ダウン症の親の不幸を消すには、素敵な未来を想像して、それに向かって行動することができるといいですね。
それが自己イメージを高め、ニコニコできる習慣をつくります。コーチングはこういった考えと非常に相性がいいのでみなさんも取り入れてほしいのですが、
コーチングの大切なマインドである「すべては脳が作っている」をという考え方を理解しておくだけで楽になると思います。
今回は、不幸も幸福もすべては自分の脳が作っているということをお話します。
すべては錯覚と考える
「全てが脳が作っている」を言い換えると、全てが幻想であると言うことができます。
実体があると思っていても、すべて目にはいってきた情報を脳がそのようにみえるように作り出しています。
このマインドを身につけることができれば、自分が持っている自分自身のイメージや、ダウン症のことで、抜け出しがたい現状が幻想だと気づけます。
そして意図的にそれらを変えることができるようになります。
ただし、この思考はなんだか難しいですよね。そこで、簡単にその思考を体験する方法があります。
それは、「錯視をたくさん体験すること」です。以下のページをみてください。これは立命館大学の北岡教授が作った「錯視コンテストのページ」になります。
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北岡教授は錯視の専門家で、ホームページには大量の錯視を起こす絵が掲載されています。
ずっと見ていると気持ち悪くなったり目の焦点があわなくなってしまうかもしれませんが、錯視がたくさん体験できますね。
私たちは、自分の目で見ているものは正しいと思っていて、まさか自分が幻覚を見ているとは気づかないものです。
しかし、この錯視のページを見ていると、自分の見ているものがいかにいい加減であるかわかると思います。
錯視の絵が正確にどうなっているのか、わかるでしょうか?かなり頑張ってもわからないですよね。見ようとしても絵が動いてしまったり、ちかちかしてしまいます。
本当はそこには動かない絵があるはずなのに、見ることができないのです。
なぜこのような現象が起きるのかというと、私たちは目でものを見ているというより、脳でものを見ているからです。
目に入ってきた光は、脳に入ってさまざまな処理をされて、脳内イメージに変換されます。つまり光(もの)をそのまま見ることはできず、脳が処理した映像イメージしか見れないということなのです。
錯覚は外部からの情報によって強くなる
脳が処理したものしか気づくことができないとは、すべては脳が作り出していると言うことができます。
視覚情報が狂うだけでなく、すでに頭にインプットされている情報と混ざってさらに変換さされることもよくあります。
ダウン症の子にも思い込みがあることが分かります。
たとえば、筋肉が弱いと言われていますが、筋の反発が弱いだけで逆に反発がない状態を補おうと筋肉は強いです。もちろんみんなそうではありませんが、目に入ってくる情報とその他の情報が組み合わさって、筋肉は弱いように見えてしまうこともあります。
なんだかよくわからないなーと思う方は、錯視をたくさんみて、このマインドを実感してみてください。
ただ漠然と見たけど、、ではなく
一回一回納得しながら脳に刻みこむように見ていくと、脳が錯覚していると自分自身で記憶できます。
また、自分がした似たような錯視体験を思い出したり、考え方が変わったことで目の前の世界が変わってしまった経験などを思い出して結びつけてみても効果的です。
ダウン症の親は、子供とお酒飲みながら語り合えないや、キャッチボールできないなど喪失体験をします。なのでもう一度過去を思い出してみて、子供が生まれたことの定義付けをやり直してみるものいいかもしれません。
子供のおかけで成長出来たと思えば、過去も変えていけます。つまり脳が錯覚していたということです。
このように、すべてが脳が作り出しているというマインドは、その他のあらゆる感覚に当てはまるのです。
このワークを体験したあと、そのほかの全ての感覚について考えてみたり観察してみたりすると、どんどん理解が深まっていくでしょう。
注意することは、脳の幻想とは、無意味ということではありません。
全てが幻想ということは、「全てが有るとも無いとも言える」ということです。
未来から思考すると現在も過去も解釈が変わるということです。これが脳が凄いところです。
もし、全てが幻想だと言われて不安になってしまった場合は私に連絡でもしてください。
今回は、ダウン症って不幸?すべては自分の脳が作っていることについてお話しました。
ご紹介したワークをやることで、あなたの抽象度は上がり、コーチングでも教えている大切なマインドも手に入れることができますよ!