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ダウン症親がどうしても持っておきたい3つの無形資産とは?

 

障害者の子供と、今後30年一緒にご飯を食べたり、お風呂に入ったり、地域の人と交流したりと、うまく生き抜いて行かないといけません。

結構たいへんだなと思っている人も多いのではないでしょうか?

 

そう考えている人は、実は、自分の能力開発に興味があるかもしれませんね。自己能力を高めるために、まず自分の無形資産を知って置く必要があります。

そうすれば周りの人より有利になるからですね。

無形資産とは、今存在する、知識や人間関係、そして変化に対応出来る力のこと。でも、そう言われてもピンと来ないかもしれませんね。

そしてなぜそれが、自分の能力開発に影響するのかイメージがわかない人もいるでしょう。

しかし、自分の無形資産を知っておかないと、

的外れの勉強をしたりして結局何の役にも立たなかったといった無駄な時間を過ごしてしまいます。

そこで今回は、能力開発に必要な「無形資産」について掘り下げてご説明していきます。

 

自分の無形資産の意味とは?

無形資産とは、今時分が持っている「情報」のことです。

大きく分けて無形資産は、3つに分けることができます。1つずつ説明していきますね。

生産性資産

これは主に仕事や生活(家事、育児)に役立つ知識やスキルのことです。

今あなたが実行できる何か生活を改善したり効率化できるスキルのことです。

たとえば、会社ではエクセルの関数を使えるとか、育児では子供の服をさっと縫ったり出来れば良いですよね。

つまり、日々のルーチンワークに組み込んで、時間やお金を節約できる資産(スキル)のことです。

 

活力資産

活力資産は、健康や良好な家族、友人、同僚などの人間関係のことです。

これはあなたの生活にエネルギーを与えてくれるような人との繋がりです。

それはもちろん家族だったり、両親だったり大切なひとだったりします。それ以外にも愛犬でも素敵ですよね。また、何かスキルを教えてもらうメンターのような人がいると更に恵まれているかもしれません。

このような人たちは、常にあなたをプラスでポジティブな思考にとどまるように、一本道を歩いてくれます。決してネガティブな方に道を外れないようにしてくれます。

ネガティブな思考は、脳のエネルギーを大量に消費して、糖分を奪い、行動するという思考を停止させてしまいます。

 

変身資産

これは環境の変化に適用して自分を変えていく力のことです。

何かトラブルに合ってしまった時にどう考えれるかが重要。障害者の子供が幼稚園でクラスの子を叩いてしまうこともあるかもしれません。

そんな時に、子供を叱ってしまうのではなく自分を変えれるかどうかです。子供が幼稚園の先生やクラスの親御さんに迷惑を掛けたと認識することで、あなたの世界は変わるのですね。

一気に悪者になった気分だし、子供が改善する保証もありません。

そんな時に、「子供が誰かを叩いてしまう」をしっかりと認めることです。叩くには理由があるから。それは大人からしたら正当な理由でないかもしれません。しかし子供からしたらそれが世界のすべてなのです。

もちろん必ず叱ることは必要でしょう。

それでも、環境が変わったと察知したら、それ用の対策を幼稚園に教えてもらったりして、叩く前提で気持ちを切り替えることです。つまり、変身資産とはあなたがどのようなマインドセットを身につけているのかという裏返しです。

 

必要なスキルを順番に身につける

あなたに今必要なスキルを身につけることが大切ですが、順番があります。

まず必要なのは「変身資産」です。マインドセットありき。

障害者の子やハンデを持ったお子さんを育てて、生き残っていくには自分の思考や決めたことを最大限尊重する強い心が必要だとは感じているでしょう。

他人が決めたことばかりしていると、上手くいかないと不平不満ばかりがでてくるからですね。

でも自分が覚悟を持って決めたことであれば、上手く行かなくても責任を負い、反省して改善していくことができます。それはネガティブなことでなく、ゴロゴロした前向きなエネルギーの塊です。

そのために、まずは他人の思考を尊重することです。他人を認めて初めて自分を尊重することができるのです。自分が絶対正しいと感じていても、全く反対の意見の人もいると、その人のことを深く認識できるようになります。

それが相手を知り、協調、調和につながっていく。

それは、子供でも大人でも同じなんです。

なので、まず環境に変化できるマインドを持っておきましょう!

