ダウン症の子は療育を受けるのが一般的です。そして療育にはきちんとした目標があります。
しかし、子供の成長が遅いとどうしてもやる気が出ない、モチベーションが下がってしまう、そんなときありますよね。
今回はやる気が起きないときに行う4つのチェック項目についてお話します。
この4つの項目を修正することで、またやる気を取り戻し、子供の成長に付きそうことができますよ。
そのやる気がないときのチェック項目とは、、
- やりたくないことを目標にしていないか?
- 目標が現状の内側になっていないか?
- 目標の臨場感がないのではないか?
- 目標に関係ないことをしていないか?
1 やりたくないことを目標にしている
目標はやりたいことである必要があります。子供がやりたいことでもいいし、親がやりたいことでもいいです。
本当はやりたくないことを目標にしていても、無意識がそこから逃げようとするので、モチベーションが上がらないのは当然です。
やりたくないことを目標にしてしまう大きな原因は、人の目を気にしているからです。人の目を気にして、人に気に入られたり、周りの人に褒められそうなことを目指しても、自分の本心とは別の方向に向かってしまいます。
やる気が出ないと感じたら、今の目標が自分が本心から望んだゴールなのかを見直してみましょう。
2 目標が現状の内側になっていないか?
目標が現状の内側にあると、脳が「特に新しいことをしなくてもこのままでいいや」と思ってしまいます。
脳をフルに活用させるためには、現状の自分を大きく変えないと達成できないような目標が必要です。
3 目標の臨場感がないのではないか?
目標に対して臨場感がないと、脳は目標の世界を現実のものだと思いません。「今まさに目標の世界にいるんだ」と思えてこそ、脳が違和感を感じて(認知的不協和と言います)目標を大急ぎで達成しようとするのです。
臨場感が足りない場合は、
- イメージを作りなおす
- 繰り返し何回もイメージする
- 目標の中間地点にある小目標を設定して、小目標に臨場感を持つ
などを試みてみてください。
4 目標に関係ないことをしていないか?
目標を設定しても、目標に関係のないことや、それをやっても目標を達成できないことをすればやる気は起きません。
たとえば、世界中の人を健康にしたいと思っているのに、肥満を量産するファストフード会社で働いていたら、やる気が出ない可能性が高いです。
自分が今していることと目標を照らし合わせて、「これは目標に関係があることなのか?」と自問自答してみましょう。もし関係がないと思ったら、今やっていることをやめて、他のことをスタートする必要があります。
モチベーションが上がらないときは、上記の4点をチェックしてみてくださいね。
私もいつも、この4点はきっちりチェックしています。
この4点を修正すれば、必ずやる気が出てくるので頑張ってくださいね!