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子供の生年月日から抽象視点を身につける方法

子供と一緒に現状を変えて、将来楽しくニコニコしていたいです。私の次男はダウン症ですが、将来の不安ではなくどう楽しんで生きていけるか考え続けています。

そのためには、やっぱり今と違う考え方をする必要があります。

不安が多くて現状を抜け出すためには、「思考の抽象度」を上げていくことが大切なんですね。

私はコーチをしていますが、コーチングではゴールを決めて、そこに向かっていくことで幸せを高めます。その時に作るゴールは大きなゴールがよいのですね。

より高いゴールを考えるには、やりたいことの抽象度を高くする必要があります。たとえば、世界平和とかダウン症の生活専門学校ができるとか考えるわけです。

抽象度が高くするというのは、情報量を減らしていくという意味なんですがなかなか体感としてわかりづらいですよね。

なので今回は、子供の生年月日を例に、抽象視点を上げる方法についてお伝えします。

 

思考の抽象度とは?

いきなりですが抽象度とは、視点を高くもつことなんですね。視点が高くなると抽象的な世界の話になってきます。そのため、なかなか実感が持てないのは無理もないんですね。

たとえば、虫のダンゴムシはひょっとしたら人間を認識できていないかもしれません。アリは認識していても、ダンゴムシより大きな犬や人、鳥などは彼らからしたら存在していないかもしれません。

ダンゴムシの目線から見れば2次元のようなほぼ平面の世界ですが、鳥から見れば3次元の世界があるとわかるわけです。

このように高い視点からみると、今まで見えなかった物が見えてきます。

ダンゴムシの目線だけでなく、自分の未来に置き換えても同じことなんです。どうしても人は現状の延長線で未来を考えがちになります。

いま英検1級を持っているから、通訳をしようとか思うわけです。しかし、通訳が本当に自分がワクワクするようなことかはわかりません。

ダウン症の子のことで悩んでいて、将来安心できて安全な場所を自分が死んだ後も作ってあげたいと思ったら、現状から考えても難しいかもしれません。

その時に視点を上げて、子供が安全は場所は「NPO法人を作ってでなにか施設をつくろう」とか「ダウン症専門学校」があればとか考えることが出来るわけです。

実現出来るかどうかは関係ないことなんです。アイデアや自分のやりたいことを見るけるための手段のひとつなんですから。

 

子供の生年月日とは?

もっと抽象視点をみにつけるには、子供の生年月日を考えるとよいです。

まず物理的に一番高い視点といえば、「宇宙」ですね。なので、ヒーリングやスピリチュアルでは、よく宇宙意識とか宇宙からの◯◯とか言われます。

あれは大きな視点でみた時に、こんな考えになりますよ。目の前のことが辛くても、大きな視点でみれば良いこともありますよ的なことなんですね。

子供には生年月日があります。これも宇宙からの視点だと言われています。

子供が生まれた日()は、太陽()からみてどの位置にいて、月との位置関係、そして地球の自転(日)でどこにいるのかを表したものなんです。

子供が生まれた瞬間、いま宇宙のどの位置にいるのか分かるのでそれを基準に考えてます。よく占いとか占星術とかありますが、視点を上げてみると、どのパターンにあてはまるのかを見ているわけです。

大きな、高い視点からものごとを考えられるようになると、世の中の仕組みとかメディアの考え方がよく分かるようになるものこのようなカラクリなのですね。

 

抽象視点の具体的な方法

それでは、抽象度が高い状態を実感する方法が2つあります。それは、

「高いところに行く」

ですね。

高いところ、というのは単純に海抜が高いところです。

たとえば、富士山のように高い場所のことを言っています。そこまで高いところではなくても、高層ビルで、スカイツリーや神戸ポートタワーでもいいでしょう。

いや、お台場の観覧車でもいいかもしれません!

なぜ高いところに行くと抽象度が上がるのでしょうか?

私たちは、普段街を歩いているとき、平面上のことは見ていますが、上を見たり下を見たりということはあまりしません。

まっすぐ前を見たり、左右を見たりすることしかしないのです。

そのため、考えることもどうしても2次元的になってしまいます。たとえば、道を歩きながら宇宙のことについて考えたり、M78星雲のことについて考えたりする人はあまりいないでしょう。

しかし高いところに行くと、上下の軸ができます。下を見れば街が広がっていますし、上を見れば空や夜なら宇宙空間が見えるのです。

つまり、無理やりにでも視点が「2次元」から「3次元」に変わるんですね。

また、人間は地面の上で暮らしていますから、高いところに行けば人間が生きている空間を上の視点から広く見渡せるようになります。

高いところから見ると、一人ひとりの顔が良く見えないですよね。普通に歩いていたら「あの顔つきはダウン症の子かな?」とか「あるき方がぎこちないな」とか、そういう個別のことが見えますが高い場所だと見えませんよね。

なので自然に「人間」とか「社会」という高い視点で思考することができるようになるのです。

そうすると、個別の事情とか、感情を切り離して考えられるようになります。

かなり自由に思考することができるようになります。普段は人間関係のことが気になっていたとしても、「生活を本当によくするには何をすればよいか」とか、「自分の幸福ってなんだっけな?」と高い視点で考えられます。

高層マンションに住んでいる人なら、ベランダから外を眺める時間をつくりましょう。

高いビルに上るのもいいですし、地方の人であれば高い山に登ってもいいでしょう。

私の実家の近くにも一時間程度で登れる都合のいい山があります。笑

ただし、あまりにも高い富士山のようなとても高いところに上るとかなり抽象度が高くなって、宇宙のことを考えてしまいます。

宇宙は神秘的すぎてスピリチュアルに寄りすぎるので、宇宙の生年月日のことは抽象視点の考え方の一つにとどめておくのがよいでしょうね。

現実感あふれる人工物の高い所がおすすめですね。

 

今回は、子供の生年月日を例に、抽象視点を上げる方法についてお伝えしました。

ぜひ近くで探してみて、その場所でやりたいことを想像してみてください。

抽象視点に触れて、子供との良い未来が見えてくると良いですね!

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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