ダウン症の子は、親に対して愛情があるのでしょうか?
それは当たり前ですが、親を心から愛しています。
なぜそんなことが分るのかというと、子供は両親が恋愛してきたことを詳しく知っているからです。
私は、ある子育て支援をされているベテランの女性の方と東京のほうで話す機会があり、不思議な体験を聞いたのです。その方は、
「子供は、生まれる前にどの両親を選ぶのか決めているのよ」
「私は子供からよく聞くの」
「生まれる前にね、あっちの人がいい!こっちの家族になりたい!といった記憶があることを」
「そういう記憶がある子に何人かあったわよ」
「今では50%の確率で信じているくらいよ」
と言われていました。
私はそれを聞いて、ああそういうこともあるんだなと不思議と話の内容を受け入れていました。
なぜそう直感的に思ったのかというと、物事には原理原則があるからです。
たとえば、占いです。
占いは、占星術や四柱推命、算命学などがあります。これらをオカルトだと思っている方もいますが、占いの原理原則は統計学です。いまでいうビックデータを利用したAIみたいなものです。
そして、当てずっぽうや霊的に占っているわけではなく、確率を駆使しています。そのため、その分野でもものすごく勉強されている方のほうが、言い当てる確率が高くなります。
簡単にいうと、たくさんの事例を集めて、パターンをしっているのですね。それをどのように説明するかは占い師の例え方次第。より身近な例にたとえられて共感を得られるのが売れる占い師でしょう、、汗
時代は、変わっているように見えて同じことをの繰り返しです。
たとえば、ファッションでも、昔はやっていた形が再ブレイクしたり、色もそうですよね。
季節が繰り返すのと同じように人の気持ちや行動も昔から繰り返しているのです。まるで宇宙の星が周回しているようにです。これも原理原則です。
そうすると、子供の生まれる前の記憶の原則とは何かと考えると、
一つはミラーニューロンかもしれません。ミラーニューロンとは日本語にすると脳のコピーのことです。子供は親の言動をコピーする生き物です。その脳自体は生まれたときに母親の脳をコピーしています。※ミラーニューロンについて詳しく知りたい方は別の記事に書いたので読んでみてくださいね。
そして、そのコピーもとの母親の脳には、両親の愛の記憶がもちろん存在するわけです。
そうだとすれば、子供の脳は、パパとママの愛の流れをしっています。もちろん潜在的に覚えているということです。
その感覚があるのでしょう。そのため親は自分を選んだし、自分もその両親を選んだと記憶しているのではないでしょうか。
そのベテランの女性の話を聞いて、ㇵっとそんなことを思ったのです。
子供は愛の結晶であり、逆にどんな子供でもそれを無意識のなかで知っている。そう考えるとたとえ子供がダウン症でも、親の愛の存在のより深い証であるし、子供はそういった存在だけで十分だとも考えることが出来るようになりました。
そして毎日、子供にその愛を色々な形で伝えることにしています。
そういった、親子の原理原則がダウン症の子を自立につなげる法則になるとも思うのです。