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ダウン症の子が成長する時に大変なこと

 

今回は、ダウン症の子が成長する時に大変なことは何かというお話します。

子供が成長するにつれて発育の悩みがどうしても切り離せませんが、本当に大変なことは親の成長です。

3歳、6歳、12歳と年齢を重ねるごとに環境が変わると、親もそれなりに変化していかなければ大変です。

なぜなら、3歳の時の悩みをその時に解決していないと、その先もずっと人生の負担になるからです。ダウン症の問題が出たら、それは解決したほうがいいよと、あなたの潜在意識が教えてくれているので、悩みを消していったほうがいいのです。

その積み重ねがダウン症の子と豊かな暮らしを実現するための方法です。

 

ダウン症の子供よりも親が成長する

ダウン症の問題とは、子供の成長だと考える人もいます。しかし、本当に変える必要があるのは親の方です。ダウン症に対しての価値観や育児・人間関係についての考え方を変えることです。

価値観や思考を変えることで、ダウン症の子を育てるという重圧から大きく開放されます。自分の好きなことが出来たり、ストレスがない形で自発的に行動出来るようになります。

しかし、この価値観や思考を変えることが、一番大変なのです。

誰でも自分が良いと信じている価値観があります。つまり居心地の良い場所や精神状態ですね。これをコーチングではコンフォートゾーンと読んでいます。

ダウン症の子の成長するにつれて環境はどんどん変わっているのに、親は慣れ親しんだコンフォートゾーンを必死に守ろうとします。

すると怒りや悲しみ、苦しみのような感情が出てきてしまうのです。なので、コンフォートゾーンを捨てて新しい、価値観を手に入れることが大切です。

 

現状をいくら良くしても意味がない

子供が成長していくにつれて大変だなと思う気持ちがあると思います。

現状を少しでも良くしようと行動する親は多いです。たとえば、療育センターや◯◯教室に通う方もいるでしょう。もちろんそれがすべてデメリットであるはずもありません。

しかし、いくら現状を良くしても、現在の状況が大きく変わるわけではありません。子供はいくらか変化があるかもしれませんが、親に対しては変化しないのです。

なので、まずは、親は今のコンフォートゾーンから出ることです。これまで常識だった価値観を疑ってみると良いのです。

そのために、こうなりたい、こんな素敵な人生にしたいとう目標を決めることです。目標が大きいほど、現状のままでは上手くいかないと分かるので、自分を変えようという気に初めてなれるのですね。

ダウン症の子と一緒でもいいので、目指す所を作る。ここから初めてみませんか?

 

まとめ

今回は、ダウン症の子が成長する時に大変なことは何かというお話をしました。

大切なことは、ダウン症の子供の成長ではなく、親側の成長です。子供は誰でも、ダウン症の子でも最低限の成長をしますが、親はほっておいたら昔の価値観をもったまま現状維持となります。

これでは、子供が大きくなるにつれて社会的に軋轢に対して対処できなかったり、自分を完全に殺してしまう人生になってしまいます。

なので、今持っているコンフォートゾーンを破壊して、ダウン症の親用の新しいコンフォートゾーンを手に入れてくださいね。

 

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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