子供のことを知る

思い込みを捨てると自分とダウン症の子供の本音を知ることが出来ました。

ダウン症の子供がいま何歳であっても、将来のことに不安はあります。

ライフステージによって悩みも変ってくからです。

悩みが解決していないのに、また次の悩みが次々に出てきます。なので考えすぎてしまい頭がガンガンしていませんか?

不安は消えないので思考が止まらなくなり、うつ病っぽくなってしまいます。

ライフステージは、健常者の親でも誰でもあるので、程度はあれ、誰でも悩みはあります。

でも健常者の親は、子供も将来のことでうつ病になっている人は少ないです。

ダウン症の親と健常者の親で何が違うのでしょうか。

それは、ダウン症の親は子供が世の中に対して価値がないと思っていること。これが一つの大きな原因です。なので、あなたに必要なことはマインドを変える、つまり本当のことを知ることです。

私の次男もダウン症ですが、葛藤がありました。でも子供の役割を知って考え方が変わりました。

今回は、ダウン症の子供のことでうつ病っぽくなる原因と、その考えを変える方法について話していきます。

障害者は価値が無いという思い込み

なぜあなたはダウン症の子供に不安や恐怖を感じているのでしょうか。

それには、将来の不安が大きいからだと思います。

自立の面や、家族兄弟への影響、そして金銭的な面などです。

障害者がいることで、経済面でも家族親族に対しても良いことにならない、苦労ばかりかかると心の奥では考えているからです。

たとえば

「仕事をきちんとして周りの役に立てるのかな」

「兄弟姉妹の足を引っ張らないかな」

「家賃が払えなくなって家族共倒れになったら迷惑かける」

つまり、価値が無いとは言わないまでも、

社会的に非常に価値が低いと思っているからです。

社会に貢献出来なければ、現代では社会に貢献してお金をもらう仕組みですから、生活するお金も手に入らなくなります。働かなければ、自分たちの世間体も悪くなると考えています。

この思考を続けるほど、思考がループします。

子供の価値をあげる方法がわからないので、永遠と考え続けてしまうのです。

しかし、本当にダウン症の子に原因があるのか考えてみてください。

たとえば健常者の子供でも悩みは多いはずです。

成績のことや運動神経、食べ物の好き嫌いなど多岐に渡ります。子供がきちんと就職したり、お金を満足に稼げるかどうかは全く分かりません。

世の中を見ると、非正規社員の割合は労働者全体の半分(55.3% 2018年度調べ)を超えています。十分な賃金を貰えず、独身が増えてきていることも問題にもなっています。

また、感染症や天災からも影響を受けています。

ダウン症は知能の遅れがあり、不安の大きな要素になっていますが、健常者でも学力の差は大きなストレスになっています。

私も昔アトピー性皮膚炎があり、子供のころから苦労した経験があります。

症状が悪化した時はもう死んだほうがマシだと何度か思ったこともあります。

不安が大きくなるのは脳の本能です。

しかし良く見てみると、

会社員よりもフリーランスや団体に所属して生活している人も増えています。ダウン症の子供が将来、健常者よりも活躍している人もいます。健常者でも病院通いが大変な家族もいます。

子供の成績で毎日怒り、他の子供と比べて苦しんでいるママもいます。

つまり、障害者と健常者を比べて、子供に価値があったり、無かったりと考える必要がないのです。

なぜなら

「価値があると思えばあるし、無いと思えばないからです。」

たとえば

子育てに詳しい人がいて、それを聞いてとても参考になったと思う人もいれば、もっといい子育て方法を知っている人は参考にならなかったと感じます。

つまり価値観は、一定ではないのです。

お金の価値も、働く価値も近所付き合いの価値も、そして障害者の価値も常に変っています。

そして、あなたはその変化に気づいていない可能性があります。

その理由は、あなたのこれまで過去からの経験や、イメージが障害者のネガティブな形を作り出しているからです。

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ダウン症の子供の役割を考えてみる

ダウン症の子供に価値はありません。

価値があったり、無かったりするのではないのです。

価値ではなく、あなたにとっての役割があるのです。

子供の笑顔によって気持ちが通じたり幸せになります。それもダウン症の子供の役割の一つです。

ダウン症の子は健常者よりも笑顔が多いです。

それはダウン症の家族しか分からない特権だし、それが分かれば他の家族より幸せが多いと実感できます。

ママとパパの会話を取り持ってくれる話題を提供してくれます。

お金の使いみちを意識させてくれる役割だったり、あなたの仕事の意味を再度考えさせてくれる役割だったりします。

日常の小さなことから、将来の大きなことまで、

子供がいることで機能しているのです。

たとえば、

キッチンはあなたにとって大事な役割があります。でもキッチンはパパにとっては役割が違うかもしれません。

  • ママには料理をつくる大切な場所
  • パパには楽しみにしてるお酒を保管している場所

つまり、人によって価値は変わります。役割があるのです。

よく考えてみてください。

そうした役割は健常者でもダウン症の子供でも同じです。

子供はみんな個性があります。子供がいるから親に役割が与えられているのです。

それが少しずつ実感出来ると、子供は私に何を与えてくれているのかなと、良い面を探すキッカケになります。

障害者の子供が、

あなたを世間に広く知ってもらう役割になるかもしれません。

あなたの健康を常にチェックしてくれる役割があるかもしれません。病院に行く機会があれば、自分は健康が大事と思い、ダイエットに意識が向くかもしれません。

そうして、今まで気が付かなかった考えが出来るようになります。

やりたい本音を知った人から幸せになる

健常者の子供でもダウン症でも、どちらも同じだと分かれば、

ダウン症だからといって価値がないと思うことや、極端にネガティブになる必要はないです。

子供があなたの人生に役割を与えてくれています。

健常者もダウン症もそれぞれ役割があるとすると、比べる必要がありません。

でも、やっぱり健常者の親のほうが子供の将来は明るいし、出来ることも多いから選択肢が多いと言われるかもしれません。

しかし、選択肢が多くても上手く成功する道に行けるとは限りません。

なぜなら、選択肢が多いほど、実は「あなたの幸せ」からどんどんから離れていくからです。

幸せとは、自分がやりたいことや楽しい目標です。

または、他人から称賛されたり褒められたりすることかもしれません。

そしてその目標とは、自分にとって有益なものが何かを、自分で考えて作り出した時に感じるものです。

他人から教えて貰うものではなく、自分で考えるのです。

なので、あなたにとってのダウン症の子供の役割を知ることで、自分のやりたいことを知ることになります。

子育てだけでなく家庭環境や仕事でうつ病になる人も沢山います。

その時は、他人と比較せずに、本当に大切なものの役割を考えてみてくださいね。

今回は、ダウン症の子供のことでうつ病っぽくなる原因について話しました。

子供は誰も同じで、価値があるものだし、無いものです。

そうであれば、あなた自身の大切なものだと思って、子供が自分にとってどんな役割を考えてみてください。

ダウン症の親は幸運だと思っています。

大多数の健常者の親と違う、様々な価値観に気づくことが出来るのです。


人生を豊かにしてくれる考えを沢山持つことが可能なのです。

 

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