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ダウン症の欲しい情報が見つからない!

本を読んでも、知恵袋をみても本当に自分の子供に役に立つ情報がピンポイントで手に入ることは少なくありませんか??

今回は、障害者家族の生活に役立つ抽象度の高い情報や知識をどのようにしたら得られるのかをお話します。

 

本当に欲しい情報がある場所

情報がほしくて本屋にいくと、どれも同じようなタイトルの本が並んでいませんか?

私の場合、本屋にいくといつも調べたいジャンルがあれば、その本を全部読みます。読むといっても速読であらかたの内容をチェックしています。(本当に本が好きなんですよね、、本屋では半日余裕でいられます笑)

そうすると殆どの本が同じようなことを書いたりしています。すると思うわけです、このみんな書いている情報の元ネタは何かな?海外の論文とかかな?と考えるわけです。

つまり本当に欲しい情報にたどり着くためには、「情報源にアクセスすること」になります。

情報源にアクセスすれば、情報的なパワーを手に入れることができます。

ちなみにテレビやラジオでは情報源は一切でてきませんよ。雑誌なども同じですね。

私はよく「テレビを見るな」と言っているんですが、今まで何人かに、「テレビで知識を得られるのでは?よくクイズやNHKで解説してるじゃない?」と言われたことがあります。

「障害者の生活や暮らしに役立つことやってるよ」とさらに思うかもしれませんね。

返答は、「そんなわけないなあ、、、、」となります。

 

情報源を詳しく解説

「情報源」というのは、たとえばテレビにでてくる人が元にしている「元ネタ」のことです。これを一次情報といいます。昔の古典とかがそれにあたりますよね。また、その分野の第一人者のことです。これはほとんどの分野で海外から日本にはいってきているのが現実です。

今はやっているビジネスの方法や、スピリチュアル、カウンセリング、医療、多くの分野が海外の一次情報を取り入れています。

もちろんダウン症の情報も同じです。

本を書いている人だろうが、ある日何も無いところから何かを思いついたわけではなく、必ず元ネタを持っているものです。

情報発信をしている人には、必ず元ネタがあります。

もちろん私にもあります。私はコーチですが、私にもメンターがいます。

私よりも先に進んでいるコーチなので、自分も気づくこともあるし、その人のコーチング理論や経験を参考にさせてもらっています。それはこのブログにも反映されているので元ネタがあると言えます。

発信を伝える人は元ネタの抽象度を落として説明したり、時代に合わせて少しかえてみたり、別の切り口から紹介したり、改造したり、他のものと組み合わせたりして使っているので全く別物のように感じてしまうのですね。

ということは、情報源をたどれば彼らと同じ情報を得ることができますよね。

テレビで知識を得るのではなくて、本当に大事な情報が欲しいなら、テレビや本に出ている人の情報源を当たってみるといいということですね。

元ネタさえわかれば、あとは自分なりに解釈したり、組み合わせたりして新しい情報を作り出すことも可能になります。

元ネタからは、いくらでも情報を生み出すことができます。それが、抽象度が高いものであればあるほどそうなのです。

私はそのように考えているので、たまに国会図書館にいきます。これまで出版されたほとんどの本が図書館内のパソコンで読めたり、書庫から出してもらって見ることができます。

一次情報は昔の人の知恵なので、こういった図書館が良いですね。本気で知りたいことがあれば利用してみてください。コロナ中は利用制限(抽選制)になっています。

でもめんどくさいとか思っていると、テレビを見たりして得るような抽象度の低い情報ばかり集まってきます。すると、情報の質がひくいので生活にも大した変化が起きず悩んでしまい、不安のループに陥ってしまいます。

抽象度の高い情報を得たり、情報発信をしたいなら、最低ラインとして、「テレビじゃない情報」であることがよいです。

では、その情報源にあたるにはどうしたらいいでしょうか?

 

情報源にたどり着く方法

具体的に情報源にたどり着く方法を書いていきますね。

まず、気になる情報を発信している人がいたらその人のことをネットで調べます。そして、そういう人はたいてい本や論文を書いているので、本や論文などを手に入れましょう。

その本や論文には、参考文献が記載されています。

本の中の話の流れで、自分が影響を受けた人物や本のことを紹介していることもよくあります。

これが「元ネタ」です。見落とさないでくださいね。

ダウン症関連のNPO法人や会社をされている人の情報は役にたつものが多いですよね、それをさらに役立てて自分で考えられるように、どういった情報をもとにお話されているのか調べてみましょう。

この方法でほとんどの人の元ネタにたどり着くことができます。

元ネタさえ手に入れば、自分自身で味付けして情報発信していくのもいいし、そこからビジネスを作るのもよいですね

ただし、元ネタがわかりにくい場合も、もちろんあります。

ただ、それさえクリアできればとてつもない情報的なパワーを手に入れることも可能ですから、ぜひやってみてくださいね。

 

まとめ

今回は、ダウン症の欲しい情報が見つからないとき、障害者家族の生活に役立つ抽象度の高い情報や知識をどのようにしたら得られるのかお話しました。

本当に必要な情報は、情報を伝えている人が使っている一次情報にあります。

そこが源流なので、元ネタにたどり着ければ、どんな歴史でそうなったのかが分かります。

とくにダウン症の制度や社会的立場は過去の歴史に大きく左右されています。また、出生前診断や医療の経緯や、子供の障害におけるこれまでの療育の取り組みなどがたくさん記録されています。

国会図書館にいくと昭和時代のダウン症の子育ての資料はたくさんあります。その時代にどのように考えられていて、どう対処してきたのか。

それは、一次情報に近いものであり、いまでも子育てなどの参考になるものが多いです。

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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