子供のことを知る

傍観者マインドを捨てるたった1つのタイミング

子供がダウン症だったり、先天性の病気を持って生まれくると、受け入れることはすぐには難しいです。

誰もが感じるこの感情にも波があり、時間と共に変化していく過程があることが分かっています。

でも、あなたには怒りや悲しみがあるのなら、それは子供の事を受け入れる道をきちんと進んでいます。

それは、さらに理想の未来を作るチャンスの時でもあるのです。

今回は、親がダウン症の子供をかわいいと思うタイミングについて話していきます。

ドローターの図から未来を見る

ダウン症や障害者を持つ親の気持ちの変化を表した統計のグラフがあります。

「ドローターの心の受容過程」と言われるもので、時間の経過とともに気持ちが変化していくのかを表したものです。

心の変化は、

  1. ショック
  2. 否認
  3. 悲しみ怒り
  4. 適応
  5. 再起

の順番で起こっていることになります。
詳しく解説すると、

【ショック】

自分の常識以外のことが起きて受け入れられません。
障害者がいない常識の世界に心が戻ろうとするので不安や怒り、失望などの本能感覚がでて、思考停止状態になります。

【否認】

自分には育てるのは無理、障害者に対しての知識が無いという自己能力の否定に入ります。

子育てで健常者であれば、自分の過去の過程などから子育てマップのイメージがあるのでそれを当てはめていくのですが、障害者の子育ては頭の中に知識がありません。

脳に情報がないと、別のもので埋めようとします。
あなたがこれまで見てきたインターネット情報やメディアからの情報を正しいものとして当てはめます。

メディアの情報は不安を煽るものも多いため、恐怖の感情が優先して出ます。

【悲しみ怒り】

ある程度情報がはいると、再度自分の常識と比べ、周りに迷惑をかけてはいけないとか、子供をきちんと成長させてあげないといけない、と言う「~しなければならない」思考から罪悪感を感じます。

罪悪感はあなたの過去からの価値観のようなものなので、障害者の子供を育てる場合は、強く価値観が否定されると強い感情となって現れます。

【適応】

子供を育てる中で価値観が少し変化出来ると、子供を受け入れる方向に進んでいきます。

このあたりから子供が可愛いと思うことが出来ます。

言葉や表情が豊かになるためでもあります。早い人で数ヶ月で適応できる時もあります。

ダウン症の子は笑顔が本当に多いので適応がはやい親も多いです。

【再起】

始めのショックの感情をも超えて、新しい常識を手に入れた状態です。
ここでは、子供の課題と向き合い、上手く進めていくにはどうすればよいか自分で考えることが出来ます。

ダウン症の親はこの経過をたどる時間が早いと感じています。

なぜなら、他の障害者にくらべて障害を知るタイミングが早いからです。

上の図は、障害内容による認知過程時間の差です。

自閉症などの症状では、告知後からすこしづつ認知を始めるからです。

必然的に受容の期間も長くなります。

すると、心にかかる負担の時期が長くなるので対応がダウン症に比べて難しくなってきます。

 

可愛いと思う障害受容過程が来た時が未来を作るタイミング

あなたは、子供がかわいいと感じる時期はいつの頃だったでしょうか。

それはドローターの図でいう、【適応】の時期にあたります。

この適応の時期にいることを認識出来れば、あたなの未来をさらに良いものに変えていくチャンスになります。

つまり、過去のあなたの常識から抜け出した考えが少しは出来ているということなので、さらに子供と一緒にあなたらしい将来を自由に想像出来るタイミングなのです。

このタイミングを逃すと、周りの親や友人から障害者の当たり前の常識を取り入れることになります。

すると、本来障害者にはこうした方が良いのかな?と考えたあなたの本当の体験からくる方法が、否定されてしまいます。

なので、どんどん他人に同調し、ダウン症の子供を育てたこともない他人の人生を生きてしまうことになるのです。

ところが、

あなたがもし子供を可愛い感情がいつも出てきて、他の子供よりも可愛んじゃないかと思いが止まらなくなったら、そこがチャンスです。

あなた自身がやりたいことを想像してみてください。周りの家庭とは違う、理想の未来をイメージしてください。他人に邪魔されてもやりたい、凄く大きな目標をイメージしてください。

悲しみや怒りが終わり、可愛いと思えるその時が未来を考えるタイミングです。

悲しみが弱くなったと思った時です。

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傍観者マインドを捨てる

ドローターの適応状態にいても、未来が見えないとか、どういう風にイメージしたら良いか分からないと思うかもしれません。

それは、あなたが傍観者マインドを持っているからです。

社会心理学には傍観者効果というものがあります。これは、多くの人が気づいたからこそ、誰も行動に起こさない効果です。

あなたにも経験があるかもしれません。
駅で少し前を歩く人がハンカチや携帯を落とした時、誰かが拾ってくれるだろうと思って行動を躊躇したことありませんか?

それが傍観者効果です。

  • だれかがやってくれるだろう
  • 何かをして失敗したら非難されるだろう
  • 周りが何もしていないのだから、今の状況は大丈夫だろう

他人に頼って生きていたり、依存が強いとこのマインドに支配されます。

傍観者マインドが強いと、他人依存になります。

他人の意見を重視するので、自分の意見を押し殺して生活してしまいます。

それは他人の世界を生きるということです。

自分の価値観は誰にでも個性的にありますが、他人の世界を生きると価値観と違う行動を取った時に、それが罪悪感として様々な感情として現れます。

それがダウン症の子供との生活を生きづらくするのです。

あなたは、自分の世界を生きて、心苦しくならず自由に生きてください。

理想の未来は自分が見るものです、他人が見せてくれるものではありません。もし他の人から教えてもらった未来があるとしたらそれは偽物の未来です。

あなたは、もう傍観者マインドを捨てて、あなた自身の未来を手に入れてください。

まずは、自分ひとりで未来を強くイメージしてみてくださいね。

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