 

次は、「活力資産」です。

思考同調の法則などと言われることがあります。これは似たような考えに人は同じグループにあつまるということです。年収も1億円ある人800万円の人では会話がなりたちませんよね?話す内容が天と地ほど違うからです。

言葉が違うということは、思考が違うので会話が成立しません。

「変身資産」を作っておくことで、同じような人とめぐりあえます。それはあなたが生き抜くために、本当に必要な人をゾロリと揃えてくれるという意味です。

 

そして、最後に「生産性資産」です。

ここで身につけるスキルは、前に活力資産で作った人から教えてもらったり、自分で気づいたりするものです。あなたはもう以前とは違う視点や考え方が出来るようになっているので、家族にとって本当に必要なものが分かっているかもしれません。

多くの場合、それは物理的なものではなく、精神的に開放されて能力を高めるようなアイテムです。

そして、そのスキルを元に、「自分のオリジナルルール」を作ってみましょう。

誰かに作られて、永遠と無駄にこなしているものより、そんなものは捨てて自分の世界で生きるために必要なルールを。他人からしたらルール違反とみられるかもしれません。それは解りませんが、自分の心は本当に幸せだと感じるものがいいのですね。

 

幸せに変化が出来るからこそ願いが叶う

ここまで話してきた3つの無形資産をうまく利用して、幸せになりましょう!

よく幸せを追い求めて占いやカウンセリングに通う人もいます。でもこれも他人依存のひとつなのです。上手く行かなければ、その責任を誰かに押し付けることができます。

これをやっていては永遠と幸せを追い求めて、ただ生き抜くだけのAIロボットみたいになってしまいます。

幸せとは、あなたが幸せだと思えばそれが「最高の幸せ」なのです。

言葉遊びだ!と思われるかもしれませんが

たとえば、夏のお盆あたり、昼下がりスーパーから帰ってきて、汗がだらだら首筋から垂れて頭がぼーっとしているとします。眼の前にコップがあり、お水が半分だけ入っています。

それをみて、お水が少ないと思うのか多いと思うのかは自分次第です。

もし子供が隣にいて、子供にそのコップ半分のお水を上げるなら十分な量かもしれません。子供がそのお水を美味しそうに一気飲みして笑顔満点になれば、ああよかったと気持ちが緩みます。

半分の量も、あなたにとっては意味のないものでも、子供に上げることで喜びが生まれた。

つまり、何事に対しても意味を見つけることです。

幸せの意味を付けてあげれば良いし、そしてそれを幸せだと思えば、誰がなんと言おうと幸せなのです。

そんな一瞬のことに努力できないと感じたら、逆にチャンスです。

変化に気づいてほしいから。

そして、もっと変化に気づく思考を手に入れるために、3つの無形資産をどんどん積み上げていって子供と幸せに生きぬく能力開発をしてくださいね。

 

まとめ

今回は、能力開発に必要な「無形資産」について詳しくお話しました。

無形資産がどんなものかわかったでしょうか?

「生産性資産」→「変身資産」→「活力資産」の順番で考えてみてください。

とくにマインドを変えることは大切です。こんな人もいる、こんな思考も世の中にあるのかと感じることです。そうすれば、自分以外の価値観も受け入れて住みやすい世界になります。

幸せに能力開発したい人にとっては無形資産はとてもありがたいものです。

このことを理解出来て、継続して学ぶ事ができれば、ダウン症の子供と幸せに生き抜く事が出来ます。

なりたい自分の姿を見つめてみて、どんな無形資産を今持っていて、今度どんな無形資産がほしいか本気で考えてみましょう。

きっと豊かな生活を手助けする最強の資産になります。

 

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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