これまでは、ウィルスが一時的に流行ることはありましたが、今後は日常的にウィルスと共に過ごしていくと言われています。今後、夏に強いものや、風邪、肺炎だけでなく、皮膚に影響が現れたり、色々なタイプのものが出てくる可能性もあります。
そんな中で、不安な情報に触れるたびにネガティブな思考が積み重なります。何か最近、疲れやすくなったり、頭がモヤモヤしていませんか?
とくにダウン症をお持ちの親は、ただでさえ日常生活の中で、育児や子供の成長に神経を使っていると思います。
ある研究では、「怒り」の感情が増えると免疫力が低下し、また想像力は良い発想が難しくなるとも言われています。
「疲れたなー、育児だれか変わってほしい」「ダルいな、、やる気がでないな」と感じる場合は、まず怒りを減らすことです。
ウィルスのせいでやりたいことが出来なくて、旅行にも周りに反対されていけなかったり、飲み会なんかも難しいかもしれません。
そんな不条理な状況で、しょうがないと自分に言い聞かせても、小さな怒りは心の中にトントンと溜まって行きます。
そして怒りは、IQを下げます。
怒りの感情は、脳では、理性的に働く部分でなく、本能的に考えるところが機能します。
たとえば、調理中の鍋を手で触ってしまって熱い!と反応することです。
怒りも同様で、イラッとしたら、その人がもっている心の反応が反射的に思考に浮かんだり、行動いつながったりします。
その話題から離れたいと考える人もいれば、言い負かしたいと思う人もいます。
なので、怒りを減らして、IQを上げることで免疫力を上げて、子供と一緒に笑顔で溢れる1日にしてみたいと思いませんか?
今回は、免疫力を上げてダウン症親子が元気IQ満タンになる方法についてお話します。
自己効力感を高める
まず自己効力感を高めることです。自己効力感とは、自分が目標を達成出来るという自信のことです。
何も大きな理想でなくても、今日1日をどう過ごせば充実した日になるか、想像してみて、それを実現出来ると信じることです。
ウィルスの影響で生活に色んな制限があるかもしれません。自分たちの家族だけでなく周りの親戚や近所の人とのバランスも必要です。
そんな時に、少し何かダウン症の子供と外で出来ることを増やしてあげようとチャレンジしたりすることは勇気がいることです。
そんな行動は周りの人に何か言われるかもしれません。
それでも、自分のみを信じて、良い未来になると想像して生活することです。そうすれば、他人に影響を受けつつも、家族が中心となって生活を続ける事が出来ます。
ぜひ一週間単位でも良いので、何か子供と目標を作って過ごしてみてください。そして自分は出来るんだと信じてみてください。
こういった心の使い方が、怒りではなく、幸せを求めて理性に働き掛けを増やして、脳を活性化させることが出来ます。
筋力アップを心がける
筋力アップも免疫力を上げる1つの方法かもしれません。それは子供とのふれあいが増えるからです。
私の次男もダウン症ですが、日常的に体力が必要だと痛感させられます。
嫌がる子を移動させたり、抱っこしたり、本気で向き合うと大変です。相手も全身全霊で拒否したり時には喜びを体で示してくれたりします。
なので、こんな時代だからこそ、筋力アップを心がけています。
なぜなら、理由は2つあります。
1つは、筋力がある方が、疲れにくくなります。それは筋肉がエネルギーを保存しているからです。これは自分の体験からもそうで、全身の筋肉が落ちると、お腹が減ったり、食べる量も増えていくからです。
そうすると、ご飯などその瞬間の欲望を満たしたり、気分で好きなことをしたりします。
そしてそれが上手く行かなかったりすると、小さな怒りに変換されている気がするのです。
なので、筋力アップしておくことで、心の貯蔵庫を作っているようなものだと考えています。それが余裕をくれて生活を良い方向にもっていってくれます。
2つ目は、自分以外をコントロールできるという自信です。
ある程度筋力があると、子供との会話も上手く行きます。それは子供を力で支配するという発想とは違います。
逆に、子供と接する時間を増やして上げられることです。
「疲れた!今日はここまでにしてお家に帰ろう」という会話は良く聞かれるし、しゃべっていると思います。
そんな時でも、子供が気が済むまで付き合って上げられることも出来るようになります。
つまり、これは子供の「小さな怒り」を取り除いてあげるのに役に立ちます。
子供も親も怒りが減ればその効果はより大きなものになります。そして家族の心の免疫力が付けがつくほど家族IQが上がり、小さな幸せの数も増えるはずです。
自分時間を増やしてリラックスする
他にも免疫力を上げる方法として、瞑想などで自分時間を増やすことです。または、お風呂タイムでも良いかもしれません。
つまり、雑念を減らして、自分がリラックス出来る時間を作ることです。
家事育児があるのであれば、夫婦交代でその時間を作ってみてください。
リラックスすることは、想像を超える力があります。その最大の目的は、自分がもっている常識から離れることです。
そうです、ウィルスが蔓延している世界や上司に怒られている世界、ダウン症の子供がいて何か生きづらい世界、、、
多くの人は、お酒などに逃げてしまいます。お酒を飲むと気が大きくなったり、友人と夢を語り合ったりします。あれはリラックス状態で言葉よりも理想のイメージが優先されているからです。
ただ、お酒はアルコールの弊害も多いため、飲みすぎて気分が悪くなったりします。
なので、お酒以外でリラックス出来る環境を作ってみてください。
そして、自由に理想の未来を想像してみてください。お金や場所、時間を無視して制限を外してみてください。
リラックス状態では怒りは存在しません。怒りの無い世界を少しだけでも作っておくと、それが良い発想につながったり、不安から守ってくれます。すると自分の常識にとらわれずにIQを満タンにすることができますよ。
今回は、免疫力を上げてダウン症親子が元気IQ満タンになる方法についてお話ししました。
免疫力を低下させるものは小さな怒りの積み重ねです。
なので、一週間ごとに目標を作ってみて、自己効力感を高めてください。
また、筋力アップをして心のエネルギーの貯蔵庫を作り、安定させてください。そして、子供の怒りを減らすために触れ合う時間を増やしてみてください。
自分時間を作ることも大切です。是非リラックスできる環境を作って、楽しいワクワクする未来をこっそりと想像してみてください。
あなたの常識を少し横に置いておいて、嬉しい未来に想像力を膨らましてくださいね。