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ダウン症から現実逃避せずにお金や時間の豊かさを手に入れる

 

今回は、ダウン症の親は現実逃避せずに豊かさを手に入れるというお話をします。

子供に障害があると将来の生活のことに不安があると思います。あまり不安を感じていない人がいるとしたら、それは問題を無視しています。

しかし問題を先送りしても良いことはありません。なぜなら時間は待ってはくれないからです。時間がなくなると手に入るお金も無くなります。豊かさとは時間を使って生み出すものだからです。

ダウン症の子を考えれば将来お金はある程度必要でしょう。もちろん公的支援があるので、最低限の生活は出来るかも知れません。子供が最低限だとすると親もそれなりに苦しくなるはずです。また、子供が将来大きくなったときは、世話で時間も取られるでしょう。

そう考えるとお金や自由な時間という豊かさを十分に手に出来ない可能性もあります。そうならないために今から行動することが大切です。子供から現実逃避せずに、現実を意識しましょう。

では現実に向き合った時に、どう考えればよいでしょうか?

 

自分の時間を優先順位が間違っている

現実逃避をしている親は、時間の優先順位を間違えているので、なるようになればいいと思っています。子供の障害に関しても、自分には不可抗力な部分が多いので、なにも出来ることはないと考えています。

しかし、出来ることはあります。まず、子供の分まで楽しむということです。二人分を生きるのではなく、あなたの人生分を悔いなく生きようということです。

まず子供のために使う時間を減らしてください。そして、自分のことのために時間当てるのです。好きなことややってみたいことをに取り組みましょう。他人の役に立つことがあれば尚よいです。

誰かに貢献出来るものは大切なスキルです。誰にでもこれまでの経験から役に立つ知識はもっているものです。それをもとにビジネスに取り組んだり、誰かのためになるような活動をしてみましょう。

もちろんやりたいことでもOKです。世界旅行でもいいですね。こう聞くと、自分の趣味ややりたいことが出来れば苦労はないと思うかもしれません。それは優先順位が低いからです。子供の育児の優先順位が高いと思っているから本当にやりたいことは避けています。

もちろんやりたいことをいきなり初めたら家族との摩擦が生まれるかもしません。なので、少しづつ取り組むのです。そのために時間が必要です。このことに気づくのが遅くなると時間があまり残っていない状態になり後悔をすることになります。

書店にいくと「40歳までにやること10選」や「若い頃にやっておけばよかったこと」などが置いてあります。多くの人が自分でなく子供や他の人を優先してきた結果です。

コーチングでは、ドリームキラーと言う言葉があります。

常識から外れたことをすると、周りが引き留めようと現状にもどすような行動をとることです。クラスで平均点の子がいきなり東大にいくというと周りは「やめとけ」と止めると思います。しかし、本人がそに気になったら東大に行ける可能性が高まります。

このように、やりたいことの優先順位を高めると周りが反発します。しかし、もっとも抵抗しているのは自分だということに気づかなければいけません。周りよりもまずは自分自信を変えていくことです。

子供のためにと現実逃避せずに、自分の時間を作りましょう。それが子供にとって良い影響を与えることになります。

 

お金の罪悪感がお金を引き離す

子供が大人になってからの世話や施設の費用などがかかってきます。また、一人暮らしをさせても、賃貸でずっとお金はかかるでしょう。

家にいる場合、どうしても時間を拘束されがちになります。自分の時間を作る時は、NPOや法人のサービスを利用をオススメしますが、お金がかかります。

このように子供の世話にお金を使うと、お金が減ると思ってしまいます。

お金を使うことにネガティブになり、なんとなく負担だと思う罪悪感がでてきます。他人に迷惑をかけていると考えるわけです。また、人生の余計な出費だと心の何処かで思うわけです。

しかし、そう考えるほどお金は離れていきますし、入ってこなくなります。

なぜなら、お金は価値の交換なので、払った分だけの価値を受け取っています。たとえば、コンビニで100円のおにぎりを買った場合、ご飯をたいたり、のりをつくったり梱包したりとかなりの労力がかかっています。それを100円で買えるのは大きな価値を受け取っているのです。

このようにお金を払うことは大きな価値を受け取っていると考えましょう。

現実逃避している親は、お金の心配をします。しかし、お金を使うことで良いことがあると思うことです。

将来子供の施設でお金がかかることが不安の材料であれば、いまお金を使うことも良くないことだと思っています。

お金を使って自分では手に入らないものに価値を感ることが出来れば、自分の幸せのためにお金をたくさん使えるようになります。すると幸せを引き寄せる事ができるのです。

 

豊かさを手に入れる方法

今回は、現実逃避せずにお金や時間の豊かさを手に入れるというお話をしました。

子供に使う時間を減らして自分のために時間をあててください。やりたいことの優先順位を決めると人生が楽しくなります。

また、お金を使うことがネガティブなことだと思っているので子供の将来の出費も不安だと感じるのです。お金を使うことが自分が出来ないこと以上の価値を受け取れると気づくことです。

時間やお金の本当の価値に気づいてダウン症の子と豊かさを手に入れてくださいね。

 

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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