脳科学

子供を愛せないのは無意識の力が働いている

 

無意識の力が強いと子供を愛せない力が強くなります。それは努力だけではなかなか解決できません。

愛したいと思っても、続かなかったり、少し進歩してもまたすぐ元に戻ってしまう。あるいは継続ができないという悩みを多くの人が抱えています。

実は、いろんなことで努力してもなかなか報われないのは、無意識が関係しています。

無意識がどのように働いているかを理解することで、愛せない原因を解消できるようになります。

 

目標への努力を無効にする原因

コーチングのクライアントで、ゴールを設定したけれどあまり行動が起きないとか現実が変わっていかない、むしろ逆戻りしてもっと悪くなってしまったという悩みを抱えている人は結構いらっしゃいます。

せっかく努力しても、ダイエットのリバウンドのように元に戻ってしまいむしろ前より太ったということが、ダイエット以外の目標にもあるのです。

例えば、新しいことを勉強し始めたけど、3日でやめてしまったとか、体力をつけようと思って筋トレしたら風邪をひいてしまい、体力が落ちてしまったなどです。

子供のことを愛せないのもこれと同じことです。

なぜ愛する努力しているのにこんなことが起こるのでしょうか。

その原因は「無意識が変わってない」ことです。

 

無意識とは?

まず、無意識とは何でしょうか。

意識には、自分で気付いている範囲の顕在意識の部分と自分で気付いていない意識できない潜在意識という部分があります。

この潜在意識っていうのが要は無意識なのです。つまり、意識的には気づけない、潜在的な部分のことを無意識と言います。

例えば、文章を読むとき、知らないことや難しい表現が出てこない限りは、「この意味は何だろう」といちいち考えずに読めてしまいます。

しかし、小さな子供だったら、この記ことを読むにもいちいち考えながらでないと読めないでしょう。

このひらがなは何て読むんだったかな、というレベルなら、すごく苦労します。

すらすら読める人は、なぜ読めるのでしょうか?そう聞かれてもわからないですし、普段意識することはありません。

つまり、無意識のうちに処理されてしまっているのです。

普段何も考えなくてもやっていること、例えば歩くこと、呼吸なども無意識で行われています。

 

もし無意識が目標に抵抗したら

無意識は意識することができません。

ですからコントロールすることが難しいのです。そんな無意識が目標に対して抵抗したらどうなるでしょうか?すると、

・なぜかわからないけど元に戻っている
・気づけばリバウンドしていた
・努力しようとするとストレスになる
・愛したいのに愛せない

などの現象が起きてきます。コントロールができないので、意識でなんとかしようとしてもできません。

無意識が反対方向に向いていると、それらを達成していくことができないのです。

無意識がブロックをかけてしまっている状態です。よくメンタルブロックとか言われるんですが、要は無意識が抵抗しているということです。無意識が変化を拒んでいるんですね。

だからもし目標を達成したいなら、この無意識の方を変えていかないとゴールに到達できません。

 

無意識が努力を無意味にする仕組み

無意識は、意識が気づかないところでものすごく働いています。

意識で思い浮かぶ前に実は無意識が思い浮かべているのです。

科学的にも、思考とか感情が生まれる前の段階で、脳が動いていることがわかっています。

無意識が思い浮かべた後で意識が出てくる、思考や感情になって出てくるのです。

私たちは「この考えが浮かんだ」というのは意識で浮かんでると捉えがちなんですね。

しかし、実は無意識の方が先に動いてその後思考とか感情とかが生まれているのです。意識の方でなんとかしようとしても、実は無意識の方が先に動いてしまっているのでなかなか変えていくことができません。

そのため愛したいと思うのは、意識の力だけでなく無意識の力をしっかり使っていく必要があります。

 

無意識を変えて目標を達成する方法

では無意識を変えるためには、どうしたらいいでしょうか?変に聞こえるかもしれませんが、意識的に無意識を変えるようにします。コントロールが難しい無意識ですが、効果的な方法があります。

思考を変えて無意識を変える

実は思考を変えることで無意識を変化させることができます。ただし、なんとなくではなく紙に書いてしっかりやるのです。

例えば、目標に対してネガティブな考えが浮かんだときに、それを紙に書き出します。そして、その中で合理的でない考え方があったらそれを修正するのです。

自分の中で気づいていなかった歪んだ思考をあぶり出して、修正していくイメージになります。

 

自己催眠

催眠術は、脳の無意識レベルまで変えられる方法です。禁煙催眠の話をしましたが、催眠術で暗示を入れると、それが無意識で自動的に働き続けるようになります。

催眠療法を受けるのも一つの手段です。一人でやる場合には、自己催眠を使うといいでしょう。自己催眠は自分で催眠状態に入って、自分に暗示を入れる催眠術です。

催眠状態でなりたい自分になれる暗示を入れることで、本当にそうなります。もちろん、ちょっとやったらすぐ、というわけではありません。自己催眠はかなり気長にやった方がいいでしょう。

 

場の力

物理的な場や、情報的な場の力を使うことで無意識を変えることができます。例えば、日本人がアメリカで何年も住んでいたら、アメリカの感覚が身についてしまうでしょう。物理的にアメリカという土地にいることの力と、その中で様々な情報に触れることで、徐々に無意識まで変わってしまうのです。

もちろん情報的な、映像や本などでも無意識は変化します。ただより強い効果を得たいなら、物理的に移動することが有効です。というのも物理的な場所を変えると、意識的・無意識的に入ってくる情報の量が圧倒的に多くなるからです。

ストーリーの力

宗教の中には必ずと言っていいほどストーリーがあります。世界中の神話や、仏教の説話、キリスト教やユダヤ教の聖書などもストーリーです。ストーリーは記憶に残りやすく、人の心を変えてしまうような力があります。

ストーリーの力を利用するには、本を読んだり、映画を見たり、人から話を聞くなどの手段があります。特に、人から直接話を聞くことで受ける影響には大きなものがあります。

あなたの目標をすでに達成している人や、逆境を乗り越えた人などの話を聞けば、「自分にもできる」と自信がつくことでしょう。

 

まとめ

意識的に努力しても進歩しなかったり、逆戻りしたりして目標が近づいていかないのは、無意識の抵抗があるからです。

無意識は、自分で気づかない、コントロールができない部分のことです。

意識的に何かをやろうとしても、無意識は自動的に、気づかないうちにあなたを元の状態に引き戻してしまいます。

子供を愛するためには、逆向きに働いている無意識の方を変えてあげないといけません。

そのためには、自分が気付いていない歪んだ思考を客観的に検証したり、自己催眠で直接暗示を入れることで、無意識を望んだ方向に向けるという方法をお伝えしたので試してみてくださいね。

 

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初めまして。次男はダウン症(21t標準)です。ダウン症の子を育てるうえで私が本当に大切だと思ったこと、実践して日常生活に役にたったことを書いています。興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。

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