ダウン症のことを知る マインドセット

ダウン症を子を正常にすることが正しいのか

ダウン症の子の障害がなくなれば、社会の輪にきちんと入れる資格が出来ると考えられているふしがあります。

 

正常が正しいという考え方。

 

ダウン症の子供はいまの状態では、そのまま組織やコミュニティーに受け入れてもらえないと思い、ダウン症の子の親の参加を疎外する原因になっています。

 

正常でなければ受け入れてくれないという壁は、もちろんみんなの心の奥底では持っているのかもしれませんが、一番は親自信が必要以上に感じていることです。

 

この子が正常に歩けるようにしないと、

ご飯をみんなと同じように食べれるようにしないと

迷惑をかけないようにしないと

 

このように結果がどうなるか分からないにもかかわらず、理由なく子供や自分の自分のせいにする思考は捨てるほうがよいです。

 

なぜなら、自分のものさしで勝手に世の中を測って、勝手に不安を増大させてしまっているからです。

 

今回は、ダウン症を子を正常にすることが正しいのかについてお話します。

 

障害の壁は自分が作っている

社会に受け入れてもらおうとする壁は誰が作り出しているのかといえば、ダウン症の親自信です。親の常識が世間とかけ離れてしまったから表面化している問題です。

 

障害の子を持った時から起きる受容までの過程で、たくさんまわりの子と比較してきました。その思いが少しずつ自分だけのものさしを作ってしまっています。

 

相手との調和を取ろうとするあまり、相手に遠慮したり、譲りすぎたりしていませんか?

 

そのように相手との関係を作って、これまで上手くいった体験があるかもしれません。

 

しかしダウン症の子を育てる中で、大きなハンデを背負っていると感じていると、その傾向はより強くなります。

 

障害者の子育ては不安が多いですよね、先を見通すのが難しいと感じるでしょう。

 

しかし多くの不安を回避しようと思うあまり、自分が考える障害者の壁という「ものさし」を極端に増大させてしまっています。

 

人の脳をみてみると、集団生活をしていくうえで危険を感じると、それを無意識に回避しようと不安を呼び出します。そして、不安を回避するために、恐れを感じさせたり、絶望を最大化させるのです。

 

そのため、本当はなんでもない出来事でも「どうしょう、、」と感じたりします。

 

多くの不安は、自分が作り出した大きな壁であり、思い込みであると気づくことが大切です。

 

自分のせい、子供のせいという罪悪感を捨てる

子供を正常にすることが絶対的に正しいと思い込んでいませんか?それは理由なく子供の障害を自分のせいにしてしまっています。

 

相手が「1」で自分が「9」悪いみたいな感じです。

 

そうではなく、いつでも、どんな時でも自分と相手は対等な関係です。5:5で変わりがありません。

 

それを子供の引け目を感じた時はいつも思い出すのです。集団生活はお互い持ちつ持たれつなのです。一方的になることはありません。

 

子供が迷惑をかけるとか、相手を怪我させるかもとか、そう感じてもそれは責任を「個人化」してしまっています。

 

つまり、ダウン症が良くない出来事だと自分で決めつけてしまっているのです。そして、それが「悪い親だ」といった変な罪の意識になってしまっているわけです。

 

ある人の行為の結果は、その人の責任です。障害者と一緒に遊んだり、学校のクラス同士で生活したり、近所付き合いするのはその人がどう考え、どのように行動を取るかにかかっています。

 

あなたは、自分に出来ることをして、考え行動しているのでそれ以上悩むことはなのです。

 

障害は悪いという罪悪感を捨ててください。

 

すると、無力感や不安感につながる思考から切り離されるのです。

 

ダウン症はそのままで良いと確信する

ダウン症は、個性でもなく病気でもなく「特徴」と考えるのはどうでしょうか。

 

現に、トリソミー系の遺伝でも、なにも不自由なく健常者として生活している人もいます。遺伝に生涯、気づかない場合もあります。

 

ダウン症特有の特徴があり、それは周りから避難されることではありません。

特徴を受け入れて、どう付き合っていくのか。正常にすると考えれば、今が悪いと思ってしまいます。

 

何を正常と考えるのか。まさにそこが問題です。

 

親が考えるものさしをもう一度、見つめてみて今がまさに正しい状態であり、このままで良いと確信することで、一歩先に進めることができます。

 

それはダウン症を持った家族の受容の過程の比較を辞める1つの方法でもあるのです。

 

子供を変えることをやめることで、

 

その先に、子供とやりたいこと、自分がやってみたいこと、地域に貢献出来ることなど、子供を生む前に考えていた理想や目標を思い出すかもしれません。

 

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