージを作ることは可能です。
ただし、映像が頭に浮かんでこない、という方もいると思います。
その場合は、音や言語、匂い、体感覚、味覚など得意な感覚を使っても良いですね。
2大イメージ瞑想法とは?
では次に、イメージの練習方法をお教えしましょう。
1、自己催眠法
2、ろうそくの炎
の3つの方法があります。
自己催眠法
自己催眠法は、いわゆる変性意識状態や瞑想状態に入るために有効な方法です。
この状態では、現状のリアリティが薄れ、イメージの世界に臨場感を強く持つことができます。イメージは、自己催眠に入ってからすると良いです。
具体的には以下の手順で実施してください。
1、イスなどに座ります。
2、目をつぶって、ゆっくりと5秒くらいで息を吸います。
3、首の力を抜きながら、10秒くらいで息を吐きます。この時、頭が下がる首の力 を十分抜いてください。
4、次に同じ呼吸で肩の力を抜きます。
5、肩の力が抜けたら、同じ要領で、左右の腕→お腹→背中→左右の足→頭の順番に 力を抜いていきます。
6、頭の力が抜けたら、自己暗示を行ってください。
7、ゆっくりと目を覚ましてください。
呼吸法のポイントは、1の長さで吸って、2の長さで吐くことです。
秒数は数えな くていいので、感覚で、吐く長さが倍になる感じで呼吸してくださいね。
ろうそく瞑想
この方法は視覚をリアルに描く練習です。
なるべくリアルにろうそくをイメージしてみましょう。練習していけば、ろうそくを見なくてもろうそくが本当に目の前にあるようにイメージできるようになります。
1、部屋を暗くする
2、ろうそくに火をつける
3、ろうそくをじっと見る
4、目をつぶってろうそくのイメージを作る
5、ろうそくがなくてもろうそくをイメージできるまで繰り返す
イメージがリアルにできるようなったら、最後はイメージの中でフッと息を吹きかけてろうそくを消してみましょう。ここまでできたらかなりイメージ力が高まっています。
まとめ
五感を含んだイメージをすることで、理想の子育てのゴールの世界の臨場感を高めることができます。
これはスピリチュアル的なことです。
ゴール側の臨場感を高めることで、脳はゴールの方を現実だと認識するようになります。そうすることで、夢に向かうエネルギーが生まれてくるのです。
ダウン症の事ばかり考えていてはマイナス思考になりがちです。
そのためイメージするときは、ゴール自体を詳細にイメージしてはいけません。ゴールから逆算した現在の姿を明確にイメージしましょう。
またゴールに向かうためのプロセスをイメージするのも効果的。
あたなもスピリチュアルを取り入れて、子育てを楽しくしてくださいね